日本でもおなじみの有刺鉄線は、主に金属でできた頑丈な鉄線に、斜めに削いで尖らせた短い鉄線を組み合わせが茨のトゲのようなもので、人間や動物などが入ってこられないよう、立ち入り禁止区域や守るべき敷地内に設置されるものだ。 中には電気を鉄線に通す事によって生き物が触れると感電するものもある。 さてこの静的な兵器的役割を果たす有刺鉄線についての歴史を見ていくことにしよう。
ユネスコの世界遺産にも登録されているイラク北部の古代都市ハトラ。当局によると、最近、イスラム国の戦闘員たちに破壊されたという。(PHOTOGRAPH BY LYNN ABERCROMBIE) 「文明のゆりかご」とも呼ばれる文明発祥の地、中東のイラクやシリアで、過激派組織「イスラム国(IS=Islamic State)」の戦闘員たちが遺跡の略奪や破壊を繰り返している。 2月の終わり、イスラム国はイラク北部のモスル博物館に収蔵される数千年前の彫像を倒し、粉々にする映像を公開した。イラク政府は先日、数千年の歴史がある古代都市の遺跡をイスラム国の戦闘員に破壊されたと発表した。その中には古代アッシリアの3都市ほか、ユネスコ世界遺産に登録されている古代ローマの主要都市ハトラが含まれている。 一方、シリアは内戦によって荒廃し、20万近くの命が奪われ、何百万もの人々が家を失っている。イスラム国はシリア支配
Twitter上にはボットにより自動でツイートをポンポンつぶやく、人間のふりをしたTwitterボットアカウントが存在します。人間の手で運用されているわけではなく、ツイート内容もリツイートや他人のツイートのコピーばかり、というTwitterボットアカウントのつながりを可視化したグラフが公開されています。 This is what a graph of 8,000 fake Twitter accounts looks like ← Terence Eden's Blog https://shkspr.mobi/blog/2015/03/this-is-what-a-graph-of-8000-fake-twitter-accounts-looks-like/ イギリスの携帯電話会社「O2」にて上級プロダクトマネージャーを務めるテレンス・エデンさんは、見ず知らずのTwitterアカウントから
クルーグマン:確かにあそこまで悪くなるとは予測できなかった。世界は複雑なものだし、仕方ないところはある。ただ、金融危機以降、多くの経済施策が機能してきたのは事実だ。金融緩和がインフレを招くとか、金利が高騰するとか言われていたが、まったくそういうことはなく、見事に効果を発揮した。 私自身がやってきたことがある意味、「詐欺行為では」と問われると自信がないが、経済学者にとっての問題は、将来を予測できないことではなく、まったく通用しない理論をふりかざし、こだわり続けることだろう。 スティグリッツ:景気回復はそれほど力強いものとはいえない。金融緩和は確かに機能した部分はあるが、それだけで十分だったとはいえない。財政施策や景気刺激策があって、ようやく軌道に乗り始めた。そもそも金融危機以前に、経済は破綻しており、バブルで命をつないできた。そこにわれわれ経済学者も政府も気づくべきだった。 経済学はまだまだ
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中東・エルサレムの路上でパレスチナ人の男がユダヤ人をナイフで刺す事件があり、その場を通りかかったエルサレム市長がみずから男をタックルして取り押さえ、男は逮捕されました。 エルサレム中心部の市庁舎に近い路上で22日、パレスチナ人の18歳の男が通行人のユダヤ人の男性を突然ナイフで刺しました。 このとき偶然、現場を通りかかったエルサレム市のバルカト市長が、ボディーガードと共に犯人を取り押さえ、男はその後、警察に逮捕されました。 襲われた男性はけがをしましたが、命に別状はないということです。 監視カメラの映像には、男が信号待ちをしている男性を一回刺したあと、再び襲いかかるようなそぶりを見せ、白いシャツを着たバルカト市長がボディーガードと共に男の前に歩み寄ったあと、タックルして取り押さえる様子が捉えられています。 イスラエル軍でパラシュート部隊に所属した経験を持つ55歳のバルカト市長は、記者会見で「
「就活」は人生の一大イベントだ。意外にも今、就職指導に力を入れているのが「音大」でもある。武蔵野音楽大学の就職課に勤める著者が書いた『「音大卒」は武器になる』(大内孝夫/ヤマハミュージックメディア)は、音大生や音大講師の間で大きな話題になった。 一般企業と違い、プロのオーケストラには毎年リクルートがあるわけではない。メンバーが定年になるなどの理由で枠が1つ空き、オーディションが開かれ、全国から何百人ものフリーの音楽家たちが押し寄せる。音楽団体に所属するのは狭き門なのだ。 フリーの音楽家を続けるのも大変だ。定期的な仕事に加えて、突然「今週末空いてる?」と知人から回ってくる仕事もある。シフトが自由になるアルバイト選びも難しい。年をとればアルバイト先もなくなり生活に行き詰まる、と大内さんは危惧する。 二極化する若者たち 1月20日、文部科学・厚生労働両省が公表した今春卒業予定の大学生の就職内定率
人工知能ってどう怖いの? 人類を滅ぼすいくつかのパターン2015.01.15 20:0016,804 福田ミホ どのパターンもやだ。 今週、こちらの人工知能の未来に関するオープンレターにその道の専門家たちが次々と署名しています。このレターは簡単にいうと「人工知能は人間が望むことをすべき」と訴えていて、人工知能研究を人類の利益と一致する方向に進めるよう強く求めています。言い換えれば、急に人間に歯向かってくるような機械を作らないようにしようね、ということです。 ロボットの蜂起、なんて眉唾もの扱いする専門家もいるかもしれませんが、スティーヴン・ホーキング氏やイーロン・マスク氏のような多くの専門家が、人工知能の危険性について警鐘を鳴らしています。でも、人工知能が野放しになると具体的にどういうことが起こりうるんでしょうか? そのへんについて詳しく解説してくれた方々の説を以下にご紹介します。 機械に仕
シャルリー・エブド誌襲撃事件は、世界を震撼させている。欧米諸国を、というより、世界中のイスラーム教徒を、だ。 フランス版9-11事件ともいえるほどの衝撃を与えたこの事件に対して、イスラーム諸国は即刻、テロを糾弾し、フランスへの哀悼を示した。フランスと関係の深い北アフリカ諸国や、経済的なつながりの強い湾岸諸国はむろんのこと、ほとんどの中東の政府、要人が深々と弔意を示している。エジプトにあるスンナ派イスラームの最高学府たるアズハル学院も事件への非難声明を出したし、欧米諸国から「テロリスト」視されているレバノンの武装組織ヒズブッラーですら、惨殺されたフランスの漫画家との連帯を表明している。 意地悪な見方をすれば、この事件がイスラーム教徒の「踏絵」と化しているともいえる。ちょっとでも犯人側をかばうような発言をして、今後吹き荒れるのではと懸念される欧米での嫌イスラーム風潮に巻き込まれて、「テロリスト
単純な犯罪事件なので、自分は特に関心がなかったが、今さっき放送していたテレビ朝日「モーニングバード」で二つの発言に聞き逃せないものがあったので書いておく。 (1)が表題の通り。 被害にあった浮林寺の住職が「今後は韓国人の参拝客を一切断る」と語っていた。 追記 テロップ画像のキャプチャーがネット上にあった (2)はというと、それを取材したレポーターの感想コメントで、彼はこういった。(大意) 数年前、対馬で別の仏像盗難を取材した時は『コメントはちょっと…できません』という反応だった。観光などでつながりが深いですからね。コメントは断る雰囲気だった。だけど今マイクを向けると、二つ返事で感想がかえってくる。「(韓国人観光客は)来ないなら来ないでいいよ」という、感じなんです (1)について。 当事者ならざる立場から、杓子定規な原則論を語ると「犯罪者、犯罪は個別の案件であり、それを理由に特定の国籍者を観
『データの見えざる手』を読みました。 この本は、ウエアラブルセンサという人に装着するセンサを利用して、24時間人間の行動を記録したビッグデータから人間社会の新たな発見について書かれたものです。 今まで理系の本は、興味が湧かなかったので読んでこなかったのですが、この本は興味のない私でも楽しめました。経済や経営といった社会科学が科学的に明らかになっていき、今までの人間や社会の常識が覆されていくのが面白かったです。 今回は、この本を読んで驚いた、ビッグデータで明らかになった人間や社会の法則をいくつか紹介したいと思います。 Photo:big-data_conew1 By luckey_sun 人間の行動は決まっている 人が1日に行動できる回数は決まっていることが、ビッグデータによって明らかになりました。そのデータの要約は以下の通り。 人は、1日の中で約7万回の腕の動きをしており、人の行動の種類が
数年前。 知人が以前勤めていた会社の話。 社長室で経営者がひとり 「一体何が起こってるんだ…」 と頭を抱えていた。 頭痛の種は相次ぐ社員の退職。 1年間で7人。 社員規模が数十名の中小企業としては相当な痛手だ。 その中には仕事ぶりに脂の乗ってきた中堅社員や長年勤めてきたベテラン社員も含まれていた。 発端はさかのぼること2年前。 「無駄を削減する」 との名目で経営者から残業代カットが発表された。 勿論、直接的に 「残業代カット」 と言ったわけではない。 「仕事が出来て定時で退社するやつより、仕事が出来なくて残業してるやつのほうが給料多いのはフェアじゃないよな?」 と、経営者。 単純に残業代をカットすると法律的にも問題になるだろうから、残業をしてもしなくても最初から一定額の残業手当がつく制度を採用した。 法には触れないように注意して導入したらしい。 実際はそんなところに注意している場合ではなか
太田省一(社会学者。著書に『紅白歌合戦と日本人』〔筑摩書房〕、『社会は笑う・増補版』〔青弓社〕など) 「ツ」と「シ」 「俺が本物だムニダ」と怪しい片言の韓国語を交えて主張する中居正広。いや、自分が本物のチョナン・カンだと言う香取慎吾。だがどこから来たのかと問われると香取はフィリピン、中居はソ連と答える始末。間に挟まれた当のチョナン・カン、草彅剛は困惑している様子だ。そうこうしているうちに、香取慎吾がチョナン・カンの持ち歌『愛の唄 ~チョンマル サランヘヨ~』を奇妙なテンションで歌い踊り始め、中居正広と草彅剛もつられて踊り始める。 これは2003年のSMAPコンサートツアー「SMAP’03“MIJ Tour”」の一場面である。実はこの3人は、SMAP内で結成されたお笑いユニットだ。その名も「スマシプ」。「ツ」ではなく「シ」である。紛らわしく一瞬見間違えてしまいそうだが、それには狙いがある。
ヘイトスピーチへの処方箋という記事。ログインしないと読めない記事だが、登録すれば無料でも1日に数本見られる。 ヘイトスピーチという単語も耳慣れたものになってきたが、ようするに差別的なことを叫ぶデモ活動ということのようだ。それだけ聞くとひどい奴らがいるものだなあと思うのだが、こうした活動をする人たちは割と普通の人たちだというのは以前から言われていた。実際に学歴も仕事も収入も平均以上の人たちがそうした活動に参加してると聞いたときは、俺も意外に思ったものである。 記事中でもそうした現場の様子を伝えている。 学歴では大卒(在学中・中退を含む)が24人。京大卒や東工大卒のエンジニアもいました。雇用形態も、正規が30人に対して非正規は2人。普通の会社員に多く出会いました。職業をみるとホワイトカラーが22人、ブルーカラーは6人でした。 「移民が増えると摩擦も増え、排外的な運動が広がる」というのは欧州の定
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