10月28日の読売テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」に出演した立憲民主党の福山哲郎幹事長が「市民って誰ですか?」「議員の主戦場はデモではなく国会ですよ?」などと疑問を呈される場面がありました。 番組には福山幹事長と希望の党・玉木雄一郎衆議院議員が揃って生出演していましたが、番組の中で中央大学法科大学院の野村修也教授は「よく出てくる市民との間の民主主義の回復って言葉がありますが市民って誰ですか?」と質問。 福山幹事長は「国民一般ですね」と答えましたが野村教授は民主主義政党についてこのように指摘、再度疑問を呈します。 野村「本当の意味で民主主義っていう点でいけばね、国民がもし仮に、9条の中に自衛隊を明記して欲しいって声が多くなったら、それをやっぱり受け止める政党であるというのが、民主主義政党なんではないんですか?」 これに対して福山議員は「比例の結果を見てもその数が圧倒的に多いとは思わない」「
安倍首相、質疑時間の配分見直し指示=自民「魔の3回生」が拡大要望 自民党の石崎徹衆院議員ら当選3回有志が27日、国会内で森山裕国対委員長と会い、慣例でおおむね「与党2割、野党8割」としてきた質疑時間の配分を見直し、与党の持ち時間を拡大するよう要望した。これを受け、安倍晋三首相(党総裁)は萩生田光一幹事長代行に対し、配分見直しに取り組むよう指示した。 自民党が政権を奪還した2012年衆院選で初当選した議員の間では、不祥事や失言が相次ぎ、「魔の3回生」と呼ばれている。石崎氏らの申し入れには、こうした負のイメージを払拭(ふっしょく)し、国会で活躍の場を確保したいとの狙いがある 国会法には時間配分の規定はなく、与野党が協議して決めている。麻生政権時代は「与党4割、野党6割」だったが、旧民主党が与党時代に野党分を手厚くして「与党2割、野党8割」となり、第2次安倍政権以降も定着していた。 予算委員の石
衆院選で全国的注目を集めた瀬戸市や日進市などの愛知7区。週刊誌に既婚男性との交際疑惑を報道されて民進を離党し、無所属となった山尾志桜里さん(43)が劣勢の予想を覆し、自民前職の鈴木淳司さん(59)との一騎打ちを八百三十四票差で制した。背景には自分の親世代の高齢層をつなぎとめる地道な活動と政権批判票を取り込むしたたかな戦略があった。 「総理に立ち向かう議員として、引き続き役割を任せていただきたい」。山尾さんが街頭演説で好んで使った言葉だ。チラシや看板には「立ち向かう。」の文字が躍る。 無所属で比例復活のない背水の陣。陣営は山尾さんに批判的な人にも「これで政治生命を絶つのはもったいない」と思ってもらう作戦を取った。小規模な集会を重ね、有権者とじっくり話せる時間も取り、疑惑には「やましいことはない」と言い続けた。
衆院選を総括するモーリー・ロバートソン氏 希望の党の華々しい誕生、民進党との合流をめぐる大混乱、そこから突如生まれた立憲民進党...。そして大山鳴動した結果、残ったのは元通りの自公政権とバラバラになった野党。一体、今回の衆院選はなんだったのか? その答えを読み解くヒントになるのが、各メディアで注目度急上昇中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソン氏の新刊『挑発的ニッポン革命論 煽動の時代を生き抜け』(集英社)だ。 「日本では政治家もメディアも国民もガチンコの議論をしていない」と主張するモーリー氏が、今回の衆院選を総括する。 * * * ―衆院選が終わった後、各メディアがそれぞれの視点から「総括」をしています。これをどう見ていますか? モーリー もちろん総括は必要でしょう。ただ僕としては、ある意味で政治家以上に真剣に総括すべきは、まるで他人事のように衆院選を振り返っているメディア自身なの
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