【岩田 聡氏 追悼企画】岩田さんは最後の最後まで“問題解決”に取り組んだエンジニアだった。「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」特別編 編集部:TAITAI カメラマン:増田雄介 123→ 4Gamerが任天堂取締役社長(当時)岩田 聡氏と,カドカワ(当時はKADOKAWA・DWANGO)川上量生氏の対談を掲載したのは,ちょうど一年前の12月末のことだった。 任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 連載の最後を飾るにふさわしいラスボス的なゲーマーは,岩田氏以外ないというお願いを快諾していただき実現した対談では,岩田氏自身の経営哲学からプログラマー時代の豪腕ぶりがうかがえるエピソードまでが本人の言葉で語られ,大きな反響を呼んだ。 岩田 聡(いわた・さとる):1959年北海道生まれ。1982年に
<前編のあらすじと中編のお話> 夏の訪れを感じさせる某日、大のお寿司好きであり、ゲーム好きでもある、伊藤直也氏(以下「naoya」)が、本企画の最終回にゲストとして招待したのは、『株式会社ドワンゴ』の川上量生氏(以下「川上」)。普段から大のゲーム仲間でもあり、親交の深い二人の話は、過去の『ドワンゴ』を振り返る話から、アニメ業界とIT業界の話まで、多彩に展開されます。そして、話はいよいよ川上氏が考えるモノづくりの根幹の部分に迫っていくのであった―― ⇒【前編】の記事はこちら — naoya:エンジニアが自分の好きな言語を使うのにあれこれそれっぽい理由を捻り出すという話が出ましたけど、スクラムやDDDの導入に際しても、やっぱりそんな感じだったんですか? — 川上:うん。もちろんスクラムやDDDが言っていることは正しいんですよ。でも、それを前提に開発をすべきというみんなのこだわりはなんなのか、っ
Developers Summit2015 (略称デブサミ)は翔泳社が主催するエンジニアイベント。ビズジンでは、ビジネス層向けのセッションレポートをお届けする。初日(2月19日)の朝一のセッションではドワンゴの川上量生代表取締役会長。「このままでは、二流のWebエンジニアが大量に生まれる」と警鐘を鳴らした。 象徴CTOって何? IT業界のエンジニアイベントにはあまり呼ばれないという川上氏。数年前、とある有名なテクノロジーメディアのイベントに出て、「主催者、事務局、媒体そのものと来場者をdisり、講演自体は高評価だったのですが、その後呼んでもらえませんでした(笑)」と語り、のっけから超満員の聴衆に問いかける。 なんでエンジニアの人って、勉強会好きなんですかね。前から疑問に思ってたんですけど。こういうところに来るより、ネットで調べたりした方が良いんじゃない? 今日のデブサミはいろんな会社のCT
9月2日にリリースした最新作『es or s』でバンドとして初の海外レコーディングを行った凛として時雨、レコーディングが行われたのは、かのベルリンのハンザ・スタジオだという。 普段から当サイトを見ている方のなかには、即座にいくつかの名作を思い浮かべた方もいるかもしれない。デヴィッド・ボウイのベルリン3部作や、イギー・ポップの『イディオット』『ラスト・フォー・ライフ』、U2の『アクトン・ベイビー』……。洋楽ファンにはその名が知られた数々の名作がこのスタジオでレコーディングされている。 けれど、凛として時雨は、そうした洋楽への思いを過剰に抱えてきたバンドではない。むしろ自らのJ-POPからの影響を昇華しながら独自のサウンドを築き上げてきた。では、今なぜ海外レコーディングなのか、どんな意識で今の音楽シーンを見ているのか。当サイトが主催するジーザス&メリー・チェイン来日公演の追加公演にSPECIA
ウェブページのアーカイブを保存しておくために欠かせない「ウェブ魚拓」は2005年にリリースされた老舗サービスだ。ユーザーからの切実なニーズに応え、有料課金で長いあいだ継続的に収益をあげている稀有な事例である。 そんなウェブ魚拓を運営する会社の創業者である新沼大樹さんはどんな人物なのか。前回は開発秘話やネット炎上について聞いたが、今回は新沼さん本人の知られざる一面に迫った。 スタートアップ経営者として成功していながら、なぜかネット業界よりも、“筋トレ業界”で有名のようだ。(取材場所は宮城県内にある新沼さん宅) トランプを素手でやぶるのはトレーニングだった –すごい…。このトランプはどういうことなんでしょうか? トランプを破るのは“握力”における有名な技で、一時期流行ったんです。流行ったといっても、できるは人あまりいないかもしれませんが。 –新沼さんの場合はもう簡単に破けちゃうものなんですか。
エッチが怖くて男性と付き合えない 井戸隆明氏(以下、井戸):じゃあ次いきますよ。「30代半ばですが、エッチが怖くて男性と付き合えません。食事に行くこともあったのですが、その先が怖くて着信拒否してしまい……。気づけばどうしたらいいか結構真剣に悩んでいます」これはどうでしょう。 しみけん:なるほど。それは何に対しての恐怖心だろうね? 「無理やり襲われるかも」っていうことなのか……。 井戸:経験がないと、そうなんですかね。 大島薫(以下、大島):処女っていうことですかね? 井戸:「2人っきりっていうのも苦手で」って書いてありますね。 しみけん:それは、「セルフハンディキャッピング」じゃないけども。よく「私、人見知りなんです」って言う人がいるけど、これが「セルフハンディキャッピング」って言われてて。「私は人見知りだから、仲良くなれなくてもしょうがないよね」っていう言い訳を先にしてるんですよ。 ボウ
アイガーの頂上には、金を出しても立つことはできない -YOKe:E 江原堅志の習慣 後編- 公開日 : 2015.10.07 更新日 : 2024.06.04 美容師としての腕はもちろん一流。フィッシングの世界ではメーカーサポートが付くほどの実力者であり、登山では岩壁をよじ登るアルパイン・クライミングのスタイルで、マッターホルンやモンブラン、アイガーなどの名峰を踏破したYOKe:E 江原堅志さん。今回はそんな多才な美容人の習慣に迫りました。前・後編の2回に分けてご紹介します。 >前編はこちらから 生死に関わるギリギリの状態ではウソは通じない 高校時代の登山部の友人から誘われて、数年前からアルペン・クライミングにトライしています。雪と氷で覆われた冬山で、ロッククライミングするというジャンルなんですが、死の危険があるから訓練していない人は、挑戦できません。冬山で壁から登っている僕たちの姿を見て
YEN TOWN BANDは、なぜ20年ぶりに本格的に復活するのか? 『YEN TOWN BANDは、なぜ20年ぶりに本格的に復活するのか?』 Vol.1 小林武史インタビュー このバンドについて今話しておくべきこと 1990年代を彩った「架空のバンド」が、約20年の時を超えて、再び動き出す。しかもそれはノスタルジーのための復活ではなく、今の時代の潮流に対してオルタナティブな価値観とメッセージを伝えるための媒介として、新たな息吹と共に再始動する。そのことの持つ意味を掘り下げたのが、今回のインタビューだ。 9月12日、新潟で開催される『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015』にて、12年ぶりのライブを行い、10月13日からは、19年ぶりの新曲“アイノネ”が全国JFL5局のラジオにて独占オンエア開始となるYEN TOWN BAND。さらに10月からは全国5都市を巡るライブイベント『
【インタビュー】Salley、傷を持っているのにそれを乗り越えたり受け入れたりしながら輝いている『エメラルド』 1stアルバムが自己紹介だとすれば、セカンド・アルバムは何を見せればいいだろう? 変わらない姿か、まだ見せてない新しい顔か。Salleyが選んだのは、“変わったけど、変わらない”自分たちをそのまま見せることだった。15か月ぶりの2ndアルバム『エメラルド』は、サウンド・プロデュースに田中隼人を迎えた「流星ラヴァー」で幕を開け、ダンサブルなポップ・チューンからせつなすぎるバラードまで、変わらぬSalleyの個性の上に新たな衣装をまとったみずみずしい全12曲。上口浩平のメロディメイカーとしての大きな才能と、うららの歌の表現力の長足の進歩が生んだ、2015年夏シーズン屈指のポップ・アルバムだ。 ◆Salley~画像~ ■1作目の自分は照れがあったんだなって思う ■“こういうことを言うと
クラムボン / triology 【配信形態】 WAV / ALAC / FLAC(24bit/96kHz) 【配信価格】(各税込) 単曲 432円 / アルバム 3500円 【Track List】 01. Lightly! / 02. アジテーター / 03. the 大丈夫 / 04. Rough & Laugh / 05. agua / 06 noir / 07. Scene 3 / 08. はなさくいろは —bon bori ver.— / 09. バタフライ / 10. yet —triology ver.— / 11. Re-ある鼓動 / 12. Lightly… あれが過激だと言われてしまうと、これまで私が普通に話してきたことも全部過激になってしまう ――小野島大さんのインタヴューを拝見しました。これまでのクラムボンを覆すような内容で驚きましたし、世の中の人も随分びっくりし
Twitterでハッシュタグ「#naoya_sushi」が生まれてしまうほど、無類の寿司好きとして知られる伊藤直也氏(@naoya_ito)。そんな伊藤氏をホスト役とし、トップエンジニアをゲストに招いて、寿司をつまみつつホンネで語ってもらおうという、この企画。 第三回のゲストは、エンジニア界隈では知る人ぞ知る存在である「ミスター・アドテク」こと、明石信之氏。オンライン広告の新トレンドとして注目を集める「DSP(Demand-Side Platform)」の分野をリードする『株式会社フリークアウト』で執行役員として活躍しながら、古巣の『ヤフー株式会社』ではシニアフェロー/名誉黒帯を務める明石氏。長年、インターネット業界の最前線に身を置いてきた明石氏だからこそのマネジメント論と独自の視点を、たっぷりと披露していただきます。お楽しみに! — 伊藤直也(以下「naoya」):緊張してます! — 明
クラムボンのアルバムを聴いて失望させられたことなんてこれまで一度もないわけだが、それにしても5年ぶりのオリジナルアルバムとなる今作『triology』における一音一音の瑞々しさ、疾走感、爆発力には心底驚かされる。結成から20年を迎えてもなお、ミト、原田郁子、伊藤大助の三人はまるで「無」から「宇宙」を生み出すようなダイナミックな音楽的運動の中で楽曲を、歌を、生み出し続けている。今回のインタビューでは「どうしてクラムボンだけがそんなことを可能にしているのか?」ということに焦点を絞って、あえてサウンドのキーパーソンのミトではなく、原田郁子と伊藤大助の二人に話を訊いた。ここ数年来、各メンバーの課外活動はますます盛んになってきているが、それでも彼らは「一番過酷な現場」であるクラムボンで音を鳴らし続けることを自らに課している。そこには一体どんな動機があるのだろうか? この20年で、バンドをやったり、音
ミトは、ある種のランナーズ・ハイの状態にあるのかもしれない、と思った。こちらの質問に対して、そんなこともわからないのかと言わんばかりに呆れたような表情を見せながら、畳みかけるように饒舌に語り続ける。その話はある種の衝撃だった。 クラムボンが結成20周年を迎え、5年ぶりのアルバム『triology』をリリースする。9枚目のアルバム。彼らのバンドとしての個性もスタンスもすっかり確立されているはずなのに、しかし、このアルバムは、これまでの作品とはまったく違う意識で作られているようだ。何度も取材して気心が知れているはずのミトの変貌は、いつもと同じつもりで呑気にインタビューしにいった僕を戸惑わせるには十分だった。 彼と話していて思い出したのは、約20数年前、テクノにはまったころの自分。耳が変わり、意識が変わり、聴くものもすべてが変わって、それまで聞いていた旧来のロックみたいなものがすべて聞けなくなっ
本格始動から数か月。一夫多妻制のアイドルグループ「清 竜人25」は今、アイドルファン、音楽ファンを中心に大きなセンセーションを巻き起こしつつある。昨年9月に行われた初の主催イベント『清 竜人ハーレム♡フェスタ2014』では、フロアに集まったオーディエンスを沸かせる軽やかでハッピーなパフォーマンスを披露。11月にはデビューシングル『Will♡You♡Marry♡Me?』をリリースし、1人の夫と6人の妻によるにぎやかなウェディングパーティーが行われるMVも大きな話題を集めた。 清 竜人25のライブを見た人が声を揃えるのは、その圧倒的な楽しさと不思議な幸福感だ。「一夫多妻制」というコンセプトの斬新さよりも、音楽そのものが持つ唯一無二の魅力が浸透しつつある。そして、2月にリリースされる2ndシングル『A・B・Cじゃグッと来ない!!』はハイテンションかつカラフルなミュージカル調のポップチューン。ファ
Twitterでハッシュタグ「#naoya_sushi」が生まれてしまうほど、無類の寿司好きとして知られる伊藤直也氏(@naoya_ito)。そんな伊藤氏をホスト役とし、トップエンジニアをゲストに招いて、寿司をつまみつつホンネで語ってもらおうという、この企画。 第二回のゲストは、伊藤氏が師と仰ぐ『グリー株式会社』の取締役 執行役員常務 最高技術責任者(CTO)である藤本真樹氏(@masaki_fujimoto)。実は生魚が苦手という藤本氏を寿司屋に招くという暴挙に及んだ今回は、どんな興味深い話が繰り広げられるのでしょうか。乞うご期待! — 伊藤直也(以下「naoya」):まずは僕と藤本さんの関係性から読者に知らせようと思うんですが。藤本さんとは、僕がはじめて『グリー』のオフィスに遊びに行ったときが初対面でしたけど、当時すでにPHP界隈でよく使われてたEthna(PHPのWebアプリケーショ
任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 編集部:TAITAI カメラマン:佐々木秀二 12345→ 連載第20回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。最終回となる今回の“ラスボス”的ゲストは,日本――いや,おそらくは世界最強の“ゲーマー経営者”である任天堂の岩田 聡氏です。 コンピューターオタクだった学生時代を経てゲーム開発者になり,現在は,任天堂の取締役社長を務める岩田氏。昨今は,「Nintendo Direct」や「社長が訊く」でもお馴染みの岩田氏は,実際にはどんな人物で,どんなことを考えているのでしょうか? 読者にもおなじみの,任天堂社長としての岩田氏だけではなく,プログラマーとして,ゲーマーとして,あるいは一人の人間として――さまざまな角度
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く