トップ | 著作権等 | 免責事項 | 個人情報保護方針 | 編集後記 〒100-8940 東京都千代田区霞が関3-1-1 Tel (代表) 03-3581-4111(AM 9:00-PM 6:30) >> 案内図 Copyright(C) 財務省
国が子育て世帯に対してどれだけ優遇しているか(あるいは子どもを生まない世帯にどれだけペナルティを課しているか)は、保育施設など子育て支援施設や育児休業などへの公的支援を除くと、家族・児童向けの公共支出と子育て世帯への税制面の優遇度の2つで決まる。国際比較について、家族・児童向けの公的支出(少子化対策支出)については、図録5120で見たので、ここでは、子育て世帯への税負担の優遇度を見ることとする。 結論から述べると、日本における税金面からの子育て世帯優遇度は、世界の中でもかなり低いレベルであり、家族・児童向けの公的支出の低さ(絶対水準、及び高齢化対策公的支出との相対水準の両方)と相俟って、日本の少子化の根本要因となっていると考えられる。要するに、国は、子育て世帯の大変さに対して、ほとんど報いる姿勢がないという結果となっており、この状態を放置しておいて、いくら保育所を整備しても、また家族の大切
税負担の累進度を測る指標は複数ありうる。日本では免税点の高さ(免税となっている勤労者の多さ)や高額所得者の累進負担について議論されることが多いが、ここでは中堅の労働者に焦点を当て、OECDの調査から、単身労働者(子どもなし)の給与水準の差が所得税の税負担率にどのような影響を及ぼしているかをみた図を作成した。 日本は、平均の1.67倍の給与水準の単身労働者の税負担率と0.67倍の単身労働者との差は3.9%ポイントであり、36カ国中、31位と非常に差が小さいことで目立っている。 これは、特段に低所得でも高所得でもない中堅の労働者においては税負担率がフラットになるように設計されているからだと思われる。長期継続雇用(終身雇用制)の中で、企業で長く勤め上げれば所得が上昇し、それだけ手取りも多くなることを期待させて、勤労意欲を維持させようとする考えが働いているのであろう。 長期継続雇用(終身雇用制)が
■[世相その他]こういうのが「改革」? NATROMの日記〜なぜ「たらい回し」が起きるのか? 救急隊と病院の連絡不備は些細な問題であり、「空床状況がネットでリアルタイムに分かるシステム」などでは問題は解決しない。対策とってますとアピールできる役人と、仕事がもらえる業者には利益があるので、金ピカのITオンラインシステムはどこぞで導入されるであろう。そして僻地の医師不足対策としてあちこちでなされている「医師バンク」と同じ経過をたどる。 「受け皿」の病院に空床がたくさんあるのならまだしも、結構いっぱいいっぱい。さらに、政府はそうした病院のベッド数を削減する方針なので、今後、事態が改善する見込みがないどころか、悪化する一方であろう。この辺のことは、■誰が高齢者を診るのかでも論じた。なぜ政府がベッド数を削減しようとしているかというと、医療費削減のため。やっぱり、根本はコストの問題にぶちあたる。「たら
救急患者の受け入れ不能、いわゆる「たらい回し」が起きる原因は多岐にわたっている。訴訟問題や患者のモラルの問題もそうだし、根本的には十分なコストをかけていないことによる。救急隊と病院の連絡不備は些細な問題であり、「空床状況がネットでリアルタイムに分かるシステム」などでは問題は解決しない。対策とってますとアピールできる役人と、仕事がもらえる業者には利益があるので、金ピカのITオンラインシステムはどこぞで導入されるであろう。そして僻地の医師不足対策としてあちこちでなされている「医師バンク」と同じ経過をたどる。 さて、それはともかく、受け入れ不能の一因として今回取り上げるのはベッド不足である。物理的なベッドのことではなく、入院に関する受け入れ能力を指す。ベッドが全部埋まっている状態を満床と言うが、満床であれば入院を要する救急患者は受け入れられない。厳密に言えば、とりあえず外来で応急処置をして入院が
ネットの論客としてMed_Law様は有名です。当ブログにもしばしばコメントを頂いていますが、切り口の鋭さは時に読むだけで怪我しそうになるほどです。そのMed_Law様に特別の許可を頂いた情報からです。特別と言っても「極秘情報」みたいな裏ネタではなくMed_Law様の体験談です。 体験談は「たらい回し」報道への電凸です。いつの報道かはわかりませんが、発言されたのは、『ご近所の底力』の堀尾正明アナウンサーだそうです。私はあんまりテレビを見ないのでわかりませんが、どこかのニュースだと思います。あのMed_Law様からの電凸ですから、かなり迫力があったんじゃないかと勝手に想像しています。 それでもってNHKからの回答の要旨は、 たらい回しは、医療システムに対する非難である。救急病院の指定を受けながら受け入れないことで被害者を出していることに対する非難である。システムの責任については、病院が責任を負
ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由 2008年2月25日 社会ワークスタイル コメント: トラックバック (6) (これまでの 藤井敏彦の「CSRの本質」はこちら) 前回、マクドナルドの裁判を足がかりにして、管理職の範囲の問題や忙しさなどについて浅知恵を巡らしてみました。それにしてもですね、なんで日本人はこんなに疲れているのでしょうね。ワタシの勤め先はかつて通常残業省などと揶揄されたりしたところですが、今もあんまり状況は変わっていないです。 しかし、ブラッセルに赴任して欧州委員会の官僚を相手に仕事するようになった時、いや驚いたのなんのって。彼らの優雅なこと!昼は2時間かけてランチ。6時にはオフィスは無人状態。夏は一ヶ月間バカンス。おまけに給料ははるかに多い。ワタシ心に誓いました。来世も役人やるとしたらヨーロッパ人に生まれて欧州委員会に勤めようって。 ということで、当然のこととして何が彼我の
先日、実家に帰った時、友人の妹のニート暦4年目の、19歳の女の子に会ってきたお話です。 彼女は中学3年生からいわゆる世間一般で言う引きこもりになっていた。 ただ、彼女はニートと言っても、実は稼いでいる。 セカンドライフという媒体を使って、月に13万ほどの収益を出し、家に5万入れると言う生活をしているのです。 兄貴である友人は、彼女のPCライフを見ている時に、『ホームページを作る人のネタ帳』がお気に入りに入っている事に気が付き、私がネタ帳の管理人であると言うと、会ってお話がしたいと言い出したそうです。 私としてはそんな女の子が私のファンだと聞けば、それは会いに行かねばなるまいと思い、先日実家に帰った時に会いに行ってきました。セカンドライフのお話も聞きたかったですし。 本が大好きな子 部屋は本だらけ。 Amazonで色々買っているようで、とてもニートとは思えない感じの子でした。 セカンドライフ
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