タグ

ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (7)

  • 名寄せって難しいのよね - novtan別館

    同姓同名同生年月日くらいだったら「便宜上」同一人物として扱っているシステムは結構多いと思うよ。 事故の経緯に関し、銀行側の説明をまとめると、次のようになります。 寝屋川支店では、死者の親族からの要請を受けて、死者の銀行口座を閉じた。この際、三井住友銀行の全国の顧客の口座一覧の中で、死者と同姓同名、同じ生年月日の人物を、住所を確認せずに閉じた。 http://21432839.at.webry.info/201601/article_4.html その人がどの支店に属する人かが重要であった時代ならともかく、今銀行にとってリテールのお客さんの住所は富裕層ならともかくそうじゃなければそれほど大きな意味合いを持っていないことも多いでしょう。 銀行についてはペイオフの絡みでずい分昔に名寄せのシステムは整えたんですが、実際のところ、システム的な名寄せを全て信じて何かをすることは難しいので名寄せされた人

    名寄せって難しいのよね - novtan別館
  • 某社に見るシステム開発における社内政治の無駄さ加減について - novtan別館

    業績は部署についてまわる 複数の部署が同じ目的の巨大システムに携わる 評価の基は減点法である 業績をプラスにするよりマイナスにしないことが優先される 隣の島の人は同僚ではなく調整相手 文書のない調整結果は意味を持たない 1分で済む会話より3往復かかるメールを選択する やったという証拠を残すためだけのレビューを実施する 指摘事項なしは疑われるのでフォントサイズにいちゃもんを付ける 監査はそれを見て満足する 予定と違う報告は許されないので報告の数字は捏造される できないから遅延するよりも中身が空でも枠だけで出来たことにするのが政治的に正しい どんなに正しくても政治的に間違っていると判断されたことは闇に葬られる 言ったもの負けで誰も言わないので全員が負ける(実は言ったら勝てることが多いが賭けを許容しない 常識で考えればこうするでしょということを決めるのに年収1000万超の人の判子が100個必要

    某社に見るシステム開発における社内政治の無駄さ加減について - novtan別館
    bhikkhu
    bhikkhu 2015/05/20
    ビジネス含めたあらゆる人間活動は不完全な人間本性に基づく限定的な合理性によって駆動される、みたいな。
  • 銀行SEの現在 - novtan別館

    もう2007年といえば5年前のことになってしまう。時のたつのは早いものです。 当時の増田のエントリが何故か今頃盛り上がっていて、その結果それに言及した僕のエントリも盛り上がっているようなのですが、5年前の状況というのはさすがに古かろう、ということでちょっとアップデートしてみたいと思います。 参考: IT業界で無事にいたいなら銀行に関わるな 銀行SE…かわいそうです… - novtan別館 ここ最近の銀行システムの大きなトピックというのは三菱統合UFJ銀行のDAY2(システム完全統合)と、みずほ銀行の3.11後の大障害とそれに伴う銀行の統合・システム刷新でしょう。 特に後者は銀行システムの停止が社会に与える影響が如何に大きいものかということを体現してくれました。 なんどかリークもされているからここだけの話をすると、みずほ銀行はいわゆる第三次オンラインをちゃんとやらなかった建て増しシステムであ

    銀行SEの現在 - novtan別館
  • よかろう、ではIBMの実情について語ろう - novtan別館

    といっても観測範囲は決して広くありませんのでこれがすべてではありません。所詮若干付き合いがある先に過ぎません。 日IBM周辺でトラブルが続出している。IBMの下請けとしてサブシステムの開発に携わっていたソフトウェア企業が4億円近い負債を抱え、2008年10月中にも破産手続きに入る。同社は、IBMから追加費用の支払いが行われていなかったと主張して訴訟準備に入っていたという。ほかにも、スルガ銀行やソフト開発会社など、IBMを相手取った訴訟も続発しているのだ。 はてなブックマーク - 日IBMで何が起きているのか 訴訟続発に下請けとのトラブル(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース まずこの記事についていっておくと、別々なカテゴリの事案をまとめすぎw この中堅企業は開発の規模が膨らんだ時点で、追加支払いの約束をIBMがしたにもかかわらずこの約束が果たされなかったとして、IBMを相手

    よかろう、ではIBMの実情について語ろう - novtan別館
  • はてブのタイトルを旧字に変えまくる奴が居る - novtan別館

    製作者の意図を無視した所業といえよう。自己満足に留まるならよいのだけど、見難いこと甚だしい。 個人的には、古い漢字(場合によっては正字、でもそうでもないことがある)自体は好きだし、字そのものに対しては特に恨みは無いけれど、一定の解像度が確保される印刷物ならともかく、必ずしもそうではないウェブ上で、画数の多い漢字がやたらと使われているページは読みづらい。 まあ、自分のブログでやる分には構わないんだけど、人のエントリのタイトルまで変えて良しとするのは、自分のブログで他人が引用などで漢字を書き換えることに敏感な人のやることではないと思う。

    はてブのタイトルを旧字に変えまくる奴が居る - novtan別館
    bhikkhu
    bhikkhu 2007/09/06
    正字正仮名オタ?どうでもいいけど俺まだ私の国語教室読んでない。
  • コミュニケーションの目的 - novtan別館

    先のエントリ、人心掌握術 - novtan別館で何を書きたかったかというと、コミュニケーションをスキルと見做す人たちは、一体何を求めているんだろうかってこと。コミュニケーションのスキルと言っても目的に応じていろいろと使い分けなければならないものだから、これこそがスキル的な単純化というのは非常に危険な発想ですよね。人心掌握術ってのはコミュニケーションというよりは人間操縦のスキルだし、相手の勘違いを上手く利用するものだから、それに相手が気付いてしまったときには目も当てられない結果になるわけです。 じゃあコミュニケーションのスキルってのは何かって問われると、やっぱり色々ありすぎて答えに窮する。そもそもそこでコミュニケーションって言っているのは一体どこまでのことなんだろう。 前にコミュニケーション能力の変遷 - novtan別館として書いたものは、表面的にやりとりする部分は場数だよ、ということに過

    コミュニケーションの目的 - novtan別館
  • 耳の痛い議論 - novtan別館

    酒とアザラシと怠惰な日々。 - 「ニセ科学に立ち向かう」を聴講した。 のコメント欄でのやりとり。藤原という人が異を唱えていて、きくちさんまで登場して激論。否定する根拠がないからニセ科学ではないとおっしゃる藤原さん。それに対して悪魔の証明だという否定派。これね、結構頭の痛い問題なのです。 通常心理学では客観的に証明できるずばりそのものな結果はでません。人間というものの個体差のいちばん大きい部分を見るわけですから、究極的には「全部異なる」にならざるを得ない。それだと研究する意味がないから、ある程度共通項で括りだせるところを見つけていく学問で、統計に依拠しています。この点を突いて「心理学は自然科学ではない」とおっしゃる方もいますし、それは見方によっては真実であるためそこを主張されると困ってしまうことも多いのです。もちろん、研究している人は、統計学的な正しさを以って学問として成立させようと努力して

    耳の痛い議論 - novtan別館
    bhikkhu
    bhikkhu 2006/12/03
    自然科学の人が"無いとは言えない"とかいう主張にまともに取り合うと証明のコストが莫大になってめんどいので、そういうのは科学哲学の人がやれば良いと思う。
  • 1