豊前国小倉藩と筑後国久留米藩を結んでいた秋月(あきづき)街道。秋月街道沿いの宿場町のひとつとして「猪膝宿(いのひざのしゅく)」があります。宿場町には、高い確率で庚申塔がまつられています。そのため庚申塔をさがしに猪膝宿へと足をはこびました。 猪膝宿跡である猪国の集落南西端に、白鳥神社が鎮座します。この白鳥神社境内に庚申塔がまつられていました。 街道沿いに鎮座する白鳥神社 白鳥神社境内に祀られている庚申塔は4基あり、以下の場所に祀られていました。 ①33.5868294,130.790395 ②33.5873451,130.7902679 ③33.587324,130.790275 ④33.587298,130.790271 ①の庚申塔は下の写真のようにかなりごつごつとした自然石に「猿田彦大神」とだけ刻まれたものです。建立年は確認できませんでした。 ②③④の庚申塔は、三基横一列に並べられていま