ガンダム安彦良和氏ら強行採決に異議「どう止めるかが日本人の課題」 安彦良和氏 Photo By スポニチ 人気アニメ「機動戦士ガンダム」の作画監督を務め、漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を描いた安彦良和氏(67)が、安保関連法案の強行採決に異議を唱えた。「止められないと思えるものを、どう止めるかが日本人にとって大きな課題」と指摘した。ばく大な建設費が問題となっている新国立競技場も絡めて「国立も、安保も止められず、戦争も止められない…ではいけない。法案が通ってしまった後のことも考えなくてはいけない」と語気を強めた。 1979年放送の「ガンダム」は、人類が宇宙に移住した未来が舞台。リアルなSF設定と、少年たちが戦争に巻き込まれていく心理描写の巧みさから大ヒットした。採決の過程について「多数決が議会のルールとはいえ、納得できない」と主張。与党が圧倒的多数を占める状況には「国民に