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  • 「ヤベェ本」2万RTで異例の重版、「有職装束大全」が絵師のハートをつかんだ理由

    学術専門書籍の「有職装束大全」が好調な売れ行きを見せている。Twitterをきっかけに異例のスピードで重版が決まった書。著者と出版社に何が起こったのか聞いた。 「ヤベェを買ったぞ……」 たった一つのツイートをきっかけに、創業100年を超える老舗出版社でちょっとした騒動が起きた。 この「ヤベェ」とは、平凡社が出版する学術書「有職装束大全」のことだ。日に伝わる有職装束研究の第一人者である八條忠基さんが執筆した全320ページの大作で、2018年6月の発売以来、装束研究者を中心に高い評価を得ている。初刷は3000部で在庫はじわじわ減っていき、19年9月時点では数百部が残る程度だったという。 9月21日に冒頭のツイートが投稿されると、その状況が一変した。 同書を購入したrobin(@robiiiiiimmm)さんが「ヤベェを買ったぞ…」と有職装束大全の魅力をTwitterで紹介。この投稿は

    「ヤベェ本」2万RTで異例の重版、「有職装束大全」が絵師のハートをつかんだ理由
  • 「日本経済が成長しないのは、中小企業が多いから」は本当か

    昨日、日のシビアな現実を思い知らされるようなニュースがあった。出生数が90万人割れすることが確実となっていて、これは推計よりも早いペースだというのだ。 いろいろ文句はあるだろうが、この十数年、日が官民をあげて少子化対策に取り組んできたのはまぎれもない事実だ。行政も企業も、働くママを応援だ、子育て支援だなどという施策を行っており、十数年前に比べれば格段に充実をしている。 しかし、それをやり続けた結果がこれだ。多くの税金を投入して、マスコミがどんなに「夫も育児参加せよ」「子どもはかわいいぞ」とあおっても、出生数急減にブレーキをかけられない。焼け石に水的な「対症療法」に過ぎなかったというわけだ。 これまでのやり方だけを続けていても事態は悪化する一方だということは、環境整備だけではなく、若い人たちの所得をガツンと上げて、出産や育児へのハードルを下げていくしかない。要するに、先進国の中でダントツ

    「日本経済が成長しないのは、中小企業が多いから」は本当か
  • 「粒子加速器」を自作した猛者現る 「リビングの片隅で組み立てた」──工学素人の“理論屋”が一から試行錯誤

    電子や陽子などの荷電粒子を加速する「加速器」という名前を聞くと、日なら高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)やSPring-8(兵庫県佐用郡)、海外なら欧州原子核研究機構(CERN)といった研究所・研究施設の大型実験機器を想像するかもしれない。 そんな加速器を卓上サイズで再現した作品が、「Maker Faire Tokyo 2019」(東京ビッグサイト、8月3~4日)で展示されていた。 何がどう動いている? この卓上サイズの加速器は「サイクロトロン」と呼ばれる種類の、陽子やイオンを渦巻状に加速する装置だ。どのように動作しているのか、展示のアシスタントをしていた理化学研究所の竹谷篤さんに聞いた。 「中央の空間は真空になっています。この空間に、水素ガスを注入します。空間の中央にはフィラメントがあります。フィラメントに電流を流して暖めると、近くの水素ガスが電離して、電子と陽子に分

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  • LINEに画像を送ると、AIが3秒で文字起こし 「企業や役所の働き方変える」 長崎のベンチャーが開発

    紙の書類をスマートフォンのカメラで撮影し、「LINE」で画像を送ると、約3秒でテキスト化して返信する――。こんなAIアプリを、長崎県西海市のベンチャー企業「西海クリエイティブカンパニー」が7月3日からLINE上で公開している。ユーザーがOCR(光学文字認識)ソフトなどを用意しなくても、書類や帳票を簡単にデータ化できる点が特徴だ。 記者が試しに名刺を撮影して公式アカウントに送ったところ、すぐに氏名や企業名、所属部署、オフィスの住所、電話番号、メールアドレスなどを正確にテキスト化して返信してくれた。 このアプリの名前は「文字起こし ばりぐっどくん」。LINE上で友だち申請すると、誰でも利用できる。同社の業はデザインやWebメディアの運営だが、西海市内の企業・役所から紙文書のスキャンやデータ入力作業を減らし、地域全体の業務効率を高める狙いで開発したという。 だが、リリースすると他の地域からも利

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  • 近畿大、全教員が「Slack」利用へ “お堅い”やりとりなくす

    近畿大学は7月9日、Slack Japanが提供する法人向けコラボレーションツール「Slack」を全教員向けに導入する計画を発表した。まずは建築学部(33人)、薬学部・薬学総合研究所(62人)の教員が利用を始め、他学部にも順次展開する。卒業式や入学式などを準備・運営する際の打ち合わせで活用するという。 近畿大の教員はこれまで、電話の他、メールや教職員向けポータルサイトの伝言機能を連絡手段として使っていた。だが、返事が遅れる場合が多かった他、「○○様~」と書き始めるなど「堅いやりとりが多かった」(同大総務部、以下同)という。 Slackの導入によってこうした課題を解消し、コミュニケーションを円滑にする狙い。同大のキャンパスは大阪東大阪市、奈良県奈良市、和歌山県紀の川市などに点在しているため、拠点や学部をまたいだ連絡をスムーズにする目的もある。

    近畿大、全教員が「Slack」利用へ “お堅い”やりとりなくす
    bigrice
    bigrice 2019/07/10
  • 録音した音声を文字起こしするiOS無料アプリ「Qyur2(キュルキュル)」 - ITmedia Mobile

    Qyur2は、2017年10月に提供を開始し、その後はアルクが提供する「キクタン」シリーズ「TOEFL」「TOEIC」講座など計30種類のコンテンツが利用できる英語英会話用、中国語、韓国語アプリとしても活用できるようにアップデートしてきた。 Qyur2のユニークな仕掛けも特徴的で、昭和のカセットレコーダーのようなUI(ユーザーインタフェース)に、キュルキュルと音を立てながらデータを巻き戻せる。 この他にも、英会話用コンテンツ「完全改訂版 起きてから寝るまで英語表現700」「究極の英会話(上)中学1~2年レベル英文法100パーセント攻略」において、音声に合わせてテキストを表示する機能も追加した。 対応OSのバージョンはiOS 10.0以降を搭載したiPhoneiPad、iPod touchで、対応言語は日語、英語中国語(簡体、繁体)。ダウンロードは無料だが、英語英会話用、中国語、韓

    録音した音声を文字起こしするiOS無料アプリ「Qyur2(キュルキュル)」 - ITmedia Mobile
  • 「海外は量子アニーリングに見切り」──ハードもソフトも開発する量子ベンチャー「MDR」に聞いた「量子コンピュータの今」

    東京大学の最寄り駅の一つ、丸ノ内線「郷三丁目」駅を降りてすぐの雑居ビルの一室に、世界有数の競争力を持つ量子コンピュータのベンチャー企業がある。 会社名はMDR。東京大学出身の湊雄一郎さんが2008年に設立した。湊さんは元々建築事務所で建築デザインを手掛けており、MDRも設立当初はデザインを仕事としていた。しかし、あるきっかけで13年ごろに金融工学のビジネスへと舵を切る。 金融工学の効率的な計算を模索する中で量子コンピュータに注目した。15年にカナダの量子コンピュータベンチャー「D-Wave」を訪問した後、D-Wave製量子コンピュータの計算を再現するシミュレーターを個人で作成。以来、量子コンピュータ分野で総務省のイノベーター支援プログラム「異能vation」最終選考通過、内閣府「革新的研究開発推進プログラム」(ImPACT)の山喜久プログラムマネジャー率いる「量子人工脳」(※)プロジェ

    「海外は量子アニーリングに見切り」──ハードもソフトも開発する量子ベンチャー「MDR」に聞いた「量子コンピュータの今」
  • 「セキュリティの基礎は無料で学べる」 ワンクリックで”リテラシー”高める無料教本

    セキュリティの基礎は無料で学べる」 ワンクリックで”リテラシー”高める無料教ITりてらしぃのすゝめ(1/3 ページ) ほとんどの人にとっては、ITセキュリティは難しいもので、勉強するのは面倒に感じるかもしれません。将来的に素晴らしい技術が登場して、私たちが何も気にしなくてもAIや機械がサイバー空間を守ってくれるようになる未来は必ずやってくると信じているものの、現状は私たち自身がサイバーセキュリティについて学んでいく必要があります。 いきなりセキュリティの達人になることはできなくても、「あ、これ聞いたことがあるな」と気付けるだけで、多くの脅威から身を守ることができます。 ならば、その「聞いたことがある」という状況にまでステップアップしてしまいましょう。これまでなら屋に行って何か教を買ってくるか、ネット上で調べるのが定番でした。いまやその第一歩が、無料の電子書籍で済んでしまうのですか

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    bigrice
    bigrice 2019/05/27
  • 「令和」の墨書、内閣府WebサイトでPDF公開中

    5月1日の新元号発表の記者会見で、菅義偉官房長官が掲げた「令和」の墨書のPDFデータが、内閣府のWebサイト内の「元号について」で公開されている(PDFへの直リンク)。178KBのデータで、ダウンロードして閲覧できる。 墨書のPDFデータの内閣府職員以外による使用は、(1)内閣府から依頼を受けた場合、(2)内閣府の広報活動に貢献する目的で、大臣官房総務課長が使用を認めた場合――以外は認めておらず、使用したい場合は、大臣官房総務課に相談するよう求めている。 墨書は内閣府で保存しており、今後、国立公文書館に移管・公開する予定。管官房長官は15日の記者会見で、「移管前にレプリカを作成し、公文書館に展示することも検討していると述べた。 関連記事 いらすとやに「令和」のイラスト 「仕事早すぎ」と話題 フリー素材サイト「いらすとや」に新元号「令和」に関するイラストが追加された。 新元号「令和」に 令和

    「令和」の墨書、内閣府WebサイトでPDF公開中
  • 新語「ほぼほぼ」や誤用「なし崩し」、世代でどう違う? 文化庁の国語世論調査

    平成29年(2018年)度の調査結果では、送り仮名の付け方など漢字の使い方について、学校で教わる表記の仕方と、官公庁などが示す文書や法令の表記の仕方が、異なる場合があるということを知っていたかとの質問に関して「知らなかった:66.9%」という結果だったと紹介されている。 公用文では「正に」と表記し、その表記が良いと思っている人は「26.6%」で、「まさに」と表記した方が良いと思っている人は「67%」だった。 横書きで文章を書くとき、句読点はどれを使うか、よく使っていると思う組み合わせの質問では、「。」(マル)と「、」(テン)が81.3%で最も高く、以下、「。」(マル)と「,」(カンマ/コンマ)が9.5%「.」(ピリオド)と「、」(テン)が2.7%、「.」(ピリオド)と「,」(カンマ/コンマ)が2.3%だった。 なお、報告書をはじめとする文化庁のサイトでは「。」(マル)と「,」(カンマ)が使

    新語「ほぼほぼ」や誤用「なし崩し」、世代でどう違う? 文化庁の国語世論調査
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    bigrice 2019/05/10
  • エンジニア以外も「AIの仕組み」を学ぶべき理由 機械学習とディープラーニングの違いは?

    エンジニア以外も「AIの仕組み」を学ぶべき理由 機械学習とディープラーニングの違いは?:よくわかる人工知能の基礎知識(1/4 ページ) 連載で解説してきたように、AI人工知能)といってもそれが何を意味するのか、またAIをどのように実現するかの答えは1つではない。とはいえ、昨今の「このサービスは人工知能を活用しています」という説明は、機械学習もしくはディープラーニングのことを指していると考えていいだろう。 ビジネスでのAI活用を考える上で、これらの用語の基的な意味や、何ができるかを把握しておくことは重要だ。これは開発に関わるエンジニアだけでなく、経営者や現場担当者にも当てはまる。そこで今回は、いまのAIブームをけん引する2つのキーワードについてあらためて解説してみたい。 連載:よくわかる人工知能の基礎知識 いまや毎日のようにAI人工知能)の話題が飛び交っている。しかし、どれほどの人が

    エンジニア以外も「AIの仕組み」を学ぶべき理由 機械学習とディープラーニングの違いは?
  • 音声を自動でテキスト化→解析 無料ツール、ユーザーローカルが公開 - ITmedia NEWS

    ユーザーローカルは、テキストを解析できる無料のWebツールに、音声を自動でテキスト化する機能を追加した「音声認識テキストマイニング」を公開した。会議音声をテキスト化し、マイニングによって要点をあぶり出したり、コールセンターの音声を記録し、顧客の要望の傾向を調べる――といった使い方が可能だ。 サイトにアクセスしてマイク入力をONにした上で、音声を入力し、「音声認識を開始」をクリック。話し終わったら「テキストマイニングする」ボタンを押すだけで、テキストマイニングの結果を確認できる。ユーザー登録した場合は、音声認識した全文の表示や、辞書カスタマイズが可能だ。 テキストマイニングでは、文章中に出現する単語から特徴的なものを図示する「ワードクラウド」、単語の出現頻度や出現パターンが似たものを線で結んだ「共起キーワード」図、出現傾向が似た単語を近くに配置した「2次元マップ」、名詞に係る形容詞や動詞、名

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  • ディープラーニング初心者向けの日本語学習サイト、PFNが無償公開

    Preferred Networksは4月10日、自社で開発するオープンソースの深層学習フレームワーク「Chainer」に関する日語の学習サイト「ディープラーニング入門:Chainer チュートリアル」を無償公開した。機械学習を勉強するために必要な数学や統計学、プログラミング言語Pythonなどを基礎から学べるという。 機械学習やディープラーニング(深層学習)の仕組みや使い方を理解したい大学生や社会人向けのオンライン教材を公開。大学の授業、企業の研修、商用セミナーなどで誰でも無料で使用できる。 サイト内では機械学習やディープラーニングの基礎的な理論を始め、Pythonの使い方や、NumPy、scikit-learn、Pandasなどのライブラリを用いた実装の他、微分、線形代数、確率・統計なども学べる。 Chainer チュートリアルでは、ブラウザ上でPythonのコードを実行できるGoo

    ディープラーニング初心者向けの日本語学習サイト、PFNが無償公開
  • 「令和」万葉集から由来をさらにさかのぼると?

    4月1日に政府が発表した新元号「令和」は、日最古の和歌集である「万葉集」の出典だという。しかし、中国の古典に詳しい一部ネットユーザーからは、中国の詩文集「文選」(もんぜん)までさらにさかのぼれるのではないかという声が上がっている。 万葉集巻五「梅花歌三十二首」には、詩歌の背景や趣旨を説明する「題詞」の中に「于時初春令月 氣淑風和」(時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ)という語句があり、「令和」はこれを出典としたとしている。 しかし、これと似た漢文が、万葉集(780年頃成立)以前の中国の詩文集「文選」(530年頃成立)にある。 文選巻十五に収められた、後漢の文学者であり科学者の張衡(ちょうこう)が詠んだ「帰田賦」には、「於是仲春令月 時和氣清」(これにおいて、仲春の令月、時は和し気は清む)とある。 「ブリタニカ国際大百科事典小項目事典」や「大辞林 第三版」によれば、「日に早くから伝わり

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    bigrice
    bigrice 2019/04/01
  • 四角が丸に、魚が蝶に──“不可能立体”研究10年、杉原教授が導き出した「錯視の方程式」

    杉原教授は3月に明治大を定年退職するに当たり、12日に最終講座を行った。10年間の錯視研究で、「タネ明かしをしても脳は錯覚を修正できないこと」と「両目で見ても錯覚は起こる場合があること」に衝撃を受け、その上で1つの疑問が浮かんだと話す。 「非直角を直角に見せる」新たな立体トリックを考案 ペンローズの四角形に見える立体を作ったのは、杉原教授が初めてではない。従来も、実際にはつながっていない四角柱をつながっているように見せかける「不連続のトリック」や、四角柱を曲げてつながった立体を作る「曲面のトリック」といった立体化があったが、杉原教授は「直角に見えるところに直角以外の角度を使う」という方法を取った。 非直角のアプローチでは、四角柱は曲がらず、不連続にもならない。

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    bigrice 2019/03/14
  • 経産省「プレミアム“キャッシュレス”フライデー」を発表 キャッシュレス決済の拡大目指す

    経済産業省とキャッシュレス推進協議会が、キャッシュレス決済の認知や利用の拡大に取り組むと発表。まずは3月29日に「プレミアム“キャッシュレスフライデー”」を実施する。 経済産業省とキャッシュレス推進協議会は3月13日、キャッシュレス決済の認知や利用を拡大するための施策を始めると発表した。決済サービス事業者に、ポイント付与やキャッシュバックなどの取り組みを一斉に実施してもらい、消費者の利用を促す他、小売店舗への導入拡大にもつなげる狙い。第1弾を3月29日に「プレミアム“キャッシュレス”フライデー」として実施する。 プレミアム“キャッシュレス”フライデーには、交通系電子マネーを提供するJR東日や九州旅客鉄道、クレジットカード事業を行う三井住友カードやビューカード、コード決済サービスを提供するPayPay、LINE Payなど数十社が参加予定。 経済産業省消費・流通政策課の永井岳彦課長は「プレ

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  • 法学者ら84人「ダウンロード違法化」に緊急声明 「海賊版対策に必要な範囲に限定せよ」

    私的利用目的でのダウンロードが違法となる対象範囲を見直し、規制対象を音楽や動画のみの現状から漫画など著作物全般に拡大することを検討している文化審議会著作権分科会の報告書に対し、法学者や弁護士を中心とした84人と1団体が連名で、「さらに慎重な議論を重ねることが必要」とする緊急声明を2月19日に発表した。 呼びかけ人は、明治大学の高倉成男教授(知的財産法政策研究所長)、金子敏哉准教授(法学部)、東京大学の中山信弘名誉教授(明治大学研究・知財戦略機構顧問)の3人。 東京大学、京都大学、大阪大学、一橋大学、慶応大学、早稲田大学などの法学部教授や、インターネット上の著作権ルールを提案するクリエイティブ・コモンズ・ジャパン、同報告書に対し懸念を表明している一般財団法人情報法制研究所の江口清貴理事、高木浩光理事、玉井克哉研究主幹(東京大学・信州大学)、山一郎上席研究員などの他、海賊版サイトブロッキング

    法学者ら84人「ダウンロード違法化」に緊急声明 「海賊版対策に必要な範囲に限定せよ」
  • “Made in the USA”の円筒「Mac Pro」の遅れは「米国でネジを大量生産できなかったから」──New York Times報道

    Appleが2013年のWWDCで発表した円筒形の「Mac Pro」の発売が遅れたのは、“Made in the USA”を謳ったものの、専用ネジの米国内での製造が難しかったためだと、米New York Timesが1月28日(現地時間)に報じた。 AppleはこのMac Proを2013年12月に発売したが、発売直後に出荷は2014年2月以降になった。New York Timeによると、Mac Pro専用のネジを製造するAppleと契約した米国の業者が、1日当たり1000個しかネジを生産できなかったという。Apple中国から米国にMac Proの生産を移すために、数カ月かけて業者を探したにもかかわらずだ。その後、より大量の生産が可能な業者と契約したが、この工場の経営者はAppleの需要に対応するため、自家用車で何度もネジを運んだという。 New York Timesは、Appleが最

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    bigrice 2019/01/29
  • 「Tカード情報、令状なく提供」報道が波紋 「Ponta」「dポイント」の対応状況は?

    ポイントカード「Tカード」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、会員情報などを裁判所の令状なしに捜査当局に提供している――そんな報道が波紋を呼んでいます。ネット上では「他の大手ポイントサービスでは、どのような対応をしているのか」という声も出ています。各社の対応状況を聞きました。 CCCは1月21日、令状がなくても「捜査関係事項照会書」があれば、捜査に協力する場合があるとのコメントを出しました。捜査関係事項照会書は、捜査当局が刑事訴訟法197条という法令に基づき、任意で情報提供を求めるというもの。「法令に基づく場合」は、人の同意なく個人データを第三者に提供できる(個人情報保護法第23条)ため、捜査当局の照会には「一般に回答をすべきであると考えられます」との見解を示しているWebサイトもあります(参考:京都府)。 ただ、こうした個人情報の取り扱いについて、一部報道では「T

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    bigrice 2019/01/22
  • カエルの合唱に“一斉に休む”法則 IoTに応用、通信安定に期待

    ニホンアマガエルの合唱の法則性を、IoT機器のネットワークに活用すれば、近くの端末同士のパケット衝突を回避でき、ネットワーク全体の接続性向上やエネルギーの省力化が期待できるという。 ニホンアマガエルの合唱は、個々では鳴くタイミングをずらし、全体では一斉に休む時間がある――筑波大学、大阪大学が1月9日、そんな研究結果を発表した。カエルの合唱の法則性を、IoT機器のネットワークに活用すれば、近くの端末同士のパケット衝突を回避でき、ネットワーク全体の接続性向上やエネルギーの省力化が期待できるという。 研究チームは、オスのカエル3匹を50センチ間隔で並べ、録音した鳴き声を解析。短時間でみると「オス同士は鳴くタイミングをずらしている」という先行研究の結果に加え、長時間でみると「鳴いている区間(時間帯)をそろえる」という性質を確認した。 同チームは、個々のカエルは鳴くたびにエネルギーを失い、疲労度が増

    カエルの合唱に“一斉に休む”法則 IoTに応用、通信安定に期待