Vimを習得するには、とにかく練習すること Linuxにおけるデフォルトエディタといってもよい状況になっているVim。Vimを使いこなすには時間が必要だが、いったん身につけてしまえば強力なツールになってくる。前回は、基本となる3つのモードの存在について、どのように操作することでモードの間を行ったり来たりすることができるかを説明した。 Vimをマスターするには、とにかく練習するに限る。ある程度の操作を覚えてしまえば高速に操作できるようになる。最初に練習しておきたいのは、ノーマルモードでのカーソルの移動だ。カーソルを自分の意図する場所に一発で移動できるようになると、Vimの操作速度はかなり高速になる。カーソルの移動は意外と時間を食っているからだ。 例えば、マウスも使うタイプのエディタでは、カーソルを目的とする場所に移動させるためにマウスで移動先をクリックすることがある。これは、エディタの操作中