「孫の世代にこの国を残すために」とお金にならない地方自治の学習会を続けている。孫の琴羽ちゃんを抱いて(撮影/本人提供) この記事の写真をすべて見る 「会いたい人に会いに行く」は、その名の通り、AERA編集部員が「会いたい人に会いに行く」企画。今週は「地方自治改革が日本を救う」と訴えている元地方議員に、還暦記者が話を聞きました。 【写真】この記事の写真をもっと見る * * * 実は、佐野辰夫さん(60)から原稿の売り込みを受けたことがある。文章は粗かったけれど、そうなんだ、知らなかったと、何度もうなる内容だった。とはいえ、著者は知名度のない元地方議員。売れるかどうかと検討をした結果、申し訳ないけれどと、佐野さんに原稿をお返しした。でも、その後も気になっていた。 政治家としては、挫折した人だ。政治を変えたいという思いで東京の就職先を辞めて地元の佐賀に帰った。地盤も看板もカバンもなく、とりあ
![身内からもヤジ、選挙のたびに膨らむ借金…… 「地方政治はおかしい」研究続ける元佐賀県議 | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/71aed42355def223b8ec96b1f164f7000c451b03/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F7%2F1200xm%2Fimg_f76cf090dc50e72285443fedc0430203663205.jpg)