現代の日本で「明朝体」と呼ばれ、中国で「宋体」と呼ばれるこの字様・書体の印刷文字は、日本で、いつごろから、どのようにして、「明朝」と呼ばれるようになったのでしょうか。――という疑問について、ここ数年、幕末から元禄に向かって次のように遡ってきていました。これは同時に、「一字印」「植字」などという呼び方が「活字」という呼び方へと切り替わっていく過程を探る道にもつながる話となっています。 「幕末に池田草庵と松崎慊堂が「明朝」と呼んだ刊本字様」(2022年1月) 「近代和文活字書体史・活字史から19世紀印刷文字史・グローバル活字史へ」(2023年12月『デザイン学研究特集号』30巻2号 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssds/30/2/30_30_2_8/_article/-char/ja/) 「安積澹泊・貝原益軒周辺に見える刊本字様「明朝流」という語

