台湾有事を巡る高市早苗首相の発言を機に日中関係が悪化するなかで争われている衆院選。各党が掲げる外交・安全保障政策で違いが浮き彫りになるなか、中国政治が専門の江藤名保子・学習院大教授は「日本人自身が日本の『自画像』を固めることが重要」と説く。【聞き手・西尾英之】 中国の戦略は「戦わずして勝つ」 中国が軍事力を強化し、日本周辺での軍事行動を拡大している。日本は、北朝鮮とロシアからの脅威も含め三正面への対応を迫られる厳しい地政学的立場にある。安全保障面での歴史的なターニングポイントを迎え、また、国際情勢の構造そのものが変化するなか、変化に対応する新たな外交戦略の、党派を超えた構築が必要だ。 トランプ政権下、米国の外交、安全保障上の重点は明確に変化した。第一はトランプ大統領が「ドンロー主義」と呼ぶ、本土防衛と西半球における米国の勢力拡大。その次にあるのが、インド太平洋地域における中国との、米国に有
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