AI/機械学習、ディープラーニングを学び始めると、どこかで数式を読むことになる。それも偏微分や線形代数など大学レベルの数学である。この壁にぶつかって、数式を理解できないままスルーしたり、学ぶこと自体を諦めてしまったりする人も少なくないのではないだろうか? 本書は、主にAI/機械学習の教材などに書かれている数式でつまずいたことがある初学者に向けた、「AIに最低限必要な数学を基礎の基礎からしっかりと、しかも効率的に学ぶ」ための電子書籍の第2部である。具体的には連載『AI・機械学習の数学入門 ― 中学・高校数学のキホンから学べる』を構成する、 という全4部の中の「第2部 偏微分」を電子書籍(PDF)化したものである。ちなみに偏微分は本連載でも一番人気のパートとなっている。 微分や偏微分は、AI(人工知能)やデータサイエンスにおける機械学習の理論を理解する上では避けて通れない必修の数学項目だ。機械
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