印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前編の「クラウドは本当に“売れる”のか」では、中堅中小企業がSaaSを「目の前にあるシステムのコストを削減する手段」として期待を抱く一方で、いくつかの障壁によって実際の取り組みがなかなか進まないという現状について述べた。 だが、中堅中小企業がコスト削減を実現でき、販社やSIerにとっても商材となるSaaSの適用対象もあるはずだ。今回はその可能性について探っていくことにする。 忘れてしまいやすい運用管理系システムの存在 冒頭に述べた「目の前にあるシステム」とは、基幹系業務システムと情報共有システムのことだ。これら2つは、ユーザー企業が日頃から最も触れる機会の多いシステムであるため、SaaS活用の対象として真っ先に想起される。だが、そもそも
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