熊野の山中の家にまた来ている。今年はもうこれで5回目。 4回目までの来訪で、家の改修の7割くらいが終わってとりあえず住めるようになったので普通に生活している。 周りには全く家がないので、夜に外に出ると完全に暗い。月がすごく明るい。月の明かりでこんなにくっきりと影ができるものだったんだなと思う。 こちらにいると人や物や音や光が少ないせいか、精神的に落ち着く感じがする。都会にいるときみたいに昼夜逆転せずに、夜も12時か1時くらいには寝て、朝も8時〜9時くらいに自然に目が覚める。夜、暗くてあまりすることもないから早く寝る気になるんだと思う。家の明かりは吊るした電球だけで家の中は薄暗いし。 近所に人はあんまりいないけど猿とか鹿はよく見る。猿が家の屋根の上をドタドタ走っていくと結構びびる。猿は害獣なので、殺して両耳としっぽを切り取って役所に持って行くと1匹あたり3万円もらえるらしい。銃がないとなかな