堀内浩二『リストのチカラ [仕事と人生のレベルを劇的に上げる技術]』(ゴマブックス刊) 集めて、束ねて、固める。山の中から枝を拾い集めて、束ねて、ぎゅっと圧縮して、数本のたいまつを作る。そんな様子をイメージしてください。 頭の中から知恵を拾い集めて、束ねて、ぎゅっと圧縮してリストを作る。暗く広大な脳内にうずもれている知恵や経験を、あるいは見えない行く手を、照らし出すたいまつを作る。それが「リスト化」という作業なのです。(p.150) 本書のことは、Biz.IDの連載「リストのチカラ」でご存じの方もいるかもしれない。前半では、「リストとは何か」の定義づけを皮切りに、古今東西の名著や著名人によるリストを紹介しながら、リストという概念をビジネスの視点で再定義する。後半では、リストを作るための具体的な方法が解説されている。読んだその日から、というより読んだそばから仕事を見直すためのヒントが得られる
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