大阪・豊中市の国有地の売却問題で、学校法人「森友学園」が、大阪府の私学審議会に籠池泰典理事長の事実と異なる経歴を報告していた疑いがあることが、大阪府などへの取材でわかりました。大阪府が事実関係の確認を進めています。 これに関連して、森友学園が私学審議会に籠池理事長の事実と異なる経歴を報告していた疑いがあることが、大阪府などへの取材でわかりました。 平成26年12月に開かれた私学審議会の資料には、籠池理事長が昭和51年3月に関西大学法学部を卒業し、昭和51年4月に自治省に入省したあと、奈良県に出向と記載されていますが、奈良県や関係者によりますと、正しくは昭和52年3月に関西大学商学部を卒業し、昭和52年4月に奈良県の職員に採用されたということです。 審議会の資料は、森友学園からの報告を基に作られたということで、大阪府が事実関係の確認を進めています。