ソフトバンクモバイルは29日、2011年冬春モデルの発表会で、携帯電話の電波の改善状況について説明した。同社孫正義社長は、「Wi-Fi」「基地局」「フェムトセル」を組み合わせ、つながりやすさを追求していく考えだ。 孫正義社長 3つの取り組みでつながりやすさの改善を図っていく いち早く10万スポットを達成した無線LAN スマートフォンの普及で通信量が急増し、増大するトラフィックに携帯各社は苦しんでいる。各社が取り組んでいるのが、喫茶店やホテルなどのスポットに公衆無線LANスポットを設置し、携帯通信ではなく無線LANにトラフィックを逃がすというオフロードだ。 ソフトバンクは公衆無線LANスポットの設置では先行している。発表会で孫社長は、スポット数が10万スポットを突破したことを明らかにした。KDDIはau Wi-Fi SPOTで、今年度中の10万スポットを目指しているが、それに先んじた形だ。孫