◆独協医大で見つかった新型耐性菌の特徴は? ◇健康でも感染拡大の恐れ なるほドリ ほとんどの抗生物質が効かない耐性菌が問題になっているね。どうして効かないの? 記者 細菌を殺すためにさまざまな抗菌薬が作られ、医療機関で使用されてきました。しかし、細菌は生き残るため、薬が効かないような性質を身につけ進化していきます。細菌が、ある薬剤への耐性を身につけると、人間もその性質に効く抗菌薬を作ります。すると細菌はその薬に対する耐性をさらに身につけるという、イタチごっこが続いているのです。 Q 帝京大病院で死者が出た多剤耐性菌アシネトバクター・バウマニと、国内で初めて感染が確認されたNDM1遺伝子を持つ耐性菌はどう違うの? A アシネトバクター・バウマニは主に水や土壌の中などに存在します。健康な人は感染しても発症しませんが、体力や免疫力の落ちた患者が感染すると肺炎や敗血症で死亡することがあるため、医療
米アクアバウンティ・テクノロジーズ(AquaBounty Technologies)が公開した、同年齢のタイセイヨウサケ。手前が天然のもので、後方が遺伝子組み換え操作をしたもの(2010年9月5日撮影)。(c)AFP/AQUABOUNTY TECHNOLOGIES, INC./BARRETT & MACKAY 【9月6日 AFP】米国で、遺伝子組み換え技術を用いて通常の2倍のスピードで成長するよう改良したサケが、一般市民の食卓に上る可能性が出てきた。 このサケは、マサチューセッツ(Massachusetts)州のアクアバウンティ・テクノロジーズ(AquaBounty Technologies)が開発したもので、タイセイヨウサケ(アトランティック・サーモン)に成長の早いキングサーモンの成長ホルモン遺伝子を組み込んでいる。「アクアドバンテージ(AquAdvantage)」と名付けられた。 米食
レール高温でJRダイヤに乱れ、2000人に影響 鹿児島県内在来線の一部区間 温度計が基準値超え「安全確保のため」徐行運転
糖尿病の発症に関連する、日本人を含む東アジアの人に特有の遺伝子変異を、東京大学の門脇孝教授(代謝内科)らのチームが発見した。科学誌ネイチャージェネティクスに6日、発表した。 国内の糖尿病患者は、食事の高カロリー化などで激増し、予備群も含めると2200万人を超える。 研究チームは、日本人の糖尿病患者1万1000人と健康な8500人を対象に、46万か所の遺伝子のわずかな違いを比較した。その結果、「UBE2E2」「C2CD4A/B」と呼ばれる2種類の遺伝子の変異が、糖尿病の発症に強く関連していた。これらは、東アジアの人たちでも関連が確認できた。 このうちUBE2E2は、欧州の人たちでは糖尿病との関連がみられなかった。この遺伝子はインスリンの分泌に関与している。日本人では、分泌が少なくなるように変異したUBE2E2を一つ持っていると糖尿病の危険性が1・2倍に、二つ持っていると1・4倍に高くなった。
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