5月3日、中国政府幹部が統計結果の不正提供で利益を得ていたとの疑いが浮上するなか、主要コモディティの生産に関する複数の指数発表が途絶えており、同国の指標の透明性に関する疑問が広がっている。写真は北京で昨年10月撮影(2016年 ロイター/Kim Kyung Hoon) 中国政府幹部が統計結果の不正提供で利益を得ていたとの疑いが浮上する中、国家統計局(NBS)による主要コモディティ生産に関する複数の指数発表が途絶えており、同国の指標の透明性に関する疑問が広がっている。 中国共産党の汚職監視機関である中央規律検査委員会(CCDI)は前週、数百人の国家統計局職員が公式データを私利のために利用していると非難。313人を起訴する方向で取り調べているとした。 これらの指標は原油や金属に関するもので、第1・四半期の統計はまだ発表されていない。石炭や鉄鉱、電気に関する地方のデータも、年初から公表されていな
![中国国家統計局、データ不正の疑いで統計発表を中止](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f1a58bd5f38a97e0db738d2fc2829bcce0b10e03/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fstories%2Fassets_c%2F2016%2F05%2Freters20160504111554-thumb-800x594-91356.jpg)