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ブックマーク / www.aist.go.jp (82)

  • 産総研:より高い超伝導臨界温度を実現する物質設計に新指針

    発表・掲載日:2015/12/01 より高い超伝導臨界温度を実現する物質設計に新指針 -超省エネルギー社会を可能にする室温超伝導を目指して- 要旨 理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター強相関量子伝導研究チームの山文子客員研究員、強相関物性研究グループの寺倉千恵子技師、十倉好紀グループディレクターと、産業技術総合研究所(産総研)電子光技術研究部門の竹下直主任研究員の共同研究グループは、高温超伝導銅酸化物の高圧力下電気抵抗測定の結果から、より高い超伝導臨界温度を実現する物質設計に新たな指針を示しました。 超高速で走るリニアモーターカーや病院での検査に用いるMRI(磁気共鳴画像)装置は、“超伝導”と呼ばれる現象を応用しています。超伝導状態になると電気抵抗がゼロになり、原理的には送電中の熱ロスが全くなくなります。また、従来と同じ太さの電線に大量の電流を流せるという利点もあります。そのため

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    blackshadow 2015/12/10
    ディープフリーザーレベルの温度が実現出来たら色々とすごいことになるだろうな。
  • 産総研:電圧書込み方式不揮発性メモリーの安定動作の実証と書込みエラー率評価

    不揮発性メモリーMRAMの新しい書込み方式「電圧書込み」の安定動作を実証 実用上重要な書込みエラー率の評価法を開発、実用化に必要なエラー率実現に道筋 電圧書込み型の不揮発性メモリーによる情報機器の超低消費電力化の可能性 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)スピントロニクス研究センター【研究センター長 湯浅 新治】電圧スピントロニクスチーム 塩田 陽一 研究員は、電圧を用いた磁気メモリー書込みの安定動作を実証し、実用化に必要な書込みエラー率を実現する道筋を明らかにした。 非常に薄い金属磁石層(記録層)をもつ磁気トンネル接合素子(MTJ素子)にナノ秒程度の極短い時間電圧パルスをかけると、磁化反転を誘起できる。これを利用すると磁気メモリーへの情報の書込みができる。今回、この電圧書込み方式の安定動作を実証し、また書込みエラー率の評価法を開発して、エラー

  • 産総研:半導体チップの偽造を防ぐ素子や回路を開発

    発表・掲載日:2015/12/07 半導体チップの偽造を防ぐ素子や回路を開発 -「ICの指紋」を3倍以上の安定性で発生- ポイント 半導体ICチップの認証を行うための「指紋」を発生させる素子・回路技術を開発 従来の類似技術に比べて3倍以上安定な認証機能を実現 チップの偽造や、IoTにおける機器の成りすましを防止する技術として期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノエレクトロニクス研究部門【研究部門長 安田 哲二】ナノCMOS集積グループ 大内 真一 主任研究員、柳 永勛 上級主任研究員、松川 貴 研究グループ長、エレクトロインフォマティクスグループ 堀 洋平 主任研究員は、半導体ICチップの偽造を防ぐ「ICの指紋」を低コスト、高信頼性、コンパクトに実現できる素子とそれを用いた回路技術を開発した。 ここでいう「ICの指紋」技術とは、人間の指

  • 産総研:変換効率11 %の熱電変換モジュールを開発

    鉛テルライド(PbTe)熱電変換材料の焼結体にナノ構造を形成することで、性能の劇的な向上に成功 ナノ構造を形成したPbTe焼結体を用いて熱電変換モジュールを開発して、11 %の変換効率を達成 一次エネルギーの60 %以上にものぼる未利用熱エネルギーの電力活用に大きく前進 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)省エネルギー研究部門【研究部門長 宗像 鉄雄】熱電変換グループ 太田 道広 主任研究員、山 淳 研究グループ長、HU Xiaokai 元産総研特別研究員、独立行政法人 日学術振興会 外国人客員研究員JOOD Priyankaは、鉛テルライド(PbTe)熱電変換材料の焼結体にマグネシウム・テルライド(MgTe)のナノ構造を形成することで高い熱電性能指数ZT = 1.8を実現し、さらにこの材料を用いて変換効率11 %を有する熱電変換モジュール

  • 産総研:低電圧でも動作する有機強誘電体メモリーの印刷製造技術を開発

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)フレキシブルエレクトロニクス研究センター【研究センター長 鎌田 俊英】 フレキシブル材料基盤チーム 野田 祐樹 産総研特別研究員、堀内 佐智雄 研究チーム長、同センター 長谷川 達生 総括研究主幹らは、国立研究開発法人 理化学研究所【理事長 松 紘】 創発物性科学研究センター 動的創発物性研究ユニット 賀川 史敬 ユニットリーダー、大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構【機構長 山内 正則】 物質構造科学研究所 構造物性研究センター 熊井 玲児 教授、国立研究開発法人 科学技術振興機構【理事長 中村 道治】と共同で低分子系有機強誘電体を用いた薄膜メモリー素子を、溶液をパターニング塗布して製膜する印刷法により常温・常圧下で製造する技術を開発した。 有機強誘電体では、デバイス化に必須となる薄膜化が難し

  • 産総研:メタン-アンモニア混合ガスと100 %アンモニアのそれぞれでガスタービン発電に成功

    メタン-アンモニア混合ガスをガスタービンで燃焼させ、41.8 kWの発電に成功 100 %のアンモニアガスを燃焼させ、41.8 kWのガスタービン発電にも成功 水素キャリアとしてのアンモニアを利用する技術の進展や温室効果ガスの大幅削減に貢献 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)再生可能エネルギー研究センター【研究センター長 仁木 栄】水素キャリアチーム 辻村 拓 研究チーム長、壹岐 典彦 研究チーム付は、総合科学技術・イノベーション会議のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「エネルギーキャリア」(管理法人:国立研究開発法人 科学技術振興機構【理事長 中村 道治】(以下「JST」という)の委託研究において、国立大学法人 東北大学【総長 里見 進】(以下「東北大」という) 流体科学研究所との共同研究により、アンモニアを燃料とした41.8 k

  • 産総研:相変化光メモリーの動作を超高速化するメカニズムを解明

    発表・掲載日:2015/09/25 相変化光メモリーの動作を超高速化するメカニズムを解明 -相変化記録膜材料で結晶格子が一瞬変化する様子を観測- 研究成果のポイント DVDやブルーレイディスクで使用されている記録材料のGe-Sb-Te超格子構造薄膜に、レーザー光を照射して一瞬でその局所構造を変化させ、その状態変化をストロボ測定することに成功しました。 Ge-Sb-Te合金の状態変化との比較により、超格子構造における状態変化が、従来考えられていた熱的な反応過程ではなく、非熱的な反応過程であることを実証しました。 超高速で書き込み・消去が可能な相変化メモリーへの応用が期待されます。 国立大学法人筑波大学(以下「筑波大学」という)数理物質系の長谷宗明准教授および国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)ナノエレクトロニクス研究部門の富永淳二首席研究員らのグループは、格子振動(フォ

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    blackshadow 2015/09/30
    TB級の光学メディアが早く実用化しないものか
  • 産総研:マウスES細胞から胃の組織細胞の分化に成功

    マウスES細胞を分化させることで胃の組織細胞を作製する技術を開発 ヒスタミン刺激に応答して胃酸を分泌し、消化酵素などを分泌する胃の組織細胞を作製 創薬、安全性試験、病態モデル研究への応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)創薬基盤研究部門【研究部門長 織田 雅直】幹細胞工学研究グループ 栗崎 晃 上級主任研究員、二宮 直登 研究員、浅島 誠 産総研名誉フェローは、国立大学法人 筑波大学【学長 永田 恭介】大学院生 野口 隆明、関根 麻莉、王 碧昭 教授と学校法人 埼玉医科大学【理事長 丸木 清之】駒崎 伸二 准教授と、さまざまな細胞に分化する多能性幹細胞であるマウスES細胞から、試験管内で胃の組織を丸ごと分化させる培養技術を開発した。この胃組織は消化酵素を分泌し、ヒスタミン刺激に応答して胃酸を分泌した。さらに、メネトリエ病(胃巨大皺壁症

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    blackshadow 2015/08/18
    移植可能なサイズまで成長させられるようになるまであと幾つブレークスルーが必要だろうか。
  • 産総研:衣類のように柔らかく、しかも丈夫なトランジスタを開発

    単層カーボンナノチューブ、ゴム、ゲルだけからなるトランジスタ 全ての部材が一体化して変形するため、伸縮・曲げ・圧縮・衝撃を加えても性能を維持 医療用センシングシステムや介護ロボットの皮膚への応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノチューブ実用化研究センター【研究センター長 畠 賢治】CNT用途チーム 関口 貴子 主任研究員、田中 文昭 元産総研特別研究員は、衣類のように柔らかく、さまざまな負荷(伸縮、曲げ、ねじり、圧縮、衝撃)をかけても壊れないトランジスタを開発した。 このトランジスタは、金属や酸化物のような硬い材料を一切使用せず、単層カーボンナノチューブ(単層CNT)、ゴム、ゲルといった柔らかい炭素系材料だけで構成されるため、負荷をかけると全ての部材が一体化して変形する。衣類に付けて着用したときには、人体の形状に合わせて自在に変形

    産総研:衣類のように柔らかく、しかも丈夫なトランジスタを開発
  • 産総研:リチウム-空気電池の過電圧を低減

    空気極の充放電の反応機構解明と性能向上を目指して基礎研究を実施 有機電解液に約100 ppmの水を加え、空気極に炭素・ルテニウム・二酸化マンガンを使用 空気極の充電曲線の過電圧を大幅に低減 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)省エネルギー研究部門【研究部門長 宗像 鉄雄】エネルギー界面技術研究グループ 周 豪慎 首席研究員(兼)研究グループ長(兼)東京大学先端電池材料社会連携講座(以下「連携講座」という)特任教授は、李 福軍 産総研特別研究員(兼)連携講座研究員、筑波大学大学院博士課程 呉 世超、李 得 元産総研特別研究員、張 涛 元産総研特別研究員、東京大学【総長 五神 真】大学院工学系研究科 山田 淳夫 教授(兼)連携講座特任教授、南京大学 何 平 准教授と共同で、水を触媒としてわずかに添加した有機電解液DMSOを用いると、リチウム-空気電

  • 産総研:カーボンナノチューブ集積化マイクロキャパシターを開発

    発表・掲載日:2015/07/07 カーボンナノチューブ集積化マイクロキャパシターを開発 -アルミ電解コンデンサーと同等の性能で体積を1/1000に- ポイント スーパーグロース法による高純度、高比表面積の単層カーボンナノチューブを電極材料に活用 リソグラフィー技術を用いて、マイクロキャパシターの集積化を初めて達成 電解コンデンサーの代替、電子機器の軽薄小型化、超小型電子機器の電源への応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノチューブ実用化研究センター【研究センター長 畠 賢治】CNT用途チーム【研究チーム長 山田 健郎】小橋 和文 主任研究員、ラスチェスカ カロリーナ アーズラ 産総研特別研究員(現:技術研究組合 単層CNT融合新材料研究開発機構 パートナー研究員)は、アルミ電解コンデンサーと同等な性能(作動電圧4 V、静電容量30

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    blackshadow 2015/07/17
    これ結構なインパクトだな。基盤設計の自由度が相当上がる。
  • 産総研:海洋調査船による西之島および周辺海域の学術調査研究

    発表・掲載日:2015/07/15 海洋調査船による西之島および周辺海域の学術調査研究 -海底面の撮影や地形調査、試料の採取、西之島火山の観察などを実施- 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」という)、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)、国立大学法人東京大学地震研究所(以下「地震研」という)の共同研究チームは、小笠原諸島の西之島から4.5km以上外側の海域において、JAMSTECの海洋調査船「なつしま」に乗船し、学術調査を実施しました。(※) 今回の調査では、西之島周辺海域の海底面の撮影や海底地形調査、海底にある溶岩試料の採取を行うとともに、西之島の噴火活動で噴出した火山灰を採取したり、間断なく続く噴火の様子を観察したりすることができました。 今後、今回の調査で得られた試料を分析し、私たちが住む大地がどのように誕生したかという「大陸成因

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    blackshadow 2015/07/16
    海保の海底地形調査の産総研からのレポート
  • 産総研:ニホウ化マグネシウム超伝導体で生体高分子を検出

    発表・掲載日:2015/06/01 ニホウ化マグネシウム超伝導体で生体高分子を検出 -省エネ・小型の冷凍機で作動できる超伝導分子検出器- ポイント MgB2(二ホウ化マグネシウム)超伝導体を用いて100 %の検出感度を持つ分子検出器を実現 MgB2超伝導分子検出器は省エネ・小型の冷凍機で冷却できるため、産業応用上のボトルネックが解消 副作用が少ない医薬品の開発など、幅広い分野での応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノエレクトロニクス研究部門【研究部門長 安田 哲二】超伝導分光エレクトロニクスグループ 全 伸幸 主任研究員、浮辺 雅宏 研究グループ長と電子光技術研究部門【研究部門長 森 雅彦】超伝導エレクトロニクスグループ 馬渡 康徳 上級主任研究員らは、日電信電話株式会社【代表取締役社長 鵜浦 博夫】(以下「NTT」という)物性

  • 産総研:「人工知能研究センター」を設立 -人工知能研究のプラットフォーム形成をめざして-

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下、産総研という)は、平成27年5月1日に「人工知能研究センター」【研究センター長 辻井 潤一】を設立しました。人間と共栄する情報技術に取り組む「情報・人間工学領域」の3つ目の研究センターとなります。 ビッグデータと呼ばれるように電子化されたデータの量が飛躍的に増大しつつあり、それらを解釈して価値に変える人工知能技術への社会ニーズが高まっています。これに応えるため、当研究センターは、国内外の大学、企業、公的機関と連携して、実社会のサービスから得られる大規模データを活用しながら先進的な人工知能技術の研究開発を推進します。人工知能の実用化やベンチャー企業の創出と基礎研究の進展の好循環を生むプラットフォームの機能を果たし、これにより基礎研究と実サービスとのギャップを縮め、インパクトのある人工知能技術の研究開発を目指します。 当研究セン

  • 産総研:移植用細胞から腫瘍を引き起こすヒトiPS/ES細胞を除く技術を開発

    ヒトiPS/ES細胞は無限に増殖できる能力(自己複製能)や、心筋細胞や神経細胞など、あらゆる細胞に分化する能力(多能性)を持つ。そのため、ヒトiPS/ES細胞は各種の疾病を根的に治癒する再生医療のための細胞源として社会的にも大きな期待が寄せられている。しかし、全てのヒトiPS/ES細胞を目的の細胞に分化させることは困難であり、一定数の未分化な状態のヒトiPS/ES細胞が残存してしまう場合がある。ヒトiPS/ES細胞を患者に移植した場合には腫瘍を形成してしまう可能性があるため、移植用細胞に残存するヒトiPS/ES細胞を除去する必要がある。しかし、従来の一般的な技術では移植用細胞を前もって1つ1つの細胞に解離してからセルソーターという特殊な装置を用いてヒトiPS/ES細胞を取り除くため、細胞シートなどへの適用ができない、処理速度が遅い、移植用細胞の生存に悪影響を与える可能性がある、などの課題

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    blackshadow 2015/04/15
    レクチン融合薬剤を用いて未分化細胞を選択的に除去する方法。実用化すればデファクトスタンダードになりうるか。
  • 超低消費電力の光ネットワーク技術

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    blackshadow 2015/03/21
    光ネットワークで90Tbpsを実現。低消費電力でテラビットイーサ組めるなら魅力的
  • 産総研:ウェアラブルデバイスの耐久性を劇的に向上させる高伸縮性導電配線を開発

    導電性繊維を用いて高伸縮性・高耐久性の導電配線を開発 繰り返し伸ばしても折り曲げても安定な電気特性を持続 快適で信頼性の高いウェアラブルデバイスや医療・ヘルスケアデバイスの実現に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)フレキシブルエレクトロニクス研究センター【研究センター長 鎌田 俊英】印刷エレクトロニクスデバイスチーム 吉田 学 研究チーム長、植村 聖 主任研究員、延島 大樹 産総研特別研究員は、伸縮性の高いデバイスを実現するため、導電性繊維をバネ状に形成した高伸縮性バネ状導電配線を開発した。 また、導電性の短繊維を高い配向性を持たせてパターニングした高伸縮性短繊維配向型電極を用いて、静電容量の変化を用いた容量型圧力センサーを作製し、この圧力センサーを多数、高伸縮性バネ状導電配線を用いてマトリクス状にし、高伸縮性圧力センサーシートとした。このマ

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    blackshadow 2015/03/21
    『導電性繊維をバネ状に形成した高伸縮性バネ状導電配線』『導電性の短繊維を高い配向性を持たせてパターニングした高伸縮性短繊維配向型電極』イヤホンとかにも良さそうな
  • 産総研:赤外線レーザー照射に層状物質の構造制御の可能性

    強度をコントロールした赤外線レーザーで層状物質の構造を操る技術を理論的に提案 物質の格子振動を赤外線レーザーで誘起することにより層間引力を増大することが可能 原子同士の層の隙間を利用した化学反応による新たな材料開発の可能性 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 山口 智彦】ナノ炭素材料シミュレーショングループ 宮 良之 研究グループ長、非平衡材料シミュレーショングループ 宮崎 剛英 研究グループ長は、中国 四川大学 Hong Zhang教授、ドイツ マックスプランク 物質構造・ダイナミクス研究所 Angel Rubio教授と協力して、層状物質である六方窒化ホウ素(hBN)の層間距離を赤外線レーザー照射により縮められることを第一原理計算によるシミュレーションで理論的に示した。 この提案は、ホウ素原子と窒素原子が交互に

  • 産総研:光電極を用いた酸化剤と水素の効率的な製造方法を開発

    無尽蔵の太陽光を用いて、高付加価値な化学薬品と水素を同時に製造する高性能光電極技術 化学薬品として過硫酸、次亜塩素酸塩、過酸化水素、過ヨウ素酸塩などの酸化剤を製造可能 小さな電解電圧で多様な高付加価値の化学薬品を製造することで経済性向上が期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)エネルギー技術研究部門【研究部門長 小原 春彦】佐山 和弘 首席研究員(兼)太陽光エネルギー変換グループ研究グループ長、同グループ 福 康二郎 研究員らは、多孔質の酸化タングステン(WO3)などを積層した半導体光電極を用いて、太陽光エネルギーで水を分解し、水素製造と同時にさまざまな高付加価値の化学薬品を効率良く製造する技術を開発した(図1)。 化学薬品としては過硫酸や次亜塩素酸塩、過酸化水素、過ヨウ素酸塩、四価セリウム塩などの酸化剤を製造できる。太陽光エネルギーを水素と過硫

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    blackshadow 2015/03/21
    小型の電極にフレネルレンズとかで集光すればコスパ上げられるだろうか
  • 簡単に血中脂質を測定できる高感度分光装置 [ PDF:484KB ]