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ブックマーク / www.sorae.jp (35)

  • NASA、小惑星を月まで運べる新しい無人宇宙機の提案を米企業に呼びかけ | その他 | sorae.jp

    Image Credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は2015年10月23日、小惑星の欠片を月の近くまで運ぶ無人ミッション「ARRM」(Asteroid Redirect Robotic Mission)の実現方法を探るため、米国の企業に対して提案を呼びかけた。 現在NASAは、小惑星の一部を月軌道の周辺まで運び、そこに宇宙飛行士を送り込み、将来の有人火星探査に向けた予行練習を行うミッション「ARM」(Asteroid Redirect Mission)を計画している。 小惑星を運ぶ役目は無人の宇宙機が担うことになっているが、そのためには新しい技術開発が必要となる。NASAの要求では、持ち帰る小惑星の大きさは直径約6m、質量は20トン以上と想定されており、またエンジンには、50kWの出力をもつ太陽電池によって動く電気推進エンジンを使うことが必要とされている。さらに宇宙機と小惑星が

    NASA、小惑星を月まで運べる新しい無人宇宙機の提案を米企業に呼びかけ | その他 | sorae.jp
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    blackshadow 2015/10/27
    『小惑星の欠片を月の近くまで運ぶ無人ミッション「ARRM」(Asteroid Redirect Robotic Mission)の実現方法を探るため、米国の企業に対して提案を呼びかけた』
  • 中国、新型ロケット「長征六号」の打ち上げに成功 中国ロケット新時代の幕開け | 長征 | sorae.jp

    Image Credit: 中央政府门户网站 中華人民共和国(中国)は2015年9月20日、新型ロケット「長征六号」の初打ち上げに成功した。長征六号は、これまで「長征」シリーズのロケットとは違い、は、すべてが新しく開発されており、きわめて高度な技術も使われている。長征六号の打ち上げ成功により、中国のロケットは新たな時代の幕開けを迎えた。 ロケットは中国標準時2015年9月20日7時1分(日時間2015年9月20日8時1分)、山西省にある太原衛星発射センターから離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約15分後に、搭載していた計20機の小型衛星、超小型衛星を分離した。 中国政府、中国国営メディアなどは打ち上げは成功と発表。また米軍の宇宙監視ネットワークも、長征六号と衛星が軌道に乗ったことを確認している。 米軍から公表された軌道データによると、衛星は高度約520km、軌道傾斜角約97度

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  • 国際宇宙ステーション、軌道修正に失敗 プログレスM-26M補給船のエンジンが噴射せず | ISS | sorae.jp

    Image credit: NASA ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は5月16日、この日実施予定だった、プログレスM-26M補給船のスラスター(ロケット・エンジン)を使った国際宇宙ステーション(ISS)の軌道修正に失敗したと発表した。 人工衛星は大気との抵抗で徐々に高度を下げており、特に巨大な建造物であるISSはよりその影響が大きくなるため、定期的にISSの後部にドッキングしている補給船のスラスターを噴射して、軌道を持ち上げる必要がある。これを「リブースト」(Reboost)と呼ぶ。 ロシアのミッション管制センター(ツープ)が事前に発表していた計画では、今回のリブーストはモスクワ時間2015年5月16日4時14分(日時間2015年5月16日10時14分)から、プログレスM-26Mのスラスターを901秒間にわたって噴射することとされていた。しかし、何らかの事情で実施できなかったという。

    国際宇宙ステーション、軌道修正に失敗 プログレスM-26M補給船のエンジンが噴射せず | ISS | sorae.jp
  • ファルコン9ロケット、再びの回収試験へ 2月9日朝打ち上げ | ファルコン | sorae.jp

    Image credit SpaceX スペースX社は2月9日、地球と宇宙天気を観測する衛星DSCOVRを載せたファルコン9ロケットの打ち上げに合わせ、ロケットの第1段機体を船の上に着地させて回収する試験に再度挑戦する。ロケットの打ち上げ作業は順調に進められており、また前回の試験で破損した船の修理も完了し、準備は着々と整いつつある。 打ち上げは米東部標準時2015年2月8日18時10分12秒(日時間2015年2月9日8時10分12秒)に予定されている。ロケットはすでに、発射場所であるフロリダ州ケープ・カナヴェラル空軍ステーションのSLC-40に立っており、1月31日には打ち上げ前のエンジン確認試験も行われている。 打ち上げ時間帯の天候は、90%の確率で好天になると予報されている。 今回ファルコン9が打ち上げるDSCOVRは、米航空宇宙局(NASA)と米海洋大気庁(NOAA)が開発した衛星

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  • NASA、スペースシャトルのエンジンの燃焼試験を実施 次世代ロケットに向けて | SLS | sorae.jp

    Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は1月9日、ミシシッピ州にあるステニス宇宙センターにおいて、開発中の超大型ロケット「スペース・ローンチ・システム」の第1段ロケットエンジンに採用される予定の、RS-25ロケットエンジンの燃焼試験を実施した。 エンジンはステニス宇宙センターにあるA-1と呼ばれる試験台に取り付けられ、約500秒にわたって燃焼し、無事に完了した。 RS-25は液体水素と液体酸素を推進剤とするロケットエンジンで、かつてはスペースシャトルのメインエンジン(SSME)として使われていたものだ。しかし、スペースシャトルとスペース・ローンチ・システムでは作動環境に大きな違いがある。 例えば、スペースシャトルはRS-25を3基並べて装着していたが、スペース・ローンチ・システムでは4基並べることになるため、それぞれのノズルが受ける温度は高くなる。また加速が大きくな

    NASA、スペースシャトルのエンジンの燃焼試験を実施 次世代ロケットに向けて | SLS | sorae.jp
  • インド、新型ロケットGSLV Mk-IIIの試験打ち上げに成功 有人宇宙船の試作機を搭載 | GSLV | sorae.jp

    Image credit: ISRO インド宇宙研究機関(ISRO)は12月18日、新型ロケットGSLV Mk-IIIの試験打ち上げに成功した。今回は人工衛星を軌道に乗せないサブオービタル飛行ではあったが、今後も開発が続けられ、2016年に軌道への打ち上げに挑む。またロケットには有人宇宙船の試作機CAREも搭載されており、再突入とパラシュート展開などの試験も行われた。 ロケットは2014年12月18日9時30分(日時間2014年12月18日13時00分)、サティシュ・ダワン宇宙センターの第2発射台から離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約326秒後、高度約125kmでCAREを分離した。そしてCAREは大気圏に再突入し、パラシュートを開いて、アンダマン海に着水した。総ミッション時間は20分43秒だった。 GSLV Mk-IIIはISROが開発したロケットで、今回が初飛行だった。

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  • アンタレス・ロケット、打ち上げに失敗 離昇直後に爆発 | アンタレス | sorae.jp

    Image credit: NASA オービタル・サイエンシズ社は10月28日、シグナス補給船運用3号機(Orb-3)を搭載したアンタレス・ロケットの打ち上げに失敗した。 ロケットは米東部夏時間2014年10月28日18時22分(日時間2014年10月29日7時22分)、米ヴァージニア州にある中部大西洋地域宇宙港(MARS)の0A発射台から離昇した。しかしその数秒後にエンジン付近から爆発を起こし、そのまま発射台の上に墜落した。 発射台周辺では大きな火災が広がっており、現在も消火活動が続いている。なお、けが人は現時点では確認されていないとのことだ。 シグナスOrb-3には、国際宇宙ステーション(ISS)への補給物資として、2,290kgの水や料、実験機器などが搭載されていた。今回の失敗により、ISSに滞在している宇宙飛行士の活動に影響が出るかはまだ不明だ。 原因はまだ明らかにはなっていな

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    blackshadow 2014/10/29
    ISSへの補給どうするのだろう
  • 宇宙実験衛星フォトンM 4号機、地球に帰還 ヤモリはすべて死亡 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: Roskosmos ロシア連邦宇宙局(ロスコスモス)は9月1日、宇宙での実験を終え、宇宙実験衛星フォトンM 4号機の帰還カプセルが地球に着陸したと発表した。しかし機内に乗っていたヤモリはすべて死亡していた。 フォトンM 4号機の帰還カプセルは、モスクワ時間2014年9月1日13時18分(日時間2014年9月1日18時18分)、ロシア南部のオレンブルクの草原地帯に着陸した。着陸時刻や場所はほぼ予定通りで、帰還は成功したものの、中に乗っていた5匹のヤモリはすべて死亡していたという。死亡の原因については現在調査中である。 フォトンMはTsSKBプラグリェース社が開発した衛星で、様々な実験装置を搭載し、宇宙空間で実験ができるようになっている。また球形の帰還カプセルを持ち、実験の成果を地球に持ち帰ることが可能だ。実験にはロシアドイツの研究機関が参加し、機内にはヤモリや

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  • ドニエプルロケット、33機の小型衛星の同時打ち上げに成功 | ドニエプル | sorae.jp

    Image credit: ISC Kosmotras ISCコスモトラス社は20日、33機の小型衛星を搭載したドニエプルロケットを、ロシアのオレンブルク州にあるヤースヌィ宇宙基地から打ち上げた。ロケットにはカザフスタンの地球観測衛星に加え、日も含めた17ヶ国、合計33機もの衛星を搭載。一度の打ち上げでの衛星数としては過去最多を記録した。 ドニエプルは、現地時間2014年6月20日1時11分11秒(日時間2014年6月20日4時11分11秒)、ヤースヌィ宇宙基地にある地下サイロから圧縮ガスによって打ち出された。そして第1段のロケットエンジンに点火し、ロケットは飛行を開始。その後も順調に飛行を続け、目標の軌道にすべての衛星を送り込んだ。 今回ドニエプルには、合計33機もの人工衛星が搭載されていたが、メインはカザフスタンの地球観測衛星カズEOサット2であった。これは英国のサリー・サテライト

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  • 「だいち2号」に相乗りする4機の小型衛星 | 小型衛星 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)を搭載したH-IIAロケットの打ち上げが間近に迫っている。種子島宇宙センターでは打ち上げに向けた準備が順調に進められている。 今回の打ち上げではロケットの余剰能力を利用し、「だいち2号」と一緒に4機の小型衛星が搭載される。こうした取り組みは2006年から行われており、宇宙開発の利用促進や人材育成を目的に、大学や民間企業から衛星を募集、2009年の「いぶき」の打ち上げで6機の公募小型副衛星が打ち上げられたのを皮切りに、これまで18機の衛星が打ち上げられ、また今回の「だいち2号」打ち上げでは4機が、さらに今年末に予定されている「はやぶさ2」の打ち上げでも3機の搭載が予定されている。 今回打ち上げられる衛星は、「RISING-2」、「UNIFORM-1」、「SOCRATES」、「SPROUT」の4機だ。 RI

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  • 新型基幹ロケット、三菱重工が開発へ 来年度開発着手 | その他 | sorae.jp

    Image credit JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、H-IIAロケットの後継機となる、新たな基幹ロケットの開発と製造、運用を、三菱重工業株式会社に担わせることを発表した。この新型基幹ロケットは2014年度から開発に着手し、2020年度の初打ち上げを目指す。 新型基幹ロケットはすでに「H-III」との名前でも呼ばれており、日がロケットを自由に打ち上げることができる自律性を確保しつつ、国際競争力を高め、ロシアや欧州がシェアの大半を握る衛星打ち上げ市場へ割って入ることが目指されている。開発を行うこと自体はすでに昨年のうちに決定されており、総開発費は約1,900億円と見込まれている。また文部科学省は来年度予算案で、このロケットの開発費として70億円を要求、20日に予算案が成立したことで確定した。 今回の決定にあたっては、事業者の公募が行われたものの、参加したのは三菱重工

    新型基幹ロケット、三菱重工が開発へ 来年度開発着手 | その他 | sorae.jp
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    blackshadow 2014/03/26
    エンジンの新規開発にどれだけ時間がかかるか、どれだけ完成度の高いものを作れるかが勝負どころかな
  • 月探査車「玉兎号」、3回目の起床 故障は未だ解決せず | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: 新華網 中国国家航天局は16日、月探査車「玉兎号」が3度目となる月の夜から目覚めたと発表した。しかし1月に発生した制御回路の故障は相変わらず解決していない。 玉兎号は3月14日7時42分(日時間、以下同)に目覚め、また嫦娥三号の着陸機も12日の16時21分に目覚めた。両機が月の夜を越えたのはこれで3回目となる。すでに観測機器は再起動され、科学観測が再開されている。 嫦娥三号は昨年の12月2日に打ち上げられ、14日に月の「雨の海」に到着し、その約7時間後に着陸機から玉兎号が発進した。月面の走行や観測を着実にこなし、その後、月に夜が訪れるのに伴い、12月26日から休止状態に入った。 月はおおよそ2週間ごとに昼と夜が訪れ、昼の温度は120度、夜は-180度にもなる。そのため月面の探査機とってはこの夜を越える技術(越夜技術)が必要となる。玉兎号の場合、夜を越える際には

    月探査車「玉兎号」、3回目の起床 故障は未だ解決せず | 科学衛星 | sorae.jp
  • 嫦娥三号、3度目の月の夜に突入 玉兎号の故障は解決せず | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: CNSA 中国の月探査機「嫦娥三号」の着陸機と、探査車「玉兎号」が、3度目となる月の夜を迎えるのを前に、活動を停止し休眠に入った。 玉兎号は22日の午後に、続いて着陸機が23日の夜明け頃に休眠に入った。両機がいる月の「雨の海」が夜に入るのは24日7時20分(日時間)ごろ。月の夜は約2週間続き、次に日が昇るのは3月10日となる。 一方で玉兎号に発生している故障は解決されていない。またその箇所も明らかにされていないが、前回の休眠後の再起動が予想より遅かったこと、また搭載機器は正常で、観測はできていると伝えられていることからも、故障というのが玉兎号の太陽電池パドル、もしくは車輪といった箇所に発生している可能性が高い。 嫦娥三号は12月2日に打ち上げられ、14日に月の「雨の海」に到着、その約7時間後に着陸機から玉兎号が発進した。玉兎号は6輪の車輪を持ち、月面を走行し、

    嫦娥三号、3度目の月の夜に突入 玉兎号の故障は解決せず | 科学衛星 | sorae.jp
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    blackshadow 2014/03/02
    結局まだ何が故障しているのか分かってないのかな
  • 宇宙へ旅立ったGPM主衛星と、7機の小型衛星たち | H2A | sorae.jp

    Image credit: JAXA 三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月28日3時37分、種子島宇宙センターからH-IIAロケット23号機を打ち上げた。このロケットには、全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)と、7機の小型副衛星が搭載されており、順次分離され、宇宙へと旅立った。 GPM主衛星は米航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙飛行センターと、JAXAが共同で開発した衛星だ。かつて日米は、熱帯地域の降雨を観測することを目指した熱帯降雨観測ミッション(TRMM)を開発、1997年に打ち上げられ、設計寿命を大きく超えて、現在も運用が続けられている。 TRMMはその名の通り熱帯地域を中心に観測することを目的としているが、TRMMの打ち上げから数年後、次世代の降雨観測衛星はどうあるべきかという議論の中、TRMMよりも高精度であることはもちろんのこと、より広い範囲、全地球規模で観測す

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  • NASAの火星探査機「メイブン」、今夜打ち上げ | 火星 | sorae.jp

    Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「メイブン(MAVEN)」の打ち上げ準備作業が完了し、「メイブン」を載せたアトラス5ロケットは既に発射台に据え付けられ、打ち上げに向けてのカウントダウンが始まった。 NASAによると、「メイブン」の打ち上げはアメリカ東部標準11月18日13時28分(日時間11月19日3時28分)に設定されており、天候の影響で現在の打ち上げ確率は60%程度だという。 今年、アメリカ政府の閉鎖を受け、「メイブン」の打ち上げ準備作業も一時中断され、打ち上げに間に合わない可能性もあったが、NASAは「メイブン」の緊急性を上げ、政府閉鎖期間中でも作業を進めてきた。 「メイブン」は「Mars Atmosphere and Volatile EvolutioN」の略で、火星の気候と居住性の問題に取り込み、火星大気の上層部と電離圏のダイナミ

  • プロトンMロケット、通信衛星シリウスFM-6を打ち上げ | プロトン | sorae.jp

    Image credit: Roskosmos インターナショナル・ローンチ・サービシズ社は10月26日、通信衛星シリウスFM-6を搭載したプロトンM/ブリーズMロケットを打ち上げた。プロトンMの打ち上げは7月の打ち上げ失敗以来2機目となる。 シリウスFM-6を搭載したプロトンM/ブリーズMは、現地時間10月26日0時9分(日時間同日3時9分)、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地の200/39発射台から離昇した。ロケットは順調に飛行し、9分42秒後にプロトンMからブリーズM上段を分離、その後ブリーズMは5回に渡る燃焼を行い、離昇から9時間11分20秒後、衛星を計画通りの静止トランスファー軌道へ投入した。 シリウスFM-6は米国のシリウスXMラジオ社によって運用される通信衛星で、米国やカナダに向け、ラジオ放送サービスを提供することを目的としている。製造はスペース・システムズ/ロラール

  • イプシロンロケット初公開、打ち上げリハーサルも実施 | イプシロン | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月20日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で、新型固体燃料ロケット「イプシロン」の機体を初めて公開し、8月27日の打ち上げに向けて、打ち上げリハーサルも実施した。 イプシロンロケット試験機は11時過ぎに整備棟から運び出され、発射位置へと移動し、打ち上げ同日と同じ手順でリハーサルを実施した。 「惑星分光観測衛星(SPIRNT-A)」を載せたイプシロンロケット試験機の打ち上げは現在、8月27日13時45分から14時30分に設定されている。 イプシロンはJAXAとIHIエアロスペースが開発中の新型ロケットで、かつて「はやぶさ」の打ち上げなどで活躍したM-Vロケットの後継機に当たる。実験装置ゆえの高い打ち上げ費用を主な理由として退役したM-Vを教訓に、第1段にはH-IIAやH-IIBロケットの補助ブースターとして使われて

  • 土星の衛星エンケラドスの間欠泉、原因は土星の潮汐力 | 土星 | sorae.jp

    Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月31日、土星の衛星であるエンケラドスの南極から噴き出される間欠泉の原因について、土星の潮汐力が影響しているという研究成果を発表した。 エンケラドスの間欠泉は2005年、カッシーニ土星探査機がエンケラドス・フライバイした時に得られたデータより発見され、2006年3月に発表された。その原因についてはこれまで、土星の潮汐力で氷のプレートが摩擦し、その熱によって氷が水蒸気となって噴き出される説や、エンケラドスの地殻変動による説、内部の放射性同位元素が急激に崩壊し、その時に生じた熱エネルギーが表面を加熱している説が唱えられていた。 今回の発表によると、カッシーニ土星探査機が2005年から2012年の間に撮影した200枚以上ものエンケラドスの画像を比較した結果、エンケラドスが最も土星に近い時、噴き出される間欠泉が少なく、逆に土星

  • HTV4号機/H2Bロケット4号機、8月4日早朝打ち上げ | H2B | sorae.jp

    Image credit: JAXA 三菱重工業株式会社と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月2日、H-IIBロケット4号機による宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)の打ち上げ準備作業が完了し、計画通り8月4日に打ち上げると発表した。 打ち上げ準備作業は種子島宇宙センターで進められており、HTV4号機を格納したフェアリングは7月20日に大型ロケット組立棟に移動し、H-IIBロケット4号機と結合された。7月23日から最後の物資を搭載作業が始まり、8月1日に完了した。同日に打ち上げ前の機体の最終点検を行い、打ち上げの準備が整ったという。 HTV4号機を載せたH-IIBロケット4号機の打ち上げは日時間8月4日4時48分46秒に設定されている。 HTVは日が開発している国際宇宙ステーション(ISS)への輸送を行う無人補給船である。積載能力は最大6トン。有人打ち上げはできない

  • ヴァージンの宇宙船「スペースシップツー」、ロケットによる初の超音速飛行を成功 | ヴァージン・ギャラクティック | sorae.jp

    Image credit: Virgin Galactic ヴァージン・ギャラクティック社は4月29日、宇宙船「スペースシップツー(SpaceShipTwo)」のロケットエンジンによる初の飛行試験を成功させた。 スペースシップツーを載せた母機ホワイトナイトツーは4月29日早朝、モハーベ空港を離陸した。離陸から約45分後にスペースシップツーが切り離され、ロケットエンジンを約16秒間噴射し、ロケットによる初の飛行試験を成功させた。今回の試験で、スペースシップツーの速度は音速を超え、高度も約17kmに達した。 スペースシップツーはヴァージン・ギャラクティック社が運用する予定のサブオービタル宇宙船で、スペースシャトルのように地球を回る軌道には乗らないものの、一般的に宇宙とされている高度100kmまで達することができる。宇宙空間に滞在できる時間は数分ではあるが、青い地球や黒い空を眺めることができ、ま