国立近代美術館で開催中の 「アンリ・ミショー展 ひとのかたち」に行って来ました。 ↑このチラシを何処かの美術館で初めて目にした時「ミショーだ!!」と思わず声を上げてしまい、かみさんから「大人気ない」と叱られてから早幾日。待ちに待った待望の展覧会「アンリ・ミショー展」 秋に「平山郁夫展」なんてもの開催しちゃう近代美術館のセンス疑っていたけど、ミショーをまとめて見せてくれるのならそれも御破算にしてもいいかな。 「ミショー」=「メスカリン」 連想ゲームのように頭に浮かんできます。 メスカリンとはメキシコ産サボテン、ペヨトールから抽出した幻覚剤であり、ミショーは1954年頃から数年間に渡り、この種の薬物を用いて白己の精神の内部を探る実験を行いましたそこに現れた特異なイメージを描き残そうとする試みが、メスカリン素描です。また実験の経過は、大部の著作の中で、ほとんど科学的と言えるほどの精密さで記述され