人呼んで、蝉丸P。音声合成ソフトを駆使した説法動画「ニコニコ仏教講座」が、「分かりやすい」とユーザーの人気を呼んでいる。「仏壇は携帯電話のようなもの」「仏教は身分やスペックを選ばない」 アニメやゲームの挿絵を背景にオタク系の比喩(ひゆ)を使い軽妙に説教する。その動機は「オタクの言葉で、仏教思想の見取り図を作れれば」と極めて真剣だ。煩悩、宗派、自殺…。堅いテーマで5本投稿した。 四国地方で約200軒の檀家(だんか)を持つ寺院の住職を務める。「リア住」(リアル住職)「僧職系男子」とも呼ばれ、約2400人からなる「ネット檀家の会」まで発生している。 「ユーザーが動画にウケてくれるだけでうれしい」と動画作成の喜びを語る。 「ニコニコ動画では、代表作がないと相手にされない」と、まずは昨年、木魚やお鈴を使った動画「仏具で演奏してみた」シリーズを投稿し注目を集めた。 「プロデューサー」を意味する「P」は
心の中で起こったことの儚さ、壊れやすさを静かに共有したい ポートレート:永禮賢 ときに微かな空気の対流や水滴までも作品に変える繊細な作風のアーティストは、「ひとりずつ見せる」鑑賞形式で、国際舞台で物議を醸しもした。その創作の秘密、そして作品への思いを聞いた。 構成:編集部 ―― 1991年、東京の佐賀町エキジビットスペースで発表された「地上にひとつの場所を」は、会場内に吊られたテントの中に、植物の葉や種、糸、針金などの細々としたオブジェが置かれた作品でした。鑑賞者はたったひとりで観ることが決められていて、一般的な鑑賞方法から得るものとは違う体験がありました。その原型となる作品は、たしか学生のときに作られたとか。 はい。作品と言えるものを初めて作ったのは、デザインを専攻していた美術大学での卒業制作でした。教室の電気を消して、パネルで囲った中に、机をふたつ並べて台座を作って白い布を被せ、照明を
まつきあゆむ @matsukiayumu ラジオ、テレビとか音楽がyoutubeとかニコニコ動画にあがってくのはマナー違反だけど止められない流れだし(正直恩恵だってかなりあるし)、それを止めようとしたり文句言うより、それすら使って壁を飛び越えようとする人を僕は支持したいなぁ。音楽家としても、一般人としても。 2010-01-21 14:57:58 まつきあゆむ @matsukiayumu RT @tsuda: メジャー崩壊の話で言えば、印税100%の直販で500枚売るのと、アーティスト印税10%で5000枚売るんだったら手に入る金額同じなんだぜ。今やインディーズで5000枚売るのは相当大変だけど500って数だったら全然現実的にアーティストが獲得目指せる数字だよね。 2010-01-21 15:51:49
tricken@暁月6.0済 @tricken 自分の身になった宗教本。脇本平也『宗教学入門』橋爪大三郎『世界がわかる宗教社会学』小室直樹『日本人のための宗教原論』島薗進・宮島喬編『現代日本人の生のゆくえ』凝然『八宗綱要』内村鑑三『代表的日本人』井筒俊彦『意識と本質』鈴木大拙『日本的霊性』岩下壮一『カトリックの信仰』あたり。 2010-01-22 09:21:57 tricken@暁月6.0済 @tricken リコメンド企画。この順番で読むとけっこー面白く宗教学学べるよ、という感じのものをそろえました。まず、世界五大宗教をあまり抹香臭くなく学ぶにはこれ>橋爪大三郎,[2001]2006,『世界がわかる宗教社会学入門』筑摩書房(ちくま学芸文庫). http://bit.ly/8SS7qU 2010-01-22 10:33:31
ー忠臣蔵~とかなくてしすー 講師:葛西聖司 日時:2009年12月8日(火) P.M.6:30開塾 場所:赤坂金龍 二階座敷 Text by kuroinu 69回目の和塾は葛西聖司先生の特別講座「忠臣蔵」です。 会場は赤坂の料亭「金龍」。雰囲気抜群です。実は葛西先生のお稽古後、和塾有志による納会がありまして、お稽古の会場も料亭の一室となったわけです。 さて、平成21年最後のお稽古、お題は「忠臣蔵」でした。知っているようで実はかなりあやふやだった「元禄赤穂事件と忠臣蔵」のこと、ここでしっかり把握しておきましょう。 赤坂金龍二階舞台の葛西先生とお座敷の塾生 葛西先生のお話しは、まず史実としての「元禄赤穂事件」から。 事件の発端は、元禄14年3月14日(西暦では、1701年4月21日)。江戸城中松之大廊下で播州赤穂藩主の浅野内匠頭長矩が高家旗本の吉良上野介義央に遺恨有りとして斬りつけたこと。吉
1月2日(土)から、東京国立近代美術館で開催されている、『ウィリアム・ケントリッジ―歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた……』展。「動くドローイング」とも呼べる手描きアニメーション・フィルムの制作で注目を浴びる、ウィリアム・ケントリッジの国内初個展だ。魅力的な作品ぞろいの本展だが、一見すると難解そうなため、いまいち足が向かない方もいるのでは。本稿では、彼の作品が本質的に持っている「キャッチーな魅力」をお伝えすべく、女優の黒川芽以さんと一緒に展覧会を回り、その様子をレポートした。優れた感性で作品を捉える黒川さんの言葉に導かれながら、しばしウィリアム・ケントリッジの作品世界を旅してみてほしい。(注:作品は展覧会での登場順と異なります) 黒川芽以 1987年5月13日東京都生まれ。女優。主な出演映画作品に、『グミ・チョコレート・パイン』(2008年、ケラリーノ・サンドロヴィッチ
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2009年12月25日 (金)視点・論点 「死者と遊ぶ人」 画家 鴻池 朋子 <映像モノローグ> 人はなぜ絵を描(えが)くのか。なぜものを作るのか。 例えば古代、洞窟で絵を描(か)いた人のことだ。あの人はいったい誰だろう。 絵を描(か)き(以下すべて描(か)く)始めると、体内で何かが目覚め、見えない誰かとの対話が始まる。その誰かは私をコントロールのきかぬ方へ、野性の領域へとぐいぐい引きずり込む。面白くてやめられない。まるで自分の体に潜む、自分ではない人と遊んでいるよう。その「自分ではない者」とは、いったい何者なのだろう。 私は、絵を描く動物の一人ですが、そんなことを不思議に思いめぐらし、とてつもなく壮大な遊びを、展覧会というものに仕掛けてみました。 <映像モノローグ>(オペラシティ外観から「地中へ」) 長い間、人は空ばかり見上げ、未来と
国立能楽堂資料展示室(渋谷区千駄ヶ谷4-18-1) 「細見コレクション - 琳派にみる能 - 」 2009/12/23-2010/2/21 国立能楽堂資料展示室で開催中の「細見コレクション - 琳派にみる能 - 」へ行ってきました。 まずは本展の概要です。 ・細見美術館の館蔵品より「能」に由来する作品を展示。出品数は約40点。(会場は手狭な展示室一つ。) ・又兵衛(1)、宗達(1)、光悦(3)、光琳(1)、其一(4)、雪佳(7)の江戸絵画(カッコ内は出品数。)の他、作者不詳の「洛外図屏風」、織物、七宝などを紹介。 ・大多数が通期で展示されるが、数点のみ展示替えあり。 # 鈴木其一「翁図」・「楽茶碗花鋏図」~1/24、池田弧邨「小鍛冶図屏風」・中村芳中「朝顔図」1/26~、酒井抱一「松風村雨図」2/9~ 例えば昨年の日本橋高島屋など、最近は細見コレクションを目にする機会も多くなっていますが、
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