ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (18)

  • 活字中毒R。

    『のはなし』(伊集院光著・宝島社)より。 (「『好きな理由』の話」というエッセイの一部です) 【2年ほど前になるか、自分の担当しているラジオの深夜放送に立川談志家元をお呼びした時のこと。もともと古典落語の道をドロップアウトして今の世界に逃げ込んできた僕としては、談志家元は特別な存在で、何より6年間の修行時代にピリオドを打った理由の一つが「名人立川談志」の落語だった。 仕事疲れか、それが素の状態なのか、不機嫌そうにスタジオ入りした家元。僕は「機嫌を損ねて帰ってしまわないうちに…」とばかりその話をした。 「僕は落語家になって6年目のある日、若き日の談志師匠のやった『ひなつば(古典落語の演目の一つ。短く軽い話で特に若手の落語家がやる話)』のテープを聞いてショックを受けたんです。『芝浜』や『死神(ともに真打がおおとりで披露するクラスの演目)』ならいざ知らず、その時自分がやっている落語と、同じ年代の

    blackspring
    blackspring 2007/11/17
     「その時のお前さんは落語が辞めたかったんだよ。・・・人間なんてものは、今までやってきたことをただ理由なく辞めるなんざ、格好悪くて出来ないものなんだ。そしたらそこに渡りに船で俺の噺(はなし)があった」
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    『家電批評monoqlo VOL.1』(晋遊舎)の記事「アイスコーヒー気レビュー」のなかの「アイスコーヒー豆知識」より。 【現在、世界中の国で飲まれているアイスコーヒーだが、その歴史は意外と知られていない。しかも、最初にコーヒーを冷やして飲む「アイスコーヒー」という飲み物を考えついたのは、大正時代の日人だといわれている。これは、お茶などを始めとして温かい飲み物を冷やして飲むという、日独自の文化によるものなのである。 世界各国では品衛生上、飲み物を温めずに(火を通さない)飲むことが危険だと見なされていたり、欧米の一部の国では、水以外の飲み物を冷やして飲むことは非常に贅沢だという考えがあった。これに対して、日では昔から井戸水のように地下から汲んできた水を直接飲めるほど安全できれいな水が確保できたことや、飲み物を冷やして飲む文化が一般的に広まっていた。このことが、日でのアイスコーヒ

  • 活字中毒R。

    『スポーツニッポン』の記事より。 (「艇王」とファンに畏敬された競艇選手・植木通彦さんが「引退」について語ったインタビューより) 【――引退を決めた時期と理由は? 植木 心の中で20年間が大きかった。(桐生で)ケガをしたときに20年やろうと。この数字が頑張る支えになっていた。12年前にカミさん(節子夫人)と結婚したときも“(選手生活21年で迎える)40歳までは走るよ”と言っていた。 ――家族は引退をどう受け止めている? 子供は3人いるが、1番下の子(二男)は“ディズニーランドにでも行くの?”という感じだった。 ――もし3月の総理杯(平和島)を優勝していたら? 優勝しても辞めていたと思うし、F休み明けで平和島を走れたのがうれしかった。6日間走れたことに悔いはない。 ――引退の相談は? 恩師(田中靖人さん=小倉商野球部の当時の監督)には相談して「(辞めたら)一般社会は厳しいぞ」と言われたが、賛

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    blackspring 2007/07/24
     「最近、若松(4月の周年記念2日目)で落水した。普通はヤジが飛ぶところだが『植木、大丈夫か?』と言われた。そのときに『もう乗れんかな?』と思った」
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    「と学会年鑑GREEN」(と学会著・楽工社)より。 (と学会会長・山弘さんによるあとがき「あばたがかわいい女の子の話」の一部です) 【どんな趣味でもそうだろう。バイクにせよ、釣りにせよ、鉄道模型にせよ、古や切手の収集にせよ、アイドルや声優の追っかけにせよ、興味のない人間から見れば「なんであんなものに夢中になれるの?」と不思議に思えるだろう。古いオーディオ機器やSLやクラシックカーや第二次世界大戦中の飛行機を愛する人も多い。そうした古いマシンは現代の最新マシンよりも性能が劣っているのだが、そんなことファンには関係ない。好き嫌いは主観的なものであって、性能の絶対的な優劣で決まるわけではないからだ。 同様に、古書マニアが古書店を回って古を集めるのは、古が現代のより優れているからではない。僕らが特撮番組を見るのは、優れているからではない。単に好きだからである。 ところが困ったことに、ファ

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    blackspring 2007/07/13
     「僕たちは、自分の『好きなもの』に対して、『面白いから』という理由だけではなんとなく自信がもてなくて・・・『芸術的だからすごいんだ!』『社会への批判が込められている!』とか言いたくなってしまう」
  • 活字中毒R。

    『Q&A』(恩田陸著・幻冬舎文庫)より。 (作中の、あるドラマ脚家とその友人との会話の一部です) 【「言葉は怖いんだよ」 確かに、よく取材とかするの? 「まあね。プロデューサーとか、スタッフと何人かで一緒に取材したり、資料読んだり、話聞いたりすることはある。でも、あんまり取材には頼らないなあ」 細かいところが違うとか抗議来たりしないの。 「抗議はいろいろ来るよ。でも、しょせんはフィクションだし、ファンタジーなんだから、いちいち気にしていると切りがない。ドキュメンタリーとドラマの違いって分かる?」 脚があるかないかってことじゃないの。 「ドキュメンタリーだって、脚がないわけじゃないよ。あたしが思うに、ドキュメンタリーは見えるフィクションで、ドラマは見えないフィクションだよ」 見えるフィクションって。 「実在するフィクションとも言えるかな。交通事故があった。目撃者が証言した。目撃者は確か

  • 活字中毒R。

    「週刊SPA!2007.2/6号」(扶桑社)の「文壇アウトローズの世相放談・坪内祐三&福田和也『これでいいのだ!』」第226回より。 【坪内祐三:著作権ってさ、文芸・音楽・美術は作者が死んだあと50年間有効でしょ。それを今、日文芸家協会が、三田誠広('77年に芥川賞を受賞した小説家)を中心に70年間に延長しようと運動してて、反対派とモメたりしてるんだよ。 福田和也:勇気あるよね〜。自分の作品が死後に残ると思ってるんだね。 坪内:思ってるんだね。 福田:三田さん、今、著作権を放棄してもなんの実害もないでしょ。 坪内:それがさ、著作権の保護期間を70年間に延ばすべきだって人たちの主張が、スゴイ奇妙な論理なんだよ。それこそ、金井恵美子も『一冊の』で批判してたけど。なんかさ、「若くして著者が死んだときに、残された子の生活が……」って言うわけ。だけど、親が死んだときに子供が0歳だったとしても、

  • 活字中毒R。

    「週刊ファミ通」(エンターブレイン)2006.12/8号のコラム『伊集院光接近につき、ゲーム警報発令中』(伊集院光・著)より。 【このあいだテレビラーメン特番を観ていたら、ラーメン店の開業をプロデュースするプロと称するオヤジが、脱サラしてラーメン店を始めることにしたオヤジに、店舗の設計図を見ながらのダメ出し。「駄目だよ、こんなに座席を多くしたら、多少お客さんが入ったとしても空いてる感じがするし、行列もできないよ。座席はもう少し減らして入り口を広くする。そうすると外で待っている連中にもよく見えるし、臭いが行くでしょう」だとさ。何が言いたいかというと、「そろそろ”行列”=いい物、いいこと”という取り上げかたは終わりにしませんか?」って話。 先日のプレイステーション3の発売のときもそうだったし、大人気ソフトが発売されるときはいつもそう。このさきWiiやWindows Vistaとかが発売される

  • 活字中毒R。 -「自費出版」は、美味しい商売!

    「書店繁盛記」(田口久美子著・ポプラ社)より。 【出版界全体は不景気だが、自費出版はますます隆盛である。不景気な昨今、こんな美味しい市場がまだあるんだ、と古狸の私でさえうなずいてしまう。注文制で製作リスクも販売リスクもない、はっきり言って丸儲けの市場だ。しかも客単価が高い、最低でも1件50万は堅い。あとは客が来るのを待つばかり、小規模の出版社はホームページで募集、大規模になれば、新聞広告を大きく打って、待っていれば来る。「契約書店で販売も可能」とさらに重ねればもっと来る。「大型書店で相談会」と銘打てば、もっともっと来る。営業と編集、広告経費だけが原価。重ね重ね美味しい市場だ。ジュンク堂のように商売の邪魔するやつが現れたら、怒鳴り散らせばいい、客は書店でも読者でもなく注文主なのだから。 先日ひょっこりと訪ねてきた友人が「母親が自費出版でを出してね」と椅子に座るなり切り出した。へー、お聞きし

  • 活字中毒R。 - 「意味不明のお経」を皆の前で唱える意義

    「吾輩ハ作者デアル」(原田宗典著・集英社文庫)より。 (「声という不思議」というエッセイの一部です。ここ数年、自分で朗読をやるようにもなって、”声”や”音”についての興味が湧いてきたという話の続き) 【そうやって改めて考えてみると、人の声というのはなかなかどうして面白い。へえ、と感心するような逸話も数多い。 例えばもう5、6年前だったろうか、勝新太郎の最後の舞台で共演した役者から、こんな話を聞いたことがある。公演中の或る日、楽屋で勝新太郎が、 「おい、お前……客っていうのはアレ、何を聞いてんのか分かるか?」 と唐突に尋ねてきたのだという。返答に詰まっていると勝新はこう言ったという。 「客はな、役者の台詞なんざ聞いちゃいねえんだ。アレはな、声を聞いてんだ――音を聞いてるのよ」 なるほどなあ、とその役者は感心したそうだが、又聞きした私も感心した。そういう持論があるから、勝新は舞台上で時折わざと

  • JIROの独断的日記 「無思考」を「プラス思考」と称する欺瞞

    ◆読者の方からヒントを頂いたことを予めお断りしておきます。 私は、同じ文章をエンピツ、ココログ、エキサイトブログの3カ所に掲載している(エキサイトは最近更新をサボりがちです。済みません)。 稿は、その3つのうちのいずれかの読者の方からヒントを頂いたものであることを予めお断りしておく。 ブログの来のあり方からすれば、ここでその方の文章にリンクを貼るべきところであるが、 ブログには、変なエロサイトからスパムTBを送ってくる者がしばしばいるので、その読者(仮にAさんと呼ばせていただく。)に、つまらぬTBが流れてゆく恐れがある。 そういうご迷惑をおかけしたくないので、何処のどなたかは伏せさせていただく。非礼をお許し頂きたい ◆Aさんの主張。 Aさんのお仕事は、マスコミ関係若しくはそれに近いという事だが、私とご人とは勿論全く面識が無い。 先日、上記3カ所のうちのどれかにコメントを頂いたので、A

  • 活字中毒R。就職の面接で、「すごくおっぱいが大きいけど、得するの?」と聞かれたら……

    「週刊SPA!2006.10/10号」(扶桑社)の鴻上尚史さんのコラム「ドン・キホーテのピアス・587」より。 【ここんとこ、ワークショップっつうのをやったり、新しい劇団のオーディションをしたりしています。 ちょくちょく書いている、僕が司会の『クール・ジャパン』というNHKBS2の番組で、面接の違いについて欧米人と盛り上がったことがあります。 ドイツ人もイギリス人も、そしてアメリカ人も、就職の面接の時は、「かなり攻撃的なことを聞く」んだそうです。 ドイツ人の説明が一番過激でした。 「離婚歴なんかがあると、『どうして離婚したの?』って突っ込まれますね。会社をいっぱい変わっていると、『なにかまずいことでも起こしたの?』って言われますね」 ちょっと信じがたかったので、「それは、なんのためなの?」と、素朴に聞けば、「とにかく相手を怒らせるのが目的なんですよ。怒った時に、相手がどうふるまうか、面接官

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    blackspring 2006/10/12
     「相手を怒らせるのが目的・・・。怒った時に、相手がどうふるまうか、面接官はそれが一番、見たい」「窮地に陥ったときの『パニック耐性』を知るために、あえてそういう質問をぶつけてみることもある」
  • 活字中毒R。

    「週刊SPA!2006.10/3号」(扶桑社)の鴻上尚史さんのコラム「ドン・キホーテのピアス・586」より。 (鴻上さんが、弁護士の福井健策さんが『中央公論』に書かれた「著作権」に関する文章を読んで考えたこと) 【福井さんによると、今、著作権の世界では、廉価版のDVDの品質問題や訴訟問題(1953年問題と呼ばれたりしています)などがありますが、一番、問題なのは、「期間一律20年延長問題」なんだそうです。 以下、福井さんの文章を僕なりに紹介・理解すると――。 アメリカは、映画の著作権を、1978年に19年間延長して、さらに'98年にはまた一律に20年延長しました。現在、映画は、公表後70年ですが、このままいくと、また20年後の2018年には、20年の延長をするだろうと予測されています。 いえ、ひょっとすると、いきなり、「映画の著作権は、永遠に切れない」と宣言するかもしれません。 アメリカは、

  • 「韓国には白か黒しかない。灰色はないんだ」 活字中毒R。

    「週刊アスキー・2006.10/3号」(アスキー)の「今週のデジゴト」(山崎浩一著)より。 【あれは、そう、数年前に韓国のネット事情を取材したときのエピソードだった。当時、ネットで目の敵にされている某大新聞社の企画で、私は韓国の人気ニュースサイト主宰者のK君と出会ったのだった。K君はいわゆる386世代の末っ子に当たる30代後半。ご多分に漏れず、幼少期から反日教育を叩き込まれ、学生時代は過激な民主化闘争にのめり込み、主宰するサイトでも痛烈な保守批判に健筆をふるっていた。 ソウル江南区にあたる彼のオフィスで通り一遍の取材を終えると、なんだか話し足りない様子のK君は、私と通訳のY嬢を事に誘ってくれた。せっかくのお誘いなので、彼の行きつけの韓定レストランで昼間っから一杯やりながら話の続きを……てなことになった。 K君はいきなり焼酎のボトルを1空けてしまうと、さきほどとはうって変わった韓国風べ

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    blackspring 2006/10/04
     「『内心はわかっている人』ですら、自分が社会のなかで生き延びるために『反日』をアピールしなければならないような状況では、韓国の『反日感情』を緩和するのは、かなり難しいのだろうな」
  • 活字中毒R。

    『ダ・ヴィンチ』2006年10月号(メディアファクトリー)の対談記事「わたしにもベストセラー新書が書けますか?」より。 (対談されているのは、辛酸なめ子さんと、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者・山田真哉さんです) 【辛酸:手元にある『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の帯を見ると130万部と書いてあるのですが、いまは何万部ぐらい売れているのでしょうか。 山田:148万部ですね。ただ、人に言うときはキリのいいところで150万部にしています。 辛酸:100万部を越えると2万部も端数なんですね……。私のは山田さんの端数分ぐらいが売り上げ数の相場なので。 山田:100万部越えたら2〜3万部は惰性ですよ。 辛酸:惰性、ですか。 山田:惰性というのは、とくに営業しなくても1ヵ月にそれぐらいは売れるということ。「ミリオンセラーだから買おう」という方々がいらっしゃるので。でも、ミリオン達成までには

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    blackspring 2006/09/26
     本を売るためには考えて考えて仕掛けないとダメよ。仕掛けがうまくいけば売れてるというだけで買う人も出てくるしね、なんて話。
  • 活字中毒R。 - 「それであなたは何と思ったのかな?」という「文学的指導」の嘘

    「はじめてわかる国語」(清水義範著・西原理恵子・絵:講談社文庫)より。 (清水さんと、古今の「文章読」について分析した『文章読さん江』という著書のある斎藤美奈子さんとの対談の一部です) 【清水:もうひとつ面白いのはね、文学的指導ね。つまり、「そのときどう思ったの?」というやつです。 斎藤:子どもの作文指導には、必ずそれがありますね。 清水:「目の前で友だちがペタンところんだ。先生が来て助けた」という作文があるでしょ。そのときあなたはどう思ったの? 心の動きを書きなさい、というね。 斎藤:そうそう、それがウザいんだ。 清水:私も最初はやっていたんです。そういうふうに書いたほうが、作文は豊かでいいものになるのかな、と。「みじめだなと思いました」とか「かわいそうだなと思いました」とか書いてあるほうが、「ころんだ」というよりもいいだろうと思っていた。でもどうしてもそれが書けない子がいました。

  • 活字中毒R。

    「ダカーポ・588号」(マガジンハウス)の特集記事「このを読め!好きの屋さんからの直言」より。 【大学卒業後の家業を継いで20年余り。久住さんは、札幌市西区で60年の歴史をもつ「くすみ書房」の2代目である。 「バブルの崩壊と若者の活字離れ、さらにナショナルチェーンの進出などで、町の屋は青息吐息。売り上げはピーク時の半分に落ち込み、全国で毎年、1000店舗を超える書店の廃業が続きました。売り上げを伸ばそうと、何年も努力を続けましたが、ほとんど打つ手がない。それが3年前の状況だったんです。 残る道は店を閉めるか、移転するしかない。久住さんは社員にそう宣言して、最後の頑張りのヒントを得ようと、片っ端からを読んだ。 (中略) 売り上げを伸ばす努力に怠りはなかった。だが、売り上げを一切考えないで、人集めだけを意識した取り組みをしたことはない。でも、どうしたらいいのか……。長年温めてきたアイ

  • 活字中毒R。 『ルパン三世 カリオストロの城』の功罪

    「BSアニメ夜話 Vol.01〜ルパン三世 カリオストロの城」(キネマ旬報社)より。 (名作アニメについて、思い入れの深い業界人やファンが語り合うというNHK−BSの人気番組の「ルパン三世 カリオストロの城」の回を書籍化したものです。この回の参加者は、岡田斗司夫さん(作家・評論家)、乾貴美子さん(タレント)、大地丙太郎さん(アニメ監督、演出家、撮影監督)、国生さゆりさん(女優)、唐沢俊一さん(作家・コラムニスト)です。 【岡田:あの、原作者のモンキー・パンチさんは、やっぱり、この『カリオストロの城』を、すごい評価しているんですけども、この後ですごくやりにくくなったと言っているんです。 国生:そうだと思う。 岡田:だってモンキー・パンチの原作版のルパンって、女を裏切るし後ろから撃つんですよ(笑)。 国生:そうそうそう。 大地:そうなの? 国生:そうなんです。 乾:いい人ですよね? この作品だ

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    blackspring 2006/06/25
     「カリオストロの城」のルパンは原作のルパンとは別物なのに、カリオストロのルパンが有名になりすぎたために、原作者がカリオストロのルパンのイメージに縛られざるを得なくなっているという話。
  • 活字中毒R。 - 松本人志が写真週刊誌を訴えた「本当の理由」

    「週刊プレイボーイ」(集英社)2006.6/5(Vol.23)号の「松人志の怒り!」より。 (読者からの[松さんが、写真週刊誌を相手に「裁判で勝訴」という記事を読みました。なんでも、プライベートでAVを借りているところを盗撮された」からとか。確かに、そんなことされたら腹立ちますよね!] というメッセージに対しての松人志さんの答えの一部です) 【この裁判はねえ、勝つには勝ったんですけど、当に大変でした。 もうね、ワザとやと思うんですけど、新聞やその他の報道でね、ボクのいちばん言いたかった主張が歪曲されているんですよ! 報道の多くが「プライベートでAVを借りているところを盗撮された」ことを怒っているように書いてありましたが、違うんですよ。 そうではなくて、写真を載せる時に「防犯カメラの記録ビデオから転載した」ことをボクは怒ったわけです。 もし、こんなことがこれからも許されるのなら、有名

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    blackspring 2006/06/07
     「ワザとやと思うんですけど、新聞やその他の報道でね、ボクのいちばん言いたかった主張が歪曲されているんですよ!・・・写真を載せる時に『防犯カメラの記録ビデオから転載した』ことをボクは怒ったわけです」
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