データベースのアップグレード IndexedDBがわかりにくい理由の一つに、データベーススキーマの「アップグレード」処理をプログラム中に書かなければならない点が挙げられます。IndexedDBはJavaScriptオブジェクトを読み書きすることができ、「NoSQL」を標榜しているDBのほとんどがそうであるように、静的なスキーマを必要としません。スキーマを持たないのに、なぜ「スキーマのアップグレード」という処理が必要なのでしょうか? IndexedDBにおけるJavaScriptオブジェクトの「入れ物」は「オブジェクトストア」と呼ばれ、RDBで言うところの「テーブル」に近い概念です。1つのオブジェクトストアには、どんな種類のJavaScriptオブジェクトでも格納するができますが、多くの場合は「構造がほぼ同一の」オブジェクトを読み書きすることになります。それらのオブジェクトを識別するための値
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