エラーメッセージ(標準エラー出力)は表示しない エラーメッセージは不要、という場合は「2> /dev/null」で標準エラーメッセージを「/dev/null」へリダイレクトします(画面10)。「/dev/null」というのは「ヌルデバイス」という特別な場所で、ここへの出力は全て破棄され、どこにも出力されず、保存もされません。
![パイプとリダイレクトでコマンドを組み合わせて実行しよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6e84fc6ab06f31b2e64248cbfc92fe06deb5bab5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_ait.gif)
パイプとリダイレクトの活用 ここからは「find」コマンドを例に、パイプとリダイレクトを組み合わせて標準出力と標準エラー出力を操作する方法を幾つか紹介します。 findコマンドはファイルを検索するコマンドで、「find 検索場所 検索条件」のように指定して実行します。例えば、「find / -name '*.log'」でルートディレクトリ下、つまり全てのディレクトリ下にある、拡張子が「.log」のファイルが全て表示されます。 ※検索条件として指定している「-name '*.log'」の「*」はどんな文字でも、何文字でもよい、という意味の指定です。「*」記号や「'」記号の意味と使い方については、本連載であらためて取り上げます。 findコマンドは、見つかったファイル名を標準出力に、ディレクトリにアクセス権がないので探せないような時のエラーメッセージは標準エラー出力に出力します。 検索場所にル
パイプとリダイレクトでコマンドを組み合わせて実行しよう:“応用力”をつけるためのLinux再入門(6)(2/4 ページ) 「標準入力」と「標準出力」を知ろう パイプとリダイレクトを使いこなす前に、まず「標準入力」と「標準出力」を理解しておきましょう。 コマンドは必要に応じて何らかのデータを受け取り、処理をして、結果を出力します。特に何も指定していない場合、入力はキーボード、出力は画面となります。これをそれぞれ「標準入力」「標準出力」と呼びます。 あるコマンドが標準出力に出力した内容を、他のコマンドの標準入力につなげるのがパイプで、「|」という記号で表します。従って、「dmesg | more」は「dmesgコマンドの標準出力を、moreコマンドの標準入力につなげている」、つまり、「dmesg | more」は「dmesgコマンドが標準出力に出力している内容を、moreコマンドに渡している」
連載目次 「パイプ」と「リダイレクト」を使うとどんなことができるのか? Linuxのコマンドラインを使いこなす上でポイントとなるのは、「パイプ(パイプライン)」と「リダイレクト」の活用です。 例えば、「dmesg」は起動時のシステムのメッセージを再表示するコマンドですが、起動時のメッセージはかなりの量があり、1画面で一度に見ることはできません。そこで、「more」というコマンドを使って1画面ずつ停止しながらメッセージを表示するのであれば、パイプを使って「dmesg | more」のようにコマンドを実行します(画面1)。
毎朝、デザイナーは目が覚めると、喜んで自分の製品に取りかかります。それがデジタル製品であっても物理的な製品であっても、デザイナーは心の中で、人々が自分の製品を使いたがるようになり、楽しんで使うようになると信じているのです。 それはやや一般論かもしれません。しかし、私たちはデザイナーとして、自然と 自分が取り組んでいる各プロジェクトを最高のものにし 、革新的なものにして、そして何より、違いをもたらしたいと考える傾向があります。 ああ、私の製品は素晴らしい物になるはずだ。機能やオプション、設定が充実している。みんなが毎日その製品を使い、愛用するようになるだろう。 – あるデザイナー ここで少し意外な事実をお教えましょう。人々は製品を使用ことにあまり興味はありません。ユーザがインターフェースを操作したり、つまみを回したり、レバーを引いたり、ボタンをタップしたりするのはすべて時間の無駄です。むしろ
視覚はヴァーチャル、体はリアル。VRヘッドセットでジェットコースターに乗ろう2016.03.15 09:00 渡邊徹則 混ぜようとした発想がすごい。 仮想現実を体験できるVR。そして、非現実を体験できるジェットコースター。この2つを合わせたら一体どんなことになるのか。答えがこちらです。 こちらは、アメリカ全土に展開している、シックス・フラッグスという遊園地。そのほとんどが絶叫系マシーンということでも有名です。 そして、そのジェットコースターに乗りながらかけているのは、もうおなじみのVRヘッドセット。中では、そのジェットコースターの起伏に合わせた映像が流れる、という仕組みです。 ジェットコースター好きからしたら、せっかく乗ったのにヘッドセットかけることはないだろうにという気もしますが、これはこれで新しい体験ができるのかもしれません。 VRのまた新たな可能性が広がった、ような気がする動画でした
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く