『死ぬ権利はだれのものか』 『生と死の倫理 伝統的倫理の崩壊』 『レッドマーケット 人体部品産業の真実』 『ヒトクローン無法地帯 生殖医療がビジネスになった日』 『試験管の中の女』 『遺伝子万能神話をぶっとばせ 科学者・医者・雇用主・保険会社・教育者及び警察や検察は、遺伝がらみの情報をどのように生産し、操作しているか』 いずれも一昔前の本です。 しかし、少し年月が経つだけでこれだけ倫理感覚が変わってきているというか、このくらい変わりうるのだということをちゃんと予測しとこうよ。 『死ぬ権利はだれのものか』 ウィリアム・コルビー 私達のほとんどは、ゆっくりと進行する慢性病を抱えながら生きていくよう運命づけられている。つまり、医師と一緒に何年もその症状と闘いながら生きていくということだ。 もし、自分が重篤な状態になったときに、自分が受ける医療についてどのような意思決定をしたいかを周りの人に伝えて
色弱の人は、日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体では300万人以上いるということです。 私の親せきに色弱はいましたが、「自分は色弱だ」という友人とはあまり会いませんでしたから、それほどの高い割合だとは思っていなかったのです。 【学校のバリアフリーを考える】”黒板の赤チョークの文字が見にくい。先生が赤で強調する場合が多いので困りもの。” 私も色弱ですが黒板の赤チョークは本当に何も見えませんでした。 チョークの動きを見て何を書いているのか判断する感じになりますね。 几帳面な私が赤系列のクレヨンだけ順番バラバラに並べていたのを先生に指摘されたのが色弱を自覚したきっかけでした。 — ガガ (@Gagateras) 2017年3月30日学校に色覚チョークを導入すれば色弱を含めたすべての生徒が見やすくなり学習環境の向上につながる。また、文科省から色覚に配慮する目的で白と黄色の2色の
📖 多くの困窮高齢者の救済に務めてきたNPOの人が、現場経験込みで突き付けてくれる強烈な数字の数々。 高齢者という自分の未来、どうします? 現役時の平均年収が400万円前後、つまりごく一般的な収入を得ていても、高齢期に相当な下流リスクが生じることをお伝えしておきたい。 下流老人とは、いったい何か: 下流老人の具体的な指標3つの「ない」 ①収入が著しく少「ない」 ②十分な貯蓄が「ない」 ③頼れる人間がい「ない」(社会的孤立) 老後「年金+就労収入」で暮らしていけるという生活設計は、「健康であること」を前提にして成り立つものである。自分が生涯を通じて健康でいられるかどうかは、誰にもわからない。 当たり前だが、高齢期は想像以上に病気に冒されやすい。計算外の高額な入院費用や医療費、介護費の負担がのしかかれば、生活はあっという間に破綻してしまう。 事態をより悪化させている原因のひとつに、支援施策の
📖 数多くの死に立ち会ってきたターミナルケアの先生が、「死にゆく人は、このようなようすを経て、死に至る」をまとめて記してくれた。 余命24時間前付近が、苦痛が最大となり、鎮静(最低限間欠的なものでも)を考慮すべき時間帯である。せわしなく体を動かされたり、足が重だるく感じて看護者に動かしてほしいと希望されたりすることがよくある。 苦顔や体動が消えれば、余命は多くが数時間程度(長くてもおおよそ24時間以内)であり、万一苦痛があったと仮定しても、あとわずかの時間でそこからは解放されるはずです。 ”症状が日一日と進み、病人の苦痛が激しくなると、親類一同が集まり病室に詰めていたが、その時周囲の人びとが病人にかけた言葉が「がんばれ、もうすぐ死ねる」であったという。” http://t.co/2wbea897Sj 『日本人の死のかたち 伝統儀礼から靖国まで』波平恵美子 — 科学に佇む一行読書心 (@e
私たちは完全な視覚世界を持って生まれてくるわけではない。私たちは経験を積まなければ見えるようにならないのだ。そして、経験を積む時期は、早いほうが望ましい。 表情の認識は、成長過程で見続けた表情によって歪められることがある。さまざまな表情写真を解釈させると、養育放棄された子は悲しみ、虐待を受けた子は怒り、と答えがちであったという。 視覚障害者は、手で触って物体の形を感じ取る。背面も全面も側面も同時に感じ取る関係で、視覚障害の世界では「何かが何かにさえぎられて見えない」という感じはしないらしい。 「視覚世界の謎に迫る 脳と視覚の実験心理学」 ものの形が分かること、動きが見えること、奥行きを感じられること、人の顔を見分けられること、どれも当たり前に思えるけど、とんでもない能力だということが分かる本。 pic.twitter.com/oKG0ue2vfV — なお (@NAO_minor) 201
類人猿たちが作る道具は、目下必要なものだけである。人間は、翌日に道具が必要となるだろうことを理解でき、新しい居住先にも持っていける。 水の持ち運びは、将来に備える最小限の計画の形態であるが、それはしかしながらヒト科の生活にとっては一大進展を意味したかもしれない。 すべての思考が脳で起こっているわけではない。脳も完全に孤立した状態では機能しない。脳が置かれている肉体に大いに依存しているのである。 思考は脳に限った営みではなく、生物体全体にある。脳を主(あるじ)と考えるのはやめるべきだ。むしろ肉体のために働く召使いと考えた方がよい。 チャールズ・スノードン ”ボノボとチンパンジーにとっては、コミュニケーションするのがおもしろいと思える話題がかなり限られている。” ヒト以外の類人猿は、ビートを一定に打てない。 『ヒトはいかにして知恵者(サピエンス)となったのか―思考の進化論』という本の中で、ヒト
「ハゲると女性にもてない」という信念には不思議な点がある。 インタビューの回答者には、ハゲを理由に女性に嫌われた経験をもつ人も、直接「ハゲは嫌い」と言われたことがある人もいなかったのだ。 じつはハゲていることの劣等感は、女性からの働きかけによって生まれたり維持されたりしているのではない。それは男性同士のからかいややりとりの中でつねに維持され更新され続けているのである。 からかいは、遊びであるがゆえに「真面目に受けとってはならない」とされる。 からかわれる側は怒りの表出や真面目な対応を封じられる。 また、からかう側は自らの行為を免責される。 人格的な社会的成熟度を試験するような性質が、ハゲをめぐるからかいには内包されているのだ。ハゲた男性が「おい、ハゲ」と呼ばれるとき、彼は同時に自らの人格をテストされているのである。 ハゲた男性をからかう側は、ことさら攻撃することによって、自らがハゲという好
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