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ブックマーク / www.lovepiececlub.com (5)

  • 真似したくない大人<後編> | 田房永子の女印良品

    2013年5月 2日 先生たちは、パーマ頭に反省文を書かせたり、ピアスの穴を塞げとか、指定以外のセーターを着るなとか、そういうことで私たちの何かを「抑制」してはいた。保健体育の時間には、暗〜〜〜い高校生カップルが暗〜〜い産婦人科で堕胎をし、学校を辞めて暗〜〜〜い人生を歩む、という暗すぎるビデオを見せて、心理的にセックスを禁止してもいた。 だけど毎朝毎朝クラスの誰かが「またおかしな男に気味の悪いことをされた」と話しているのに、その「一方的な被害」に関しての「指導」は一切なかった。「ペンキで退治しちゃお☆」みたいな話だけだ。厳しくて恐い先生は何人もいたけど、「パブリックな場所で、見知らぬ男から“発情”をおしつけられた時の対処法、心得」というものは一切誰も、教えてくれなかった。先生だけじゃない、大人たちみんな。 私は、合気道をやってみて、女子校に通っていたのに、こういった授業がなかったことに腹

  • パンツを見せる女の子|田房永子の女印良品

    小学4年生の時、「パオパオチャンネル」という関東ローカルの子供向け番組が学校で爆発的に流行っていた。月から金の夕方の帯番組で、曜日によってMCが変わる。毎日面白かったけど、当時スターになったばかりのウッチャンナンチャンがMCをする金曜日は特に人気があった。アメフトの格好をした男子が床に並べられた大きなカルタを取り合うゲームとか、床をプールに見立て床泳ぎの速さを競うゲームとか、「ドラえもん」にまつわるクイズのコーナーなどがあった。そのほとんどが毎週「出演者募集」をしていて、視聴者の小学生が多く出演していた。 その中で唯一、女子向けの競技があった。「下脱がしレスリング」というもので、3対3で敵の下を脱がし、1分間で多く脱がしたほうが勝ちというもの。勝ったら豪華なおもちゃやグッズがもらえる。毎週それをボーッと見ていたのだが、クラスの女の子Aちゃんが「一緒に出よう」と誘ってきた。もう一人のBち

  • 男たちのAKB48|田房永子の女印良品

    2013年2月 5日 AKB48のメンバーと自分の顔を合成して“2人の赤ちゃん”の顔写真を作れるサービス「わたしと赤ちゃん作らない? ネットでね。」は、一部の人たちの特殊な趣味に対してサービス精神の高い女の子たちがお仕事でやっている、という感じがして、流すことができた。あれは「一部の人たちのもの」だったし、スキャンダルも嫌悪感も全部「話題作り」に転換するAKB48商法、いわゆる「注目してしまったほうが負け」という先手商売がまだ成立してたと思う。だから無視することで意思表示ができた。だけど峯岸みなみさんの坊主謝罪動画は、そんな域を超えちゃっていて、騒ぎに加担したらAKB48商法の思惑通りだ、なんて思わなかった。ファンの人たちの欲望に身を削って応えているうちに、ファンの人たちの間でも手に負えないモンスターに、AKB48はなっちゃったんだと思った。 もともと私はAKB48には「明るいブルセラ」と

  • 「まんこの洗い方」問題|田房永子の女印良品

    「まんこの洗い方」問題 2012年8月22日 Nちゃんのまんこを初めて見たとき、美しさに息を飲んだ。出産して数時間後、入院先の病室で初めてNちゃんのオムツを替えた時のことだった。鶏がらみたいな体の中央に、厚いふたつのふくらみがピタッと閉じてわれめになっている。大事なものって感じがした。 オムツを替える時、われめを拭くとその中が見える。われめの中はなんだか見ちゃいけないところって感じがして、怖かった。中についているカスは胎脂という赤ちゃんの皮膚をまもるものらしいのだが、その時は知らなかった。「中もキレイにするんですか?」助産師さんに聞いた。助産師さんは「うん、ついてたら拭けばいいからね」とササッと言う。赤ちゃんのわれめの中にはうんちがつくこともある。だからうんちがついてたら拭くのか、それとも中のカスを全部拭き取るのかわからない。でも、それ以上聞けなかった。他のことは1から10まで教えてくれ

    blue-hydrangea-drops
    blue-hydrangea-drops 2012/08/23
    女性器の構造と洗い方、もっと周知されるべき。女性の健康を守るためという点に加え、男性にとっての「彼女の股がすごく臭い!」という悲劇も防げる。
  • いまさら気づいたこと|職業婦人の生きる道 坂戸恵美

    いまさら気づいたこと|女性が差別されない世の中を願い、子育てをしながら仕事もがんばる母親の視点で書かれるコラム。 いまさら気づいたこと 2009年9月 2日 今年の春のことだ。長男も幼稚園の最終学年に進級し、渡された年間行事表にはさまざまなイベント計画が記されていた。子供も親も大忙し。ましてや担任の先生の大変さも。そんなことをぼんやりと考えながら懇談会から帰ろうとしていると、とある母親グループから声をかけられた。 「ねえ、担任の先生、ポンだって知ってた?」 まったくの意味不明な用語! 聞いてみると、「ポン」とは妊娠したことらしいのだ。「腹ポン」とも言うらしい。最初からそういってもらえれば予想もできただろうに。いや、わざわざそんな名前で呼ぶこと自体おかしいのだが。それは幼稚園という教育機関での“事件”なのであり、割合は定かではないが、よく思わない母親たちがいるのである。 その母親たちの言葉は

    blue-hydrangea-drops
    blue-hydrangea-drops 2011/04/17
    世の中には妊婦さんが存在しますってことを子どもたちに教えるのはすごく大切なことなのに。先生をクビにした母親たちは、間違いなく自分たちの子どもにも先生の悪口を言ってる。それがどれだけ悪影響を与えるか!
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