ママゲリア聖子の大阪ロマンチック北大阪在住、食いしん坊で呑んべえのなかよし夫婦のいろいろを記録しておきたいと思います。こんなに楽しい毎日、本当に感謝しています。 この器の作者は鳥取県の青谷で、山根窯という窯を持ち作陶なさっている石原幸二さんです。 青い八角鉢を購入したのは、20年以上前。当時、阪急豊中の駅の近くに「茜工藝社」という、ご夫婦で民芸の器を扱っておられる楽しい店があり、私は独身時代から、お二人のお話が伺いたくてしばしば通い、少しずつ民芸陶器を集めていました。 ある時、お店の近くの空きオフィスを使ったギャラリーで、山根窯の石原幸二さんの個展が開かれていました。その時、作者も来阪なさっており、私はお目にかかって少しお話をしたのです。6000円だったか8000円だったか忘れてしまいましたが、若い日の私はこのブルーの釉薬の色と、多角形のフォルムと細部にわたる確かな技術とがみな好きで、お小