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  • 第4回 ピンインは如何にしてできたか | ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く | 橋本陽介 | 連載 | 考える人 | 新潮社

    尚古主義にもとづく注音字母 中国語は漢字で表記されるが、漢字を見ただけではどのように発音するかよくわからない。そこで使われているのがピンイン(拼音と書く)で、ローマ字のアルファベットを使用して発音を表している。ピンインの表記方法が使われるようになったのはそれほど昔ではなく、現在の中華人民共和国の成立後、1950年代後半からのことだ。今回はどのようにしてピンインが定められることになったのか、見ていこう。 ピンインは、最初は「ピンイン文字」と呼ばれた。連載ですでに触れたように、中華人民共和国では、最終的には漢字を廃止してより「進化した」文字である表音文字に切り替えようと画策していた。つまりピンインは来、発音記号のようなものではなく、やがては漢字にとって代わるべきものとして発案されていたのである。 表音化の先駆として最初に名前が挙がるのが、盧戇章の『一目了然初階』(1892年)だ。盧は英語

    第4回 ピンインは如何にしてできたか | ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く | 橋本陽介 | 連載 | 考える人 | 新潮社
    blue_night_blue
    blue_night_blue 2024/05/18
    多言語学習者からすると、マジで文字はアルファベットに統一して欲しいので、ピンイン表記のみの中国語の世界線は、助かる。文字は文化なのは理解出来るし表意文字のメリットも分かるが、それ以上に学習コストよ…
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