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ブックマーク / hon-yomi-hp.seesaa.net (3)

  • 腐女子のための読書感想文の書き方: 本読みHPブログ

    昨日の日経新聞夕刊に、 「小学生も感想文 コピペ ネット丸写し横行 悩める教育界」 なんて記事が載ってました。 そのコピペ元を提供している立場の私としましては、そうやって小学生のモラル低下を問題視するよりも、いいかげんそろそろ読書感想文そのものの意義を再検討したほうがいいんじゃないの、と思ってるわけですが、まあそんなわけで、読書感想文のシーズンがやってきました。今年は家サイトも更新したいなあ‥‥。 ともあれ、それはそれとして今日は、読書感想文に悩むあなたへの支援ネタ。ただし腐女子限定です。 ほとんどの生徒(そしてたぶん多くの教師)が誤解しているような、たとえば自分の経験をふまえながら登場人物の気持ちを慮る、といったようなことを書くだけが読書感想文ではありません。なにしろ「感想文」なのです。自分の思ったことを好きなように書くのがタテマエのはず。であるならば、自分にとって書きやすいことを書き

  • 世界の文学少女: 本読みHPブログ

    当たり前のことを言いますと、文学少女は、何も日独自のものではありません。卓球少女が中国ドイツにもいるように、文学少女だって世界各地に存在しています。彼女たちは、それぞれの地元の文学少女ファンたちに見つめられ、萌えられ、崇められながら、今日も静かにを読んでいるのです。 たとえばロシアでは、市電のホームにひとり、金髪の頭に毛皮の帽子(メーテルがかぶってたような円筒形のアレ)をかぶった文学少女タチアナ・リブロスカヤ(15歳)が、手にしたに目を落としています。気温は氷点下、タチアナの頬と鼻の頭は、寒さで真っ赤です。手にはモフモフの大きな手袋をはめていて、ページをめくるときは、大急ぎで片手の手袋をはずして、パラリとページをめくって、裸の手にハーッと息を吹きかけ、はめ直します。 そうやって寒さに耐えながらタチアナが読んでいるのは、分厚くて活字がびっちり並んだ‥‥、どうやらドストエフスキーの『悪

  • 白樺派の真実: 本読みHPブログ

    先週から流行っている「相関図ジェネレータ」。2~5人分の名前を入力すると、それらの間の関係をてきとうに図示してくれるというスグレモノです。これを使って、文人たちの相関関係をさぐってみよう、というのが今回のネタ。 【白樺派】 まずは、これから。学習院出身の文学青年たちの集まり、白樺派です。中でもよく知られた志賀直哉、武者小路実篤、有島武郎、里見トンの4人。武者さんは当にみんなに慕われていたのか、里見と志賀は悪友同士だったのか‥‥。で、結果がこれ。 なるほど、志賀と里見が「友達」というのは順当ですね。武者小路実篤が「正義」で里見が「悪」というのもなんだかそれっぽいです。しかし、実は志賀と武者小路は「敵同士」、さらに武者小路は有島武郎とSMの関係だったとは! っていうか、有島武郎のほうがSなんですか! 【自然主義】 その白樺派の一時代前、自然主義作家たちの関係はどうだったのでしょうか。島崎藤村

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