Published 2022/02/28 12:06 (JST) Updated 2022/02/28 12:23 (JST) 岸田首相は参院予算委で、自国の領土内に米国の核兵器を配備し共同運用する「核共有」政策について「非核三原則を堅持するわが国の立場から考えて、認められない」と述べた。
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インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方をめぐり両国の軍事的緊張が高まっています。パキスタン軍がインド軍の戦闘機を撃墜したと発表したほか、両軍が砲撃によって交戦するなど軍事行動のエスカレートが懸念されています。 撃墜したのは2機で、1機はパキスタン側に、もう1機はインド側に墜落したということで、乗っていたインド軍のパイロット2人を拘束したことも明らかにしました。 これに対し、インド外務省は記者会見でインド空軍の戦闘機1機が墜落したことを認めたうえで、パキスタン軍の戦闘機1機を撃墜したと発表しました。 一方、インド国防省によりますと、26日夜から27日朝にかけて、カシミール地方の境界線付近に駐留するインド軍が迫撃砲やミサイルでパキスタン軍と交戦し、これまでにインド軍の兵士5人がけがをしました。 インド政府は26日、カシミール地方のパキスタン側に戦闘機を越境させて、今月14日にインドの治
小笠原諸島(東京都小笠原村)が米国の施政権下から返還され、26日で50年になる。その中で太平洋戦争の激戦地だった硫黄島は、元島民の帰還がかなわぬまま半世紀の節目を迎える。 「返還は名目だけ。島民が帰れなくては意味がない」。川崎市の山下賢二さん(88)は14歳の時、戦時中の強制疎開で生まれ育った…
北朝鮮が6回目の核実験に踏み切った。地震の規模から推定すると、爆発規模は過去最大とみられる。朝鮮中央テレビは、大陸間弾道ミサイル搭載用の水爆実験に「完全に成功した」と発表した。核弾頭とミサイルの開発はどこまで進んでいるのか。 長さ1メートルほどの、ひょうたんのような銀色の物体――。北朝鮮は3日、金正恩・朝鮮労働党委員長が核兵器研究所を視察した様子を配信した。物体は、ミサイルの先端部に収める水爆の容器に似た形。映像は、弾頭の小型化に成功し、ミサイルに積める段階に近づいていることをアピールしたものとみられる。 北朝鮮は昨年9月、水爆の前段階といえる「ブースト型」の原子爆弾の実験に成功したと考えられている。ブースト型爆弾は、ウランやプルトニウムなどの核分裂反応を効率良く起こすことで、長崎に投下された「爆縮型」の原爆を大幅に小型化したものだ。 水爆は、さらに威力を高めるために、2段階で爆発する。ま
8月6日。8月9日。 72年前、広島・長崎に核爆弾が落とされた日です。 9日長崎では、安倍総理も参加した慰霊が行われました。 広島、長崎の核爆弾の惨禍を二度と繰り返してはならない。 毎年8月を迎えるたびに黙祷しながら強く思います。 そんななか、9日長崎市長が安倍総理に対して核兵器禁止条約を批准するべく要求したことが話題となりました。 日本人は、須く二度と核の惨禍を繰り返してはならない、核爆弾を世界から無くしたいという思いで一致していると思います。 それなのに日本政府はなぜ参加しないのだと疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。 そこで今回は、日本がなぜ核禁止条約に参加しないか、核のない世界実現のためにすべきことなどについてわかりやすく見ていきたいと思います。 核をめぐる条約 NPT体制 核禁止条約 日本が核兵器禁止条約に参加しない理由 核の傘 現実的ではない 溝を深めかねない 禁止は厳しいが着
1945年から1962年にかけてアメリカが実施してきた核実験の様子を高速度撮影で収めたフィルムが、55年ぶりにアメリカ政府の機密解除を受けて一部が公開されました。年月を経て劣化が進んだフィルムは復元作業が行われ、スキャンしてデジタルデータ化した後に一部がYouTubeで公開されています。 Physicist declassifies rescued nuclear test films | Lawrence Livermore National Laboratory https://www.llnl.gov/news/physicist-declassifies-rescued-nuclear-test-films Hundreds of films of nuclear bomb blasts films declassified, uploaded - Business Insider
ネブラスカ州オファット空軍基地発--ありがたいことに、これまでにその事態が訪れたことはない。しかし米国は、核戦争のさなかに置かれるようなことがあれば、司令管制センターを地上から飛び立たせ、攻撃対象となる可能性のある場所から数分以内に離れる能力を必要とするだろう。 まさしくそれが、米国家空中作戦センター(NAOC)の役割である。4機の「E-4B」(危機的な事態において米軍の通信ニーズを支えるために改修された「Boeing 747-200」)は、核危機やそのレベルに匹敵する重大な事態が生じた際に、米国の軍高官が事態を掌握して指揮を執り続けることを可能にする。 これらの航空機が配備されているオファット空軍基地は、オマハのすぐ南にある。同基地は米戦略軍が置かれている場所でもあり、長い間、戦略航空軍団の本拠地であった。米CNETのDaniel Terdiman記者は、地球最後の日に使われるこの航空機
スイス・ジュネーブで開かれていた国連核軍縮作業部会は19日(日本時間20日未明)、「核兵器の法的禁止を協議する会議を2017年に開くよう国連総会に勧告することに、広範な支持が寄せられた」とする報告書を賛成多数で採択した。国連総会の場で、核兵器禁止条約づくりに向けた議論が初めて本格化する。 報告書は、国連加盟国(193カ国)の半数超の約100カ国が支持、と記している。一方で、日本や韓国など米国の「核の傘」の下にある国々など「特に24カ国」が「勧告に同意しなかった」と明記した。 議長国のタイは全会一致を目指してきた。だが、双方の立場の溝は深く投票となり、メキシコやオーストリアなど68カ国が賛成、22カ国が反対、日本など13カ国が棄権した。米国など核保有国は作業部会に参加しなかった。 一連の議論を通じて日本政府は… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事
HIROSHIMA, JAPAN - MAY 27: U.S. President Barack Obama gives a speech during his visit to the Hiroshima Peace Memorial Park on May 27, 2016 in Hiroshima, Japan. It is the first time U.S. President makes an official visit to Hiroshima, the site where the atomic bomb was dropped in the end of World War II on August 6, 1945. (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)
米首都ワシントン郊外の国防総省ビル(2015年4月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAUL LOEB 【5月26日 AFP】米軍の核兵器運用部門が、いまだに1970年代に開発された8インチのフロッピーディスクを使用していることが、米政府監査院(GAO)が25日に発表した報告書で明らかになった。 報告書は、米政府機関の多くで既に時代遅れとなった「レガシーシステム」が使用されており、早急な新システムの導入が必要だと指摘している。 米国防総省では、大陸間弾道ミサイル、戦略爆撃機、空中給油・支援機などの核戦力の運用機能を調整する指揮統制系統で、1976年発売のコンピューター「IBMシリーズ/1(IBM Series/1)」や8インチフロッピーディスクが用いられているという。 国防総省報道官のバレリー・ヘンダーソン(Valerie Henderson)中佐はAFPの取材に対し、旧式システムを使
かつてアメリカとソ連によって繰り広げられた冷戦の時代に、ソ連の弾道ミサイル潜水艦「K-129」が太平洋に沈没するという事故が起こりました。アメリカはソ連の機密情報を入手するために、沈没したK-129を秘密裏に引き上げることを決定。ソ連の監視の目をくぐりぬけながら極秘任務を遂行すべく、巨大なサルベージ船「Hughes Glomar Explorer(ヒューズ・グローマーエクスプローラー)」が開発されました。 Confirmed: The CIA's most famous ship headed for the scrapyard | Public Radio International http://www.pri.org/stories/2015-09-07/ship-built-cias-most-audacious-cold-war-mission-now-headed-scrapy
米軍は広島と長崎に原爆を投下する前後、49発の模擬原爆を試していた。使われたのは通常の爆薬だったが、400人余りが犠牲になった。「核攻撃につながる非道な実験を風化させない」。被害地の人たちは手をたずさえ、継承していこうとしている。 全国の被害地、初めて交流 「日本各地にパンプキン爆弾(模擬原爆)が落とされたのをあなたは知っていますか?」。大阪市中央区で今月中旬、こう名づけられた集会が開かれた。参加したのは、模擬原爆が投下された地域で活動する人たち約100人。各被害地の人たちがこうした交流を持つのは初めてだ。 被害を受けた49カ所は18都府県におよぶ。参加者がそれぞれの被害状況や継承の取り組みを報告し合う様子を、「春日井の戦争を記録する会」(愛知県春日井市)の三浦秀夫さん(75)は感慨深い表情で見つめていた。 春日井の戦争を記録する会が1991年、国立国会図書館(東京)に保管された米軍資料か
沖縄県読谷村にあったメースBの発射基地。ミサイルが8基あり、キューバ危機当時、発射可能な状態にあった(元米空軍兵のデニス・フィッツシモンズ氏提供) 冷戦下の一九六二年、米ソが全面戦争の瀬戸際に至ったキューバ危機の際、米軍内でソ連極東地域などを標的とする沖縄のミサイル部隊に核攻撃命令が誤って出され、現場の発射指揮官の判断で発射が回避されていたことが十四日、同部隊の元技師らの証言で分かった。 キューバ危機で、核戦争寸前の事態が沖縄でもあったことが明らかになったのは初めて。ミサイルは、核搭載の地対地巡航ミサイル「メースB」で、六二年初めに米国施政下の沖縄に配備された。運用した米空軍第八七三戦術ミサイル中隊の元技師ジョン・ボードン氏(73)=ペンシルベニア州ブレイクスリー=が証言した。別の元米兵も取材に応じ、誤った発射命令が出たことを認めた。
原爆投下直後の広島市内で救護活動に当たった陸軍司令部の行動を記録した新たな資料が、都内で保管されていることが分かり、専門家は被爆直後の状況を知るうえで貴重な資料だとしています。 資料は広島市宇品にあった陸軍船舶司令部の作戦命令書のつづりで、広島県の復興史の編さんに当たっていた専門家が、東京・目黒区の防衛省防衛研究所に保管されているのを見つけました。 陸軍船舶司令部は爆心地から距離があり、壊滅を免れたため、真っ先に民間人の救護に当たっています。 資料では原爆投下から35分後の午前8時50分に最初の命令が出され、各所で火災が発生し、爆風のため、被害が相当あるとしたうえで消火と救護に当たるよう命じています。 そして、投下からおよそ6時間後の午後2時の時点で司令部に収容した民間人の死傷者が1300人に達したとしています。 また、この日の夕方の時点で1万人分の衣服と食糧を準備し、乾パンなども必要だと
強大なエネルギーにより一瞬で多くの人命を奪い去ることができる核兵器は、人類が生みだした最も恐るべき兵器の1つ。遅々とではあるものの、核廃絶に向けた取り組みは少しずつ進んでいるとも言えますが、核兵器の廃絶方法に新たな手法を提言する書籍「Unmaking the Bomb」のサイトでは、そんな核兵器のなかでも長崎に投下された原子爆弾「ファットマン」の内部構造が解説されています。 The Visible Atomic Bomb http://unmakingthebomb.com/visible-bomb/ このページで解説されているのは、核分裂反応を起こす物質としてプルトニウムを用いるタイプの原子爆弾。1945年8月9日に長崎市に投下された「ファットマン」をもとに解説をおこなっています。 ◆プルトニウムによるコア 爆弾の中心「核(コア)」にはプルトニウム239を用いた核反応物質が配置されていま
スイスのジュネーブで開かれているNPT=核拡散防止条約の会議で、核兵器は非人道的なものだとして、いかなる状況でも使用すべきではないなどとする共同声明が提出されましたが、唯一の被爆国の日本はこの声明に署名せず、NGOなどから批判の声が上がりました。 この共同声明は、ジュネーブで行われているNPTの再検討会議に向けた準備会合で24日、南アフリカの代表団が提出しました。 声明では「核兵器の使用によって、直接に人が死ぬだけでなく、社会や経済の発展は停止し、環境は破壊され、将来の世代は健康や食糧や水を失うことになる」として、核兵器の非人道性を強調しています。 そのうえで、「いかなる状況でも核兵器を二度と使わないことこそが人類生存の利益につながる」として、核兵器の不使用を訴えています。 共同声明には74か国が名前を連ねましたが、唯一の被爆国である日本は署名しませんでした。 これについて、軍縮会議日本政
Comment by Studunne 今日学んだこと イギリスの原子力潜水艦には「最終手段文書」というものが積まれている。 これは敵国の核攻撃によってイギリスが壊滅的被害を受け首相が亡くなった場合にどういう行動をとるべきかということが書かれた文書。 <関連記事> さ ておもしろいのはこのチャンネルはイギリス海軍のLast Resort Letters (最終手段文書)システムの一部として機能しているということである。本土が破滅的な攻撃を受けたと判断されるとき、原潜司令官が本国が消滅したことを確 認するためにRadio 4をチェックするのである。 Last Resort Lettersとは首相直筆の4通の文書で、核ミサイルを装備した原子力潜水艦の中に1通ずつ保管されている。イギリスが核攻撃で破壊され首相自身が死亡 して命令が下せないとき、何を行うかが書かれてある。(新しい首相が任命されると
「脱原発」やら「卒原発」やら「原発ゼロ」やら。この度の選挙、新旧多くの政党はいかにも耳あたりの良い「武器を持たない平和な世の中に」と同類の非現実&無責任なキーワードで国民をあざむき、票を獲得したいらしい。 とりわけ“彗星(すいせい)のごとく”ではなく“ホラー並みの不気味さ”で登場したのが日本未来の党。デビュー以来、鳴かず飛ばずの寄せ集めグループ(=小沢一郎代表率いる国民の生活が第一)に急遽(きゅうきょ)、野望ギラギラな年増の女ボーカル(=嘉田由紀子滋賀県知事)がメンバー入り、名前新たに再デビューした歌手グループみたいだ。 で、日本の救世主のつもりらしいが、所詮、自然エネルギーも新たな利権では? 電気料金は据え置きで大丈夫? ドイツでは高騰し、国民が不満らしいけれど。さらに日本が脱原発へ舵(かじ)を切ることに狂喜乱舞するのは、どう考えても“反日コンビ”の中国と韓国。原子力技術者の頭脳流出で最
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