導入直後に実施する空き容量増加策 まず、導入直後に実施する空き容量増加策について取り上げる。このときの基本的な考え方は、Windows XPをセットアップする際にコピーされるファイル、あるいはWindows XP自身が作成するファイルのうち、必ずしも必須とはいえないものを削除する、というものになる。 ■休止状態の無効化(メイン・メモリ搭載量に等しい削減) 最初に取り上げるのは、休止状態の無効化だ。 休止状態とは、動作中のWindows OSがメイン・メモリの内容をそのままディスク上に書き出して、電源を切って動作を停止する機能のことだ。復帰の際には、ディスクに書き出した休止状態ファイル(%SystemDrive%\hiberfil.sys)からメイン・メモリの内容を読み出して、元の動作状態を復元する。休止状態ファイルには隠し属性とシステム属性が設定されているので、存在を確認するにはコマンド・