今月号の「建築雑誌」に「まちづくりにおけるAIの可能性:建築家にとって科学とは何か?」と題した記事を書かせて頂きました。 AIブームの真っ只中、連日メディアを賑わせているAI(人工知能)なのですが、僕がいるMITは世界的に見てもAIの中心地であり、AIに関するテクノロジーが次々に生み出される聖地の一つと見做されています。 つい先月も、AIに関する新しい研究所を創設するという発表をしたばかりで、今後10年間でIBMが260億円相当の投資をするそうです(興味のあるかたはこちらのリンクをどうぞ)。でも、僕がもっと驚いたのは、IBM側からこの話を持って来てそれをまとめたのが、友達(MITで僕が初めて知り合ったアメリカ人で、それ以来最も親しい友人の一人)のお母さんだったことかな(笑)。創設記念講演会&パーティーに行ったら、「cruasan君—」みたいに声を掛けられて、「あー、A君のお母さんじゃないで
元旦のハチ公前交差点で人間観察していたら、20代くらいの男性が、スケッチブックを掲げてニヤニヤしながらキョロキョロしていた。 何が書いてあるのかと思って見てみたら、 明けましておめでとうございまーす!! 僕らにとって良い一年になりますように\(^-^)/ と書かれている。これは何かの暗号なのだろうか? 興味が湧いたので、傍らで待ち合わせでもするようなそぶりでチラチラと観察を開始。 「なぜこんなことをやっているのか?」 通行人のほとんどはスケッチブックと彼の顔とを交互にチラ見して、注視したことを後悔するかのように表情を硬くして通り過ぎていく。 この態度は、自分には無関係のバナー広告を目にしたときのそれに似ている。彼は日本でもっとも人の目が集まる一等地で自己発信をしていることになる。 しばらく眺めていると、何組かの外国人観光客が興味深げに寄ってきて写真を撮ったりする。彼は大喜びで親しげに肩を叩
ー科学技術予算の応用研究の割合が大きくなり、基礎研究にしわ寄せがいっているとの批判があります。 「基礎と応用は競合するものではない。基礎と応用を競合させることはあってはならないし、競合していない。まったく違うものとして両方を重視しなければ先進国とはいえない。文部科学省が基礎を軽視しているということはない。30年近く研究者をやってきて、その内の20年は基礎を研究してきた。基礎は0から1を生む研究だ。何が出るか、何年かかるかわからない。成功も失敗も研究者が責任を負う。とても面白く、いまでも基礎研究が大好きだ」 「応用研究にも取り組むようになったのはiPS細胞(人工多能性幹細胞)開発以降のこの10年のこと。応用は本当に大変だ。一人では研究できないため、いろんな人の協力が必要になる。組織が大きくなり、責任は重く、失敗は許されなくなる。着実に進めていかなければならない。その中で涙をのんでやめる研究も
お馴染みの黒いパーカーで現れた山田氏。日本で過ごすのは年間の半分ほど。「3分の1はUS、あとはそれ以外」、そんな生活を送っているという。メルカリは2013年のサービス開始後、2014年にアメリカ、2017年にイギリスに進出。米欧でアプリのダウンロードランキングの上位になった。国内では、2017年12月に金融関連の新規事業「メルペイ」や研究開発組織「R4D」を立て続けに設立した。 C2Cを普及し、途上国を先進国の水準に Business Insider Japan(BI):今や日本有数のユニコーン企業と言われるメルカリですが、シェア自転車や金融にも進出しました。次々新規事業を立ち上げる展開に、「メルカリ経済圏」という言葉も生まれてます。“経済圏”で山田さんは世界の何の問題を解決しようとしているのですか。 山田進太郎氏(山田):世界の国々で人々が豊かになろうとしているが、資源は限られていて、全
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