最後に手紙を書いたのはいつだろう。ひと文字ずつ、ていねいに手書きをして、切手を貼って郵便箱にいれたときの気持ちは過去の思い出になってしまっている。いつしか年賀状のやりとりもしなくなり、新年の挨拶はSNSで済ませる人も多い。 今はスマホを開けば、いつどこにいてもリアルタイムでやりとりができ、SNSで全世界の人たちと気軽に繋がれる。超高速5Gが広がり、時代は「速さ」を追及している。 即レスも既読スルーもない世界 一方、せわしなく流れていく現代のスピード感についていけず、距離を置きたくなる人も少なくないだろう。秒単位で反応しあうメッセージより、じっくり時間をかけて気持ちを整理しながら打ち明けるコミュニケーションの方が必要だと感じるときもある。そんなときに心の拠りどころとなってくれるアプリがあるという、サービス名は「SLOWLY」だ。 「SLOWLY」は全世界の人たちとさまざまな言語で手紙を送りあ