ブラウザゲームや公式Discordサーバー、YouTubeでの配信番組が連動するKAMITSUBAKI STUDIOによる1ヵ月間限定の共創型コミュニティアドベンチャー『神椿市建設中。』。このプロジェクトが、10月の最終日で一旦のクライマックスを迎えた。今回は最後の1週間の振り返りと、プロジェクト全体を遊んでの感想をまとめてみたい。 これまでの3回のコラムでもまとめた通り、『神椿市建設中。』は「共創者」と呼ばれるユーザーが協力して『Q』を解決していくプロジェクト。KAMITSUBAKI STUDIOのファンがともに困難な『Q』に挑むことでコミュニティを育むような側面もあり、『Q』のバラエティも様々で、スマートフォンの位置情報やカメラ機能を使ったもの、特殊な解読法や複数の知見が必要なもの、ゲーム内オリジナルゲームといった難問に挑戦することで絆を強めていった。 だとするなら、プロジェクトの最終
PANORAでも何度か取り上げたことがある「MAHA5JAPAN」(マハパンチャジャパン)は、発祥がインドネシアという一風変わったVTuber事務所だ。2019年にインドネシアに設立された本家「MAHA5」が同国内でトップシェアを獲得したのち、2021年に日本で事務所を開設。VTuber文化が最も発達した国であり、競争も激しい日本であえて勝負する意図はどこにあるのか。MAHA5・MAHA5JAPAN総合プロデューサーのEdy氏に話を聞いた。 本家MAHA5がインドネシアでトップを獲るまで ──MAHA5JAPANの特色は、やはり「インドネシア発のVTuber事務所」であることかと思います。先にインドネシアに「MAHA5」というVTuber事務所があって、次の展開先が日本なんですよね。どういう経緯があったのでしょうか? Edy 私はインドネシアのMAHA5の立ち上げから関わっているので、まず
先日、NIJISANJI KRに所属するヌン・ボラが11月末をもって卒業するというニュースが飛び込んできた。今回は急遽ではあるが、にじさんじKRでこれまで活躍してきた彼女の功績について記していきたいと思う。 NIJISANJI KRは、2019年12月18日に発表され、2020年1月23日に正式始動した韓国でのにじさんじライバー事務所である。明楽レイとイ・ロハと共に、2020年7月31日に活動を開始した3期生としてデビューした。 実質1年と4ヶ月ほどの活動。その短い間であっても、彼女が通ってきた道のりは大きな轍となって様々な人たちを繋ぎ、バーチャルライバーとストリーマーの線引きや日本と韓国という言語や国を飛び越え、一つのハブとなって多くのひとたちを引き寄せ続けてきた。 彼女を有名にしたのはFPSゲーム『Apex Legends』のプレイ配信だ。2020年8月7日の初配信後、8月9日には早く
今回のテーマは、「バーチャル空間」。 「メタバース」という言葉がバズワード化し、Facebook社がメタバース事業展開のため社名を「Meta」に改名するなど、バーチャルの世界はいま、多方面から注目されています。 メタバースにはいろいろな要素がありますが、VRChatなどのソーシャルVRを語る上で欠かすことのできないのが「ワールド」と呼ばれる3DCGでつくられたバーチャル上の空間です。 そこで今回は、現実世界での建築や空間設計への造詣が深く、VRChat内で開催された「第0回VR建築コンテスト」やバーチャル空間のコンテスト「VRAA01」および「VRAA02」のコアメンバーでもある、sabakichiさんとFUKUKOZYさんに「バーチャル空間」についてのお話を伺いました。 sabakichi: Experience Designer, Design Researcher, Visual A
当社の事業戦略は、バーチャル経済圏のインフラとなるプラットフォーム、バーチャルプラットフォームを自社開発し、VTuberプロダクション運営やメディアミックス展開を行うことです。このバーチャルプラットフォームが、最近話題の「メタバース」です。 ※詳細は下記の弊社ホームページ参照。 当社のビジョン当社は、社名の由来である「Communication+Virtual=COVER」の通り、誰もがオンラインの仮想空間上でゲームやライブなどのエンターテインメントを通じてコミュニケーションできる未来を実現するために、会社設立当初は、VR卓球ゲームなどコミュニケーション用途のカジュアルなVRゲームの開発を行っていました。 しかし、想定していたよりもVRデバイスの普及速度が遅かったため、VRデバイスやAR対応スマートフォンを使用してキャラクターを操作できるアプリケーション、通称ホロライブアプリを開発し、VT
昨今のインターネット事情を思うにつけ、 検索をすることがますます億劫になっている、もはや不可能である、ということに気づいた。 検索の処端とはGoogle検索を典型に、文字による。 ところが、もはや検索したい対象があまりに漠然、フィーリング、印象の塊のようなものになっており、文字列と結びつかない。 であるから「都内 喫茶店 落ち着く」「電動 自転車 軽い」のように検索するわけだが、こんな検索ワードでは全く精度のいい情報は出てこない。 この「次」の検索ワードが、思い浮かばない、出てこない。自分の求める「集合」にたどり着く検索ワード、ボンヤリとした印象はあるのに、それを検索しようとしても望んだ結果は得られず、徒労に終わる。 そうすると、「都内 喫茶店 落ち着く」「電動 自転車 軽い」と書いた検索人はぐるなびや価格comや楽天など、有り体のネット市場と連動したサービスに回収される。 一方「次」を求
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