与那国島の防衛問題(よなぐにじまのぼうえいもんだい)では、沖縄県八重山郡与那国町にある日本最西端の島である与那国島の防衛問題について説明する。 背景[編集] 与那国島は、日本最西端の島である。 日本政府は2016年4月に施行された有人国境離島地域の保全及び特定有人国境離島地域に係る地域社会の維持に関する特別措置法(有人国境離島法)第4条に基づいて定めた基本方針において、与那国島を含む八重山列島等の29地域を同法第2条で定義される「有人国境離島地域」に特定し[1]、領海等の保全等に関する活動拠点としての機能を維持するために、外国船舶による不法入国等の防止のための国の行政機関の施設の設置や、活動拠点の基盤となる港湾、漁港、道路及び空港の整備等を図ることとしており、その中には「防衛計画の大綱」及び「中期防衛力整備計画 」に基づく自衛隊の部隊の増強等も含まれている[2]。 自衛隊配備[編集] 外国