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ブックマーク / animestyle.jp (15)

  • 西村義明プロデューサー インタビュー<br />第3回 コンテ作業の長い旅 | WEBアニメスタイル

    ── 田辺さんが劇的にスピードアップした瞬間は、どこかにあったんですか。 西村 いや、最後まで劇的にはならなかったです。 ── そうなんですか!? 編作業でも? 西村 最後の半年ぐらいですね、比較的止まらずに描いたのは。 ── それ以前は、やっぱり毎日マイペースで作業されてたわけですか。 西村 いや、マイペースではないんですけどね。ただ、追いつかないんですよ。1個1個、立ち止まってしまうので。 ── 田辺さんが「このカットの画はこれでいいのか」みたいなことを自問自答しながら進むから遅くなる? 西村 そうですね。自分がコンテを描くときも、それをやるんです。さらにまたレイアウトチェックで1回1回止まったり、レイアウトで通したのにラフ原チェックで止まり、原画チェックで止まり、とか。キツかったですねえ……。設計はもう終えてるんだから、もういいじゃないって思うんだけど、何か違うんでしょうね。 ──

    西村義明プロデューサー インタビュー<br />第3回 コンテ作業の長い旅 | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2020/03/29
    "高畑さんが「いや、貫通しません。この竹はまず孟宗竹じゃありません。真竹です。真竹であっても、皮がこんなに分厚いんですよ。だから、姫が光源だったら光は貫通しません。つまり竹は光りません」"
  • 【ARCHIVE】 「この人に話を聞きたい」<br /> 第127回 片渕須直 | WEBアニメスタイル

    ●「この人に話を聞きたい」は「アニメージュ」(徳間書店)に連載されているインタビュー企画です。 このページで再録したのは、2010年1月号掲載の第百二十七回のテキストです。 公開中の『マイマイ新子と千年の魔法』は、昭和30年代の山口県防府市を舞台に、少女たちの生活や想いを瑞々しく描いた劇場アニメーション。『アリーテ姫』や『名犬ラッシー』を手がけた片渕須直監督の作品らしく、細部に至るまで作り込まれており、表現力は非常に高い。昭和30年代と千年前の世界がアイデアを始め、トリッキーな構成になっているのも印象的だ。今回はこの映画を入り口にして、片渕監督の作家性に迫る取材となった(映画を観てから読むのお勧めします!)。 PROFILE 片渕須直(Katabuchi Sunao) 1960年(昭和35年)8月10日生まれ。血液型A型。大阪府出身。日大学芸術学部映画学科でアニメーションを専攻。在学中に

    【ARCHIVE】 「この人に話を聞きたい」<br /> 第127回 片渕須直 | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2018/02/17
    このインタビューをもっと早く読んでいれば私も迷わなかったのに! / いやまあ、「マイマイ新子と千年の魔法」、とても大好きな映画なんですが、視聴すると色々迷ってしまうのですが、迷っていいんだという確信を得た
  • 第95回 絵コンテ | WEBアニメスタイル

    これまでに絵コンテをどれくらい切ってきたのだろうか。 ずっと昔、まだ絵コンテなんか任されるには早すぎる時期だった『名探偵ホームズ』の頃、 「そのうちコンテも切らせてやる」 という宮崎さんの言葉にその気になってしまって、自分の机に絵コンテ用紙をもってきて、勝手に切り始めてしまったことがあった。練習のつもりでもあったし、できあがることがあったとして、それまでには相当の時間もかかってしまうだろうと思ったので、シリーズ構成上でかなり先の話数ということにこれまた勝手に決めてしまった。 『名探偵ホームズ』があのまま進んでいたら、シリーズ後半ではモリアーティ教授がベーカー街221Bのとなりに引っ越してくることになっていたので、いきなり隣に住んでいるモリアーティから描き始めたりしてしまった。 「おっかないことやってんな」 と、宮崎さんに呆れられ、 「練習です、練習。いたずらみたいなもの」 と言い訳したが、

    第95回 絵コンテ | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2016/12/17
    高畑さんと芝山努さん
  • 第112回 操縦席の人の顔 | WEBアニメスタイル

    これは前にも書いたことだと思うのだが、空襲体験についてずっと思っていたことがあった。 というのは、実際に自分の頭上を敵機が飛び過ぎてゆくのを見た人の実にたくさんが、「操縦している人の姿を見た」と記憶していることについてだ。そうした談話、回想記事が多く存在していることついては、1990年頃『うしろの正面だあれ』という映画に携わった頃から意識するようになった。当時はまだ作画の現場にも空襲体験のある人もいたし、レイアウトマンとして描くべき状況を明確にするためにある程度積極的にを読んだりもした上でのことだった。 機銃掃射をするために超低空に入ってきた飛行機だったら、あるいはそういうこともあり得るかも知れない。だが、夜間空襲のB-29についても「操縦している人の姿を見た」という話がたくさんある。中には「首に巻いていたマフラーの色」についての記憶もあれば、「女が操縦していた」というようなものも多々あ

    第112回 操縦席の人の顔 | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2016/12/08
    "今の今まで「そんなの見えっこない」と思っていた自分は、戦時中の体験など何も分かっていないも同然だった" #この世界の片隅に
  • 第75回 いつか来た道、これから向かう道 | WEBアニメスタイル

    去年の「あまちゃん」は、うちの奥さんの知り合いがスタッフの中に加わっていたという縁で観はじめたのだが、なんだかそのあと夫婦で朝の連ドラを観るのが習慣づいてしまった。BSで過去番組の再放送もやっているので、朝7時15分から45分までで2番組観られてしまうわけで、朝ちゃんと起きてその前までに朝飯の仕度を終えてしまわなければならない健康生活が実現できてしまっている。 番組は半年ごとに交代するので、再放送合わせるとこの1年ちょっとで足かけ6番組観ることができてしまってるのだが、そうやって俯瞰してみると、脚の出来と美術の出来が割と正比例しているような気がしてきた。脚だってただ脚家の力量だけで存在しているのでなく、プロデュースとか演出側がそもそも作品に対して明確な方向性を抱いているかどうかがものをいっている部分が大きいみたいで、メインスタッフのその同じ熱量が作品を構成する別の分野にも同じだけ影響

    第75回 いつか来た道、これから向かう道 | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2016/12/06
    この75回は「この世界の片隅に」が成功しかかっている今だからこそ読み返してみたいですね。特に「自分の作るような作品が、今の日本のアニメ界の中で」というくだり #この世界の片隅に
  • 第91回 『この世界の片隅に』の話をアメリカで | WEBアニメスタイル

    ●2014年8月7日(木) 15時45分(JST)搭乗。機内映画。飛行機は予定よりも早く飛び、するとワシントンDCは車で行く呉より近くなる。離陸したのとほとんど同じ時刻の8月7日15時45分(EST)頃に着陸。自分はただ高いところへ上がって、下で地球が回ってただけみたい。 ワシントン・ダレス空港は入国審査待ちの行列が長く、それを潜り抜けた先にあるボルチモアへの道も、リムジンの運転手氏にいわせても普通じゃなく混んでいて、ホテル到着は20時になってしまう。リムジンの運転手はなんとか巻き返そうと、時々変なところ走ってた。路線バスでさえ変なところを走ってた。 OTAKONのビジネスレセプションで軽くらいならあるといわれ、軽いべ物を量って腹膨らます。 22時過ぎに寝る。 ●2014年8月8日(金) 朝午前4時より前に起きていたのだが、日でも同じなので、時差ボケなのだかどうなのだか。ホテル

    第91回 『この世界の片隅に』の話をアメリカで | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2016/11/29
    “これは政治的だったり思想的だったりしてしまう「世界」を俯瞰するためのものではなく、ごくごく片隅からの視点で描いたささやかなドラマなのだ”
  • 吉川俊夫 制作デスク インタビュー<br />第3回 最後まで方針転換しなかったすごさ | WEBアニメスタイル

    ── 吉川さんから見て、田辺さんの芝居の作り方はどう見えました? やっぱり「リアル」ですか。 吉川 うーん……それこそ西村さんが言っていましたけど、決してリアルな画ではないのに、当にその人が実在する感じがありますよね。「旨茶」のCMなんて、あんなデフォルメされたキャラなのに、なんじゃこのリアルさは! と思いますし。キャラの見た目と動きの生々しさが、僕のなかでは時々一致しなかったりするんですよ。それが田辺さんのアニメーションを見た、最初の印象でしたね。 ── 今回の現場ではいかがでしたか。 吉川 田辺さんが頭を抱えながらQARでタイミングをいじって、「やっぱりこのタイミングでやってくれ」と言って修正を戻すときも、確かに作画さんが描いてきたものと、田辺さんがタイミングをいじったものでは、よくここまで変わるものだなと思わされますね。作画さんのほうも、ここまで違うものを見せられると、ぐうの音も出

    吉川俊夫 制作デスク インタビュー<br />第3回 最後まで方針転換しなかったすごさ | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2016/02/25
    “吉川 落ちませんね。でも、描かないときはとことん描かない。机の前に座って、両手のこぶしを握って、じーっと佇んでるんです。僕はその姿を3時間ぐらい眺めながら「描かねえな~」と。”
  • 第431回 シナリオと舞台 | WEBアニメスタイル

    前回の続き。原作が小説である場合のシナリオ作りは、同じ文章媒体である事がかえってやりにくい時が多いです。まず作家(小説家)さんの文体によって、20ページが30分のアニメになるモノから10分にもならないモノまで様々あり、特にアクション表現などは、文章を各読者の脳内で絵に置き換える分には面白くても、不特定多数の視聴者の誰にでも分かる映像作品を作るための設計図であるべきシナリオにするには、若干分かりづらいモノって少なくないんです(まわりくどっ!)。しかも映像化すると意外に瞬殺なアクションとは逆に、説明シーンになると、原作自体に絵という最大の武器を使っていない分、果てしない説明の文章が続き、下手に原作をそのままなぞると半パート(10数分)まるまる会話シーンとかなりかねません! そんな時自分は「(原作の長いシーンを指差して)これと同じ内容を3〜4分で表現してください!」などと発注してライター(脚

    第431回 シナリオと舞台 | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2015/10/12
    “ホン読みを進めて何週〜何ヶ月かすると今作ってる作品が面白いかどうか分からなくなっていき、ついには構成上の内容をこなして、皆さん(ホン読みに参加するライターやプロデューサーもちろん監督も含む)満足し”
  • 第430回 原作とシナリオ | WEBアニメスタイル

    前回の続きっぽく、またシナリオ(脚)の話、追加分。アニメのシナリオはだいたいが、 ・話自体がアニメオリジナル! ・原作はあるけどオリジナル加味! ・完全原作準拠! の3つに分けられると思います。一つめ「アニメオリジナル」の場合、自分の監督作品では『バスカッシュ!』とかがこれで、あるのは企画書に書かれた大雑把な人物配置と世界観のみ。そこに監督とライター(脚家)で「どんなお話にする?」というところから話し合う——これは皆さんが想像しやすい額面どおりのシナリオ作り。 2つめの「原作+オリジナル」、初監督の『BLACK CAT』や『Devil May Cry』などがこれにあたり、最初から「オリジナル要素を入れてアニメ化」と企画(依頼?)され、こちらもライターさんと「原作の世界観・キャラ設定から外れないように」お話を考えます。自分にくる仕事でいちばん多いのがこのパターンで、自分でもシナリオ書いた

    第430回 原作とシナリオ | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2015/10/12
    “限られた尺(時間)内にフィルムを収めようとする際、(前回も言いましたが)「画」を外して文字(音)数で分量を調整する事の重要性!”
  • 第15回 8年12月 | WEBアニメスタイル

    アニメーションは未知の場所へ、あたかもその場所があるがごとく、連れて行ってくれるもの、という自分の中のイメージはずっと揺るがずある。 そういうつもりで、原作「この世界の片隅に」の最初のエピソード「冬の記憶」に描かれた広島・中島町を眺めている。 前回、「原作4ページ目下の絵は、昭和15年に撮られた写真がもとになっている」とあっさり書いたのだけど、実はこの写真こそ、今回の映画に携わって最初にそれと知って出くわした中島町の写真だったのであり、けれど、はじめてそれを見たとき、いったいどこからどっちを向いて写しているのかよくわからなかった。 さすがにしばらく経って眺めるものが多くなってくると、それくらいはわかるようになってくる。これは中島町の中を横切る中島通りを、その西の端である川橋の東詰めから、東方向を向いて見た風景だ。通りの一番奥で突き当たりになって終わっているように見えるのだが、実際

    第15回 8年12月 | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2015/06/22
    “この景色を映画の画面用にレイアウトにしようと思った浦谷さんが気づいた。これは看板の文字が裏返しになっている。この看板は本来通りの奥側から見るべきもので、写真には裏側が写っていたのだったのだ”
  • 第87回 ふつうの人々の運命、ふつうの家々の運命 | WEBアニメスタイル

    「あまちゃん」以来すっかり習慣になってしまった毎朝の連ドラ視聴なのだが、再放送で観ている「カーネーション」の空襲の場面は久しぶりに堪えた。 朝ドラに典型的な、女性の一代記ものなのだが、シリーズのちょうどど真ん中に空襲から終戦までが描かれるようになっている。 このドラマは、自分たちが『この世界の片隅に』を手がけるようになった後で放送されてたのだが、点けたらいきなり戦時中の場面だったりしたので、なんだかTVの中でまでこの時代のものに追いかけられたくなくって、消してしまってそれっきりになっていた。 あらためて観直してみて、ここ数年の朝の連ドラの中でも出色の出来だということはわかったのだが、自分がいたたまれなくなってしまったのはそういうことと関係ないのかもしれない。ちっちゃな希望を心に秘めていたり、ごく当たり前に暮らしているただの人たちの頭の上に、焼夷弾や爆弾が降らせられるそのこと自体が我慢なら

    第87回 ふつうの人々の運命、ふつうの家々の運命 | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2014/07/12
    「この世界」の原作読んでみたのだが、こうのさんの魅力的なキャラが戦時下で暮らしているのであるが、「戦争とはふつうの人々の生活を根こそぎ破壊し尽くすまで終わらない」という事を否応なく突きつけられた
  • 第79回 広島と呉でいろいろと得る | WEBアニメスタイル

    ●2014年5月2日(金) 早起きして広島に赴く。 広島では、被爆建物である旧・日銀行広島支店で「調べて描く『この世界の片隅に』の世界展」を開いてもらっている。この展示は、作業中の編レイアウトにどれくらいリサーチ情報を取り入れているか、あるいはリサーチの結果を受けて次々描き直していくさまをそのまま展示しようというものだ。 肝心なのは、「何をやっているのか」を記したキャプションなのだが、どうもその部分を強調しきれない展示になってしまっていたみたいな気がする。画だけ見れば、被爆以前の広島の町の写真を見慣れた人には、すでにおなじみの構図のものも混ざっているのだが、もちろんそれだけではすまさず、細部の補強をかなり行っている。そこのところを読み取っていただけなくては、展示の意味が薄れてしまう。 そこで、思い切ってキャプションの文字を大きくして、目立つ黄色のパネルに仕立てたものを東京で作って持参し

    第79回 広島と呉でいろいろと得る | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2014/05/12
    すさまじく精密に世界を作り上げているようで楽しみでございます / 一度探検隊には参加してみないと……
  • 第58回 ワレ青葉 | WEBアニメスタイル

    まず、美術設定を起こせない、起こすのが困難そうな、考証の裏打ちがたっぷり必要そうな場面のレイアウトをできるだけこなしておこう、という作業は、広島中島町、江波、呉駅前などをやっつけてきたのだったが、担当者である浦谷さんから、 「いちばん面倒なのをこなしてしまいたい」 という意見がここへきて出てきた。 最も面倒なロケーション。それは、呉の海軍工廠のことだ。 工廠は、呉の海軍敷地の大部分を占めて広がっている。なので、ちょっとでも港の方を描こうとすると、必ず画面に映り込んでしまう。しかも、とにかくゴチャゴチャしていて、複雑にいろんなものが組み合わさっている。そこに何があるのかひとつひとつ確かめながら描くしかない。 呉海軍工廠の中で、一番市街地に近いところにあるのは、第四船渠。それから第三船渠、造船船渠と並んでいる。船渠(ドック)というのは、要するに、地面に開いた穴で、その中で船の船体を組み立て、

    第58回 ワレ青葉 | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2013/11/22
    “ゴチャゴチャと調べ物をやり直してみたら、大和はその20日前まで第四船渠にいたのだが、当日には船渠内にはいなくなっていて、また当該日の2日後に再入渠していたらしかった。かろうじてセーフ”
  • 第51回 おらもあの海さたどり着きてえ | WEBアニメスタイル

    むかーし1982年5月。宮崎駿さんが屋久島に行くけど、と社内で同行者を募り始めて、僕も行きたいのだけどといったら、 「飛行機に乗ってくんだ。貧乏人はダメだぞ」 といわれた。たしかに給料は安かったのだが、当時まだ実家から通っていたので電車賃くらいしか使うところがなく、おまけに大学にも籍があったので奨学金もたしかまだ下りていた。 結局、宮崎さんが41歳で、ほかは20代前半ばかり10人よりちょっと少ないくらいの一行となって屋久島を訪れた。山はあるし、5月の海はもう泳げたし、泳いだあとは滝でシャワーがわりだとか、楽しくって仕方がない。 それから何年間かは毎年、若いなかまうち連中ばかりでどこか日の南の方の島に出かけるようになって、2回目の屋久島、三宅、三倉、沖縄島、与論、石垣、竹富、西表くらいは訪れた。仕事机のある場所とは陸続きでないところまで行って、波間にぷかぷか浮いてられる非日常感が気楽だっ

    第51回 おらもあの海さたどり着きてえ | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2013/09/17
    "少女が第5話で微笑んだ駅は現実には集落の背後には存在せず、別の場所で撮影してモンタージュされたものなのは、様々な情報に触れるまでもなく、映っている防波堤の形が違うのでよくわかっていたが、実在しない駅"
  • 第37回 衣装部の裏方 | WEBアニメスタイル

    今もずっと続いてる『ちびまる子ちゃん』だが、1995年に再開した第2シリーズ(これが今に至るまで続いている)のスタッフに加わって、しばらく各話演出をやってたことがある。 で、その仕事をしていてしばらく経って、「まる子の服装をちょっと整理したいのだけれど」という話がどこからか出てきた。たぶん、色彩設計あたりからだったような気がする。まる子の服というと、「白いブラウスに赤い吊りスカート」というのがまずあって、寒い季節にはその上に羽織る黄色いカーディガンがあって、「白い襟のついた黄色い上に、ピンクの長ズボン」があって……という感じなのだけど、その当時は実は結構とんでもないことになっていて、まる子の服は毎回その回限りのものをいっぱい作っていたのだった。なので、「白い襟のついた黄色い上に、ピンクの長ズボン」というのも、服にボタンがあったりなかったり、襟に模様が入ってたり、丸い襟だったり、四角い襟だっ

    第37回 衣装部の裏方 | WEBアニメスタイル
    bn2islander
    bn2islander 2013/06/07
    これを見ているだけで傑作の予感がひしひしと / そろそろ原作手に入れるべき頭
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