代表理事 上昌広 理事 細田和孝 谷本哲也 尾崎章彦 監事 関家一樹 メールマガジン 医療ガバナンス学会について お問い合わせ Copyright © 2009 医療ガバナンス学会. All Rights Reserved.
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医師・前参院議員・元厚生労働大臣政務官 梅村聡 (この文章は、『ロハス・メディカル』2016年2月号に掲載されるものです) 2015年12月30日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp まず大前提として、化血研を擁護するつもりは、毛頭ありません。彼らのしてきたことが、患者さんや国民に対する許されざる背信行為であることは疑いもない事実です。 ただ、その上で、この問題の原因を化血研だけに求めて厳しく処分したとしても、また同じようなことが繰り返されるに違いない、と思うのです。 化血研に不正を隠し続けるに至らせた監督官庁としての厚生労働省の体質が、何も変わらないままになりそうだからです。 厚労省に限らず行政全般に多かれ少なかれ言えることですが、あちら立てればこちらが立たぬというような規制があって、普段は守らなくても問題にされないのだけれど、それで良いのかと行政に
岡山大学病院 光学医療診療部 河原祥朗 2011年11月8日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 今回のオリンパスの不正経理(疑い)問題については全国で内視鏡を行なっている医師たちはもっと怒りの声を上げるべきである。 オリンパスは内視鏡シェア世界75%、日本ではそれ以上を占める大企業である。しかもその凄いところは内視鏡本体だけでなく、内視鏡消毒洗浄機、内視鏡検 査用の各種デバイス、処置用各種デバイス、小さな小物に至るまで、ほぼ全て関連する製品をほぼ網羅していることでである。さらには他社が開発したらすぐに 改良版を出すとういう、したたかな面ももっている。胃瘻キット、カプセル内視鏡、バルーン付き小腸内視鏡などなど。したがってほぼ独占企業の状態であり競 争がないため、値引きはほとんどしない。 さらにいろいろなアイデアを多くのDr達からもらい各種製
元財務省官僚 大樹総研特別研究員、横浜市立大学客員教授 松田 学 2011年9月12日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 「増税派」と目され、財政規律を重視するとされる野田佳彦氏が総理大臣になりました。まずは、震災復興対策を盛り込む大型の第三次補正予算の編成が、新政 権の大きな仕事です。その財源は借金(復興国債)で賄うものの、財政規律を維持するために、できるだけ早く借金返済(国債の償還)をすべく、「復興増税」 が政府で検討されています。それは、かなりの規模の増税になりますが、本当にそのような増税が必要なのか、よく考えなければならないことがあります。 私は、すべての増税に反対するものではありません。私も、財政規律重視派です。しかし、いま、物事の理非をきちんとわきまえて、筋の通った経済財政運営を しなければ、日本は震災復興を「天佑」として活かし
今回の内容はロハスメディカル6月20日号に掲載されています 医療現場危機打開・再建国会議員連盟幹事長 文部科学副大臣 鈴木寛 2011年9月7日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 今も避難生活が続く東日本大震災の被災地。福島原発事故による計画的避難の方も含め、数十万人が自宅に戻れずにいます。衛生面でも精神面でも健康維持は厳しく、かろうじて津波から逃れた方が残念ながら避難所で亡くなるケースも出ています。 津波で運ばれたヘドロに含まれる細菌やカビを吸い込んで起きる、いわゆる「津波肺炎」や、心疾患、脳卒中も増えています。長い避難生活のストレスで発症数が増えたためとも考えられますが、救急医療がパンクして救える命が救えない事態も起きてしまっています。 震災によって多くの医療機関が機能を失いました。多くの医療者が津波で命を奪われました。加えて、救急医
医療ガバナンス学会 (2011年2月15日 06:00) | コメント(0) | トラックバック(0) 医師 村重直子 (日刊ゲンダイ2011年1月24日掲載「厚労省に国民の生命は預けられない(1)」を転載) 2011年2月15日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 日本発の医薬品を国内に限らず世界に普及させれば、官僚が市場規模を抑制しているジリ貧医療が、成長産業に生まれ変わる。大いに期待したいところだが、残念ながら厚労省の官僚主導では心もとない限りだ。 私は医師として日米の医療現場で働いた後、厚生労働省で医系技官として2010年まで勤務した。厚労省の官僚が、患者の治療の選択肢を奪い、進歩しているはずの医療の恩恵よりもジリ貧の医療を国民に強いている実態は、拙著「さらば厚労省」にもまとめた。 厚労省の官僚が「外国の後追い」をよしとしてきた結果、外
医療ガバナンス学会 (2011年1月27日 06:00) | コメント(0) | トラックバック(0) 薬害肝炎訴訟原告・薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための薬事行政のあり方検討委員会委員 坂田和江 2011年1月27日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 私たちの薬害肝炎訴訟は、2008年1月の薬害肝炎救済法の成立、及び原告団と厚生労働省との基本合意により、解決へと進みました、 私は、「二度と薬害の被害者も加害者も出したくない」との思いで、2008年に薬害肝炎の基本合意に基づいて設立された「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」(検証・再発防止委員会)の委員に就きました。 私たち20名の検証・再発防止委員会委員は「二度と薬害を起こさせない」との気持ちで2年間の討議の末、昨年4月に最終提言書を完成させました。現在
医療ガバナンス学会 (2010年12月 6日 06:00) | コメント(0) | トラックバック(0) 小松秀樹 2010年12月6日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 事件の核心は、報道が医科研病院と中村教授の名誉を貶めたかどうか、結果として、オンコセラピー社に経済的損失を負わせたかどうかにある。長い文章を準備していたが、議論を本筋に戻すために、一部を緊急投稿することにした。 2010年10月15日付け朝日新聞東京朝刊の1面、社会面、ならびに、翌16日東京朝刊の社説の見出しをすべて並べる。 15日の1面:「臨床試験中のがん治療ワクチン『患者が出血』伝えず東大医科研、提供先に」「医科研『報告義務ない』」「法規制なし対応限界」 同日の社会面:「協力病院『なぜ知らせぬ』患者出血 医科研は情報収集」「薬の開発優先 批判免れない」 翌16日の社説
医療ガバナンス学会 (2010年11月 9日 06:00) | コメント(0) | トラックバック(0) 東京大学医科学研究所 特任研究員 児玉有子 2010年11月9日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 我が国では、命に直結する病気で、多額の自己負担が生じている。その典型が、慢性骨髄性白血病の治療薬 グリベックだ。今回は、グリベックの自己負担についての国際比較の結果を示したい。 【諸外国のグリベック自己負担】 先進7カ国(日、米、加、独、仏、伊、英)を対象とし、グリベックの薬価と患者負担を調査した。調査は、製薬企業、各国の大使館や日本人会、および現地 医療関係者へヒアリングした。価格の国際比較では、購買力平価(Purchasing Power Parity Theory ,PPP(2008年))を用いた。 私たちの調査では、先進7カ国にお
医療ガバナンス学会 (2010年10月12日 16:00) | コメント(0) | トラックバック(0) 高額療養費制度の見直しに2600億円も必要ですか: 厚労省見解に対する疑問 東京大学医科学研究所 特任研究員 児玉有子 2010年10月12日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp テレビでも、テレビ朝日報道ステーションやNHKで特集番組が放映され、国民の認知度は大きく向上したようです。 厚労省でも社会保障審議会 保険医療部会の議題にあがりました。ただ、来年度の概算要求では「事項要求」に留まっており、優先順位の高い課題ではなさそうです。現時点では問題解決の目途はたっていません。 【社保審で登場した2600億円は本当か?】 最近、厚労省のやる気を疑う出来事がありました。9月8日の社保審保険医療部会で、厚労省の事務方は、「高額療養費制度の見直し
※今回の記事は村上龍氏が主宰する Japan Mail MediaJMMで配信した文面を加筆修正しました。 前回の配信では、民主党の医療マニフェストを解説させて頂きました。今回は、民主党の医療政策人事について考察したいと思います。 9月18日、民主党の内閣人事が発表されました。翌日の日経新聞は「政治主導へ政策通起用 副大臣や政務官、意思決定影響力強く」と報じていますが、筆者も同感です。 【医療政策決定は5本柱】 医療を語るメディアは、もっぱら厚労省に注目しています。特に長妻新大臣への関心は相当なレベルです。しかしながら、厚労省だけに注目していると「木を見て森を見ない」ことになりかねません。 民主党の目標は「政治主導」。その最大の売りは、内閣府に創設された国家戦略局と行政刷新会議です。前者は予算の組み替え、後者は無駄の排除が目的で、ともに医療政策に大きく影響します。 ついで、民主党の医療マニ
月26日27日http://www.m3.com/iryoIshin/article/100221/)。一部からは、十分
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