昨年のIDSAはフィラデルフィアで開催され、編集長、編集部、そして新潟の齋藤先生のチームとともにフィラデルフィアこども病院を訪問し、Offit先生とお話する機会がありました。 誰だろう?と思う方も、Offit先生、Plotokin先生の編集された「Vaccine」は予防接種について学ぶ際のバイブル的教科書はご存知の方も多いでしょう。 Offit先生は、保護者向けの本を出したり、一般メディアのインタビューに応えたりと、「伝える」努力や姿勢が保護者や医療者からの信頼につながっています。そのOffit先生が2013年に出した本をナカイ サヤカさんが翻訳をされ、地人書館から日本語で出版されました。 予防接種だけでなく、他の医療でのコミュニケ—ションについても大いに参考になります。 ナカイさんが「ぜひとも日本語にしたい本があるのだ」と時々Twitterでつぶやいていますが、出版社や著者との交渉など、