女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が5月23日、急逝した。花さんは、昨年5月にスタートした恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(フジテレビ系)の新シリーズに途中から出演。プロレスでのヒール役のイメージのまま、同番組の中でも、強気で、まっすぐで、感情的な姿を見せていた。そうした振る舞いが放送されるたびに、SNS上には彼女を批判する言葉が並んだ。 【関連写真6枚】アイドル活動をしていた中学時代の木村花さん。制服姿で、屈託のないキュートな笑顔を浮かべている
【記者:Sarah Knapton】 お絵描きをする子どもたちは間もなく、空を200年ぶりに新しい色で塗ることができる──。研究者らがこのたび鮮やかな「新しい青」を生み出し、大手クレヨンメーカーのクレヨラ(Crayola)がこれを新色として発売すると発表した。 全く新しい青色は2009年、米オレゴン州立大学(Oregon State University)の研究室のオーブンで化学物質を加熱していた際、偶然発見された。 新たな青い色素が作られたのは、1802年にフランス人化学者のルイ・ジャック・テナール(Louis Jacques Thenard)がコバルトブルーを発見して以来。 クレヨラはこの色素を、クレヨンの新色として年内に発売すると発表した。 新色を偶然発見したのは、オレゴン州立大学で材質科学を専門とするマス・サブラマニアン(Mas Subramanian)教授。学生らと共に、電子工学
検察庁法改正案について、安倍晋三首相は15日、検察人事への介入は「あり得ない」などとインターネット番組で語った。 首相は、15日夜に配信されたジャーナリストの櫻井よしこ氏のネット番組に出演した。東京高検の黒川弘務検事長の定年延長については「検察庁の人事は、トップも含めた総意で、こういう人事でいくと持ってこられ、そのままだいたい我々は承認をしている」と人事介入を否定した。 同法改正案で野党側が「三権分立と検察の中立性・独立性を損なう」との認識を示す点についても「大変な誤解だ」と語った。黒川氏が政権に近いとされる点については「多くが誤解で、そうしたイメージを作りあげられてるんだろう」と述べた。 櫻井氏から憲法改正への意気込みについて問われた首相は、自民党が2018年にまとめた「改憲4項目」に触れ、「この方向でしっかりと進んでいくことは決めている」とした。
「新型コロナウイルス」対策が迷走している。 政府は5月6日に期限を迎えた緊急事態宣言を5月いっぱい延長した。その上で本日(14日)、「特定警戒都道府県」以外の34県に対しては宣言を解除する方針を発表する見込みである。 中国、韓国は勿論、欧州や米国も感染拡大はピークアウトし、問題となっているのはアフリカ、トルコ、ロシアなどだ。なぜ、日本ではこのような議論の迷走が起きているのだろうか。 私は、議論の前提、つまり厚生労働省が発表する感染者数に問題があると考えている。ご興味がある方は、以下の拙文をお読み頂きたい(『PCR躊躇しまくった日本がこの先に抱える難題』東洋経済オンライン)。 本稿では、厚労省がなぜこのような判断をするか、その背景について考察してみたい。 ■「東大」なき「クラスター対策班」 最近の議論をリードしているのは「クラスター対策班」だ。これは厚労省の新型コロナウイルス対策本部に属する
政府は29日、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向け、来月6日に期限を迎える緊急事態宣言を延長する方向で調整に入った。 【グラフ】新型コロナウイルス 都道府県別感染者数・死者数 複数の政府関係者が明らかにした。政府内では、状況によっては対象地域を絞るべきだとの声もあるが、全都道府県の一律延長は避けられないとの意見が強まっている。 緊急事態宣言が16日に全国に拡大されてから、30日で2週間を迎える。政府は翌5月1日に専門家会議を開き、国民の行動変容や感染拡大、医療態勢整備の状況を分析。同日中にも安倍晋三首相が記者会見などに臨み、連休中の外出自粛などへの協力を改めて国民に呼び掛ける見通しだ。 学校の混乱を避けるため、1日には大型連休明けの授業再開に関する指針も公表する方針だ。 政府はその上で、1日以降の状況を見極め、3~5日に感染症専門家らでつくる基本的対処方針等諮問委員会を開催。続いて政府対
福岡県八女市黒木町にある国指定天然記念物「黒木の大藤」の花が、見頃を迎えたにもかかわらず、28日に刈り取られることになった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために人の密集を避けようと、今年は恒例の祭りも中止したが、それでも先週末は多くの人出があった。「人の命より大切なものはない」。関係者は苦渋の決断をした。ただ、住民からは「花に罪はないのにかわいそう」との声も上がる。 【写真】刈り取り作業中の「黒木の大藤」 「黒木の大藤」は樹齢600年を超す大木で、紫のカーテンのように下がる花房は長さ1メートルほどになる。大藤がある素盞嗚(すさのお)神社とその周辺には約3千平方メートルの藤棚があり、大藤を含む19本の枝から伸びた花房が、甘い香りを漂わせながら揺らめく。例年、約20日間にわたり開かれる「八女黒木大藤まつり」には各地から約20万人が訪れるという。 藤を管理する市によると、先週末から日曜にかけ
新型コロナウイルス対応で最前線に立つ全国の保健所で組織する全国保健所長会が25日、日本記者クラブを通じ、オンライン会見し、過労死ラインの月80時間を超える時間外労働、「電話がつながらない」「PCR検査が受けられない」などの不満から起こっている誹謗(ひぼう)中傷など過酷な労働状況を明かした。 保健所は電話相談、検体運搬、感染疑いのある人の経過観察、感染経路・濃厚接触者の調査などに当たるが、全国の保健所の数は行政改革で94年の847から20年には469へと半分近くまで減少。感染症を扱う保健師は人口40万人規模の東京都葛飾区で4人、大阪府枚方市で5人しかいない。「土日の半日だけ休むだけでぶっ通しで働いている」(白井千香副会長兼危機管理委員長)。マンパワーが決定的に不足している。 保健所には乳児検診、高齢者のロコモ予防などほかにもさまざまな業務があるが、ほとんどが中止、延期。PCR検査は、陽性反応
24日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)では、新型コロナウイルスの感染拡大について特集した。 この日の番組には大阪府の吉村洋文知事(44)が生出演。安倍晋三首相(65)が発令した緊急事態宣言の期限である5月6日について、宮根誠司キャスター(56)に「このゴールデンウィークが勝負どころだと思わないといけないですね?」と聞かれた吉村知事は「国を挙げて緊急事態だと言うのを、安倍総理が国家の意思として5月6日までと期限を区切ったわけです。何度も延ばしたり、ダラダラやるもんじゃないです。そんなの国民が耐えられないですよ」ときっぱり。 「僕らも辛い中、いろいろなお願いしてますけど、ちゃんと期限を区切ってやるのが大事だと思ってますし、専門家の皆さんも期限を区切って国が一致団結すれば終息できると言ってますから」とした上で「ゴールデンウィークに入っていきます。ここを最後の頑
沖縄県内で初めて新型コロナウイルスの感染者集団「クラスター」が確認された。米軍用地の地主らでつくる沖縄市軍用地等地主会が今月7日に同市の市軍用地主会館で開いた役員会会議で、感染者から複数に広がったものとみられる。会議に参加し感染が確認された70代男性は本紙取材に「せきをするたびに、これまでに体験したことがないくらいの激痛が体の節々に走る」と厳しい病状を語った。 県や、会議に参加した別の60代男性によると、クラスターが形成された会議には約30人が参加し、午後5時半から7時ごろまで開かれた。飲食は伴わなかった。会議室は約40人が入る程度の広さ。長めのテーブルがロの字に並べられ、一つのテーブルに2、3人が着いていたという。男性は「会合が始まったころから雨が降り出したので、窓は閉めていた。しばらくして晴れ間が見えると、窓は開けていたと思う。閉めている間はクーラーを送風にしていた」と話す。マスクを着
埼玉県の大野元裕知事は9日、新型コロナウイルスの陽性患者の入院先として確保したとしていた一般病床約150床のうち、およそ3分の2は、実際に患者が入院できる態勢ではなかったことを明らかにした。実際は47床しか利用ができなかったという。県は新たな移送先の確保を急ぐが、陽性患者が急増する中、準備不足が露呈した格好となった。県庁で記者団の取材に答えた。 大野知事は、一般病床の多くを確保できなかった理由について「一番大きいのは人。単に看護師や医師がいればよいわけではなく、感染予防の研修が必要になっている」と述べ、受け入れる医療機関の医療スタッフの態勢が整っていなかったと説明した。ただ、態勢が整っていない医療機関に対し、改めて利用できるよう協力を求める考えも示した。 病床確保をめぐっては、県は3月、新型コロナウイルスの感染者の急増に備え、呼吸器科などを設ける県内約120の病院に対し、受け入れができるか
新型コロナウイルスの感染の広がりを受け、7日にも緊急事態宣言が出されるとの情報が流れ、ツイッターでは「東京脱出」というハッシュタグ(検索ワード)が拡散されている。だが、ウイルスを地方に運び、そこで広げてしまえば、新たなクラスター(感染者集団)を生んでしまうおそれも否定できない。専門家は注意を呼びかけている。 【写真】ツイッターに投稿された押谷教授のメッセージ 感染者が多く報告されている首都圏から地元へ帰省し、家族らに感染が広がる――。そう考えられる事例が、複数報告されている。 静岡市では3月末、家族4人の感染が確認された。東京都に住む10代の女子学生が同18日から帰省。女子学生は24日に東京へ戻った後、4月1日に感染が確認された。母親の40代看護師が勤務する市立静岡病院では、濃厚接触者とされた患者や同僚らがPCR検査の対象となった。 佐賀県では3月末に東京都から帰省した30代の女性が、祖母
「イッキ、イッキ!」ファンに洗剤飲ませ爆笑...アイドル動画に批判殺到 メーカーも危険訴え「絶対やめて」
フィリピンのマニラ国際空港で29日午後8時(日本時間同9時)ごろ、小型チャーター機が離陸直前に炎上した。小型機は医療救助の必要な患者1人を乗せており、羽田空港に向かう予定だった。乗客と乗員の計8人が全員死亡した。 空港当局によると、小型機はフィリピンの会社が運航。炎上した原因は調査中としている。 機内にはカナダ人と米国人の乗客2人、パイロットや医師・看護師ら6人のフィリピン人の計8人が乗っていた。このうちカナダ人の乗客が医療救助を必要としていたため、羽田に向かうところだった。米国人はカナダ人の付き添いだったという。 フィリピンでは3月に入って新型コロナウイルスの感染者が急増。空港当局の記者会見で、記者らがカナダ人の乗客は新型ウイルスの患者かと質問したが、担当者は「不明だ」とした。(ハノイ=宋光祐)
大分市の国立病院機構大分医療センターで発生した新型コロナウイルスの集団感染について、センターを調査している厚生労働省のクラスター対策班が感染拡大の原因の一つに、カルテなどを介した「接触感染」を挙げていることが26日、県への取材で分かった。今後、対策班と感染経路の特定を進める。 【画像】「侍マスク」口コミで広がり…静かな反響 接触感染は、厚労省が「飛沫(ひまつ)感染」とともに挙げる主な感染方法の一つ。くしゃみやせきにより手に付いたウイルスが物に付着し、その物を触ることで感染する危険性がある。 県と対策班は、センター絡みの感染者24人のうち医師や看護師、患者ら16人が同じ病棟に集中していると特定。カルテや医学的知見に基づき、院内感染の発生時期を今月1日以降と認定した。ただセンターは、医師や看護師に診察時などのマスク着用を義務付けるなど「飛沫感染への対策は取っていた」(県)。 そこで浮上するのが
自民党が検討している新型コロナウイルスの感染拡大に伴う農業分野の経済対策の骨格が24日、判明した。和牛などの需要を喚起するため、購入を促す商品券を発行。肉用牛肥育経営安定交付金制度(牛マルキン)の負担金免除、花きの次期作支援、人手不足解消に向けたスマート農業の推進などを盛り込む方向だ。 党農林幹部での調整を経て、農林部会が26日にも取りまとめる。その後、同党全体で対策を集約し、政府に提言する。これを見据え、安倍晋三首相は27日に予定される2020年度予算案成立後、経済対策の財源となる補正予算案の編成をただちに指示する見通しだ。 インバウンド(訪日外国人)の減少や外食の自粛で、和牛の需要は激減。牛肉など品目を限った商品券で効果的に消費を促したい考えだ。ただ、党内には他の分野でも商品券の発行を求める意見があり、調整が難航する可能性もある。 牛マルキンの負担金免除は、肉牛農家の資金繰りを支援する
俳優の東出昌大(32)が17日、都内で行われたドキュメンタリー映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」公開直前トークイベントに豊島圭介監督とともに登場した。東出は女優・唐田えりかとの不倫報道後、初の公の場。イベント後、東出は囲み取材に応じ騒動を自らの口で謝罪した。カメラの前での発言で「これ以上妻を傷つけたくない」という理由から何度も「申し上げられない」などの明言を避けるシーンがあった。 【写真】やせた? 取材に応じる東出昌大 昨年5月と並べてみると… 東出はイベント終了後に囲み取材に応じ、記者の質問に答えた。その際に「カメラの前で何かを発言することによって、これ以上妻を傷つけたくはありません。お答えできることに限りがあるかもしれません」と話した。 その後、杏との話し合い内容を聞かれると「先ほども申し上げたことと重複してしまいますが、カメラの前で私の希望や意志を伝え、それが妻がテレビ
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