警察の護衛を伴いウェストミンスター治安判事裁判所に到着するウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ。ここで彼に身柄引き渡し令が要求された(Rob Pinney/LNP/REX/Shutterstock) 2010年、米国防総省のネットワークに侵入し、大量の機密文書を世に公表し、「報道の自由」を謳う時代の寵児となったウィキリークス創設者・ジュリアン・アサンジ。先日、4月11日付けで在英エクアドル大使館に身を寄せていたアサンジが逮捕された。今一度、性的暴行捜査から共謀罪まで、ウィキリークスの創設者の容疑の内訳を解説する。 先日4月11日、エクアドル政府はジュリアン・アサンジの政治的亡命を撤回し、このウィキリークス創設者のイギリスでの逮捕と、アメリカへの身柄引き渡しへの道を開いた。アサンジは2012年6月以来、ロンドンのエクアドル大使館に住んでいた。エクアドルのレニン・モレノ大統領はTwitt