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ブックマーク / www.ajup-net.com (1)

  • 54植村

    知の私有化 マサチューセッツ工科大学(MIT)が「オープンコースウェア(OCW)」プロジェクトを発表してから、1年余り。今秋に予定される一般公開を前に、関係者の論文が発表されるなど、その概要が次第に明らかになってきた。今後10年間でMITの講義に使われているほとんどの教材をウェブで無料公開するというこのプロジェクトは、発表翌日、ニューヨーク・タイムズ紙の一面報道も加わり、ネットを通して世界中の大学に衝撃を与えた。 OCWというプロジェクトはそのウェブサイト(注1)によれば、「知の私有化(privatization)」であるという。ここでプライベタイゼーションという単語は、明らかにパブリケーションに対峙した用語として使われている。 もともと「学術の著作物が著作権で保護されているのは、その内容の学術性のためではない」(ベルヌ条約)。著作権法は研究成果として得られた事実を保護するのではなく、その

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