ここでは、手口および対処、被害にあわないための対策について解説します。 なお、以下に掲載するiPhoneの画面は、相談内容等をもとにIPAが再現したものであり、実際の手口の画面とは異なる場合があります。 (脚注1) 本件に関するこれまでの相談件数 2016年:1件 2017年:0件 2018年:2件 2019年:0件 2020年:227件 2021年:79件(3月末時点) 1.手口の概要 iPhoneのカレンダーに身に覚えのないイベントが入ってしまうパターンには以下の2通りがあります。 (1)アカウント追加型(悪者の仕掛けたワナにハマってしまうケース) (2)イベント・カレンダー共有型(悪者から一方的に送られるケース) (1)アカウント追加型(悪者の仕掛けたワナにハマってしまうケース)の手口(2020年8月追加内容) サイト(脚注2)に表示される画面の「照会」などをタップしてしまう(図4)