難波美智代です。 がん検診をうけない理由の第一位は『受ける時間がないから』です。 はっきり言って、がんになった際の時間のロスを考えれば、受診の時間はたいしたことはありません。 (「がん対策に関する世論調査 -内閣府」より) これは、平成25年1月に内閣府が発表した調査で、すべてのがん検診が対象で、20歳以上の男女あわせての母集団が1883人によるものです。しかしながら、これまで5年間、婦人科系疾患の予防啓発活動のなかで、子宮頸がん検診に関するヒアリングとあまりにもリンクするので、引用します。 特に、第二位の『がんであると分かると怖いから』、第四位の『健康状態に自信があり、必要性を感じないから』、第七位の『検査に伴う苦痛に不安があるから』は本当によく聞く理由です。そこで、ひとつひとつ経験上の見解を加えてみようと思います。 ◎ 第二位『がんであると分かると怖いから』 だからこそ行く必要があるは