スロヴェニアの鬼才、スラヴォイ・ジジェクは、超難解で知られるジャック・ラカンの精神分析理論を武器に、映画や社会批評などを幅広く手がける思想家として知られている。 本書は、そのジジェクがついに書いたラカンの入門書。 とは言っても、ラカンの理論を逐一解説していくような本ではない。 ジジェクは言う。 「最良のラカン読解法とは、ラカンの読書法をみずから実践すること、すなわちラカンとともに他者のテクストを読むことではなかろうか。」 ということで、ジジェクは、ラカン理論を直接解説するのではなく、これを映画や社会批評に応用することで、「なぁるほど、ラカン理論の“物の見方”はこういう感じか」ということを分からせようとする。 そしてその試みは、それなりに成功していると言っていいだろうと私は思う。 もちろん、本書で描き出されたラカン理論は、そのごく一部にすぎない。しかしそれでもなお、本書は、最上のラカン使いに
テレヴィジオン ジャック・ラカン 青土社 1992 Jacques Lacan Television 1974 [訳]藤田博史・片山文保 今宵はクリスマスだ。キリスト教がオシリスとイシスの伝説とミトラス教の教義にヒントを得て、そこに冬至伝説と「油をそそがれた者」のイコンを加え、イエスの誕生日をつくりあげたクリスマス。けれども、独学のクリスマスもあっていい。今宵はそんな気分になっている。 一九七三年のクリスマス前後、ジャック・ラカンはフランス放送協会の要望に渋々応えて、テレビでの質疑応答に出演した。いつもの通りの晦渋な受け答え。インタビュアーはジャック゠アラン・ミレール。テレビだということもあって、視聴者を意識して質問を絞りこんでいる。本書はそのテクストの再現だ。ルビの多い翻訳もなかなか工夫されている。 ぼくはかねてからラカンの紹介にあたっては、いったい何をどのように料理しようかと何度となく
『進撃の巨人』の特集記事が、11月15日に発売された雑誌『BRUTUS』に掲載されている。 約100ページにもおよぶ同特集では、11月28日から東京・上野の森美術館で開催される展覧会『進撃の巨人展』に迫る記事を掲載。等身大スケールで立体造形化された「超大型巨人」の制作風景や、原画などが公開されている。また、これまでに刊行されたコミックスを精神分析医の斎藤環が1巻ずつ読み解いていく考察や、斎藤がインタビュアーを務めた原作者・諫山創の約1万2千字のインタビューも掲載されている。 さらに「マンガ構造」「美術」「生物」「キャラクター」「政治」「建築と土木」「壁論」「巨人論」などをキーワードに、各分野で活躍する寄稿者たちが様々な角度から『進撃の巨人』の世界にスポットをあてる考察記事や、軍事評論家が「もし巨人が東京に現れたら」を解説する記事、『進撃の巨人』にインスピレーションを受けたアーティストやデザ
release date : 2023.09.27 ストリーミング LISTEN 初回限定盤 SHOP NOW 通常盤 SHOP NOW TRACK LISTING 01. Ub(You bet on it) WATCH LISTEN 02. 雀の子 WATCH LISTEN 03. それは永遠 04. Ready to get started? 05. 実はもう熟れ 06. アマテラス 07. 停電の夜 WATCH 08. Goodbye, Annie 09. The Long Bright Dark 10. Ophelia 11. SEX produced by 高野勲 recorded & mixed by 宮島哲博 DVD「STUDIO LIVE 2023」(初回限定盤付録) TRACK LISTING 01. SPF 02. Ready to get Started? 03. G
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ショウテンガイハナゼホロビルノカ 2012年5月17日発売 定価:814円(税込み) ISBN 978-4-334-03685-0 光文社新書 判型:新書判ソフト 商店街はなぜ滅びるのか社会・政治・経済史から探る再生の道新雅史/著 商店街はまったく伝統的な存在ではない。現存する多くの商店街は二〇世紀になって人為的に創られたものだからである。(本文より) ――極めて近代的な存在である商店街は、どういう理由で発明され、そして、繁栄し、衰退したのか? よく言われるように、郊外型ショッピングモールの乱立だけが、商店街衰退の原因なのか? さらに、地域コミュニティの要となる商店街の再生には、どういう政策が必要なのか? 膨大な資料をもとに解き明かす、気鋭の社会学者による画期的な論考! 上野千鶴子氏推薦!! 目次 序 章 商店街の可能性 第1章 「両翼の安定」と商店街 第2章 商店街の胎動期(一九二〇~一
健常者と比べて高齢者の排尿の特徴は、1日の総尿量は減り、総尿回数が増え、1回あたりの尿量が減少していく傾向があります。また、昼にくらべて夜の尿量が増えるのも高齢者にみられる一般的な傾向です。
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