2018年6月末に全国公開された映画『少女邂逅』。数ヶ月が経過した現在も注目を集め、国内外問わず上映されているこの作品は、主演に「ミス iD2016 グランプリ」の保紫(ほし)萌香さんとモデルのモトーラ世理奈さんを迎えたことや、クラウドファンディングで資金を集めたことも話題となりました。 しかしながら、この作品が多くの方に愛されている最大の要因は、観客に寄り添う姿勢と、監督・脚本・演出を手掛けた枝優花さんの美しい映像によるものでしょう。14歳の頃の経験をもとに、24歳の枝監督が紡いだ今作。大学へと進学し、映画の道を志した枝監督に、映画と進路についてのお話を伺いました。 2016年 東洋大学社会学部メディアコミュニケーション学科卒業 映画監督、写真家 2013年、第26回早稲田映画まつりで上映された『さよならスピカ』が松居大悟監督から絶賛、審査員特別賞を受賞。翌年の 第27回早稲田映画まつり