「民主党の新人が当選しても何の役にも立たない」。愛知県豊橋市の佐原光一市長は3日の記者会見で、衆院選について問われ、民主党批判を展開した。同市を選挙区に持つ愛知15区から立候補を予定している民主党新顔の森本和義氏を牽制(けんせい)する一方、自民党前職の山本明彦氏への肩入れを公言した。 佐原市長は国土交通省出身。山本氏の働きかけを受けたのがきっかけで昨年11月の市長選に自民党推薦で立候補し、初当選した。7月11日に同市であった山本氏の事務所開きであいさつするなど山本氏の支援を打ち出している。 この日の会見で、佐原市長は「国とのパイプがあり、東京で起きている情報を的確に収集できる政治家を応援したい」と山本氏支持を強調する一方、個人的な意見と前置きしてから、「色々な場面でどう行動できるのか知っている人がいい。国とのパイプの弱い民主党の新人議員は何の役にも立たない」と批判。さらに、「(民主党が