イード・アル・アドハー(犠牲祭)とは バングラデシュから日本に一時退避中の一般企業駐在員家族の私ですが、主人の勤務日はバングラデシュカレンダーに合わせて決められているため、日本にいてもバングラデシュの暦を意識して過ごしています。 昨日から、バングラデシュの年に2回の大きなイベント、イード・アル・アドハー(犠牲祭)が始まりました。(私たちの休暇も昨日から始まりました。お盆はお仕事) イスラム教の大事な祝日のひとつで、アラビア語でイード・アル・アドハーと呼びます。イスラム教徒は、毎年この時期に羊やヤギ、牛などを解体します。これは、預言者であるイブラヒムが、神に息子を捧げなければならなかったのを赦され、代わりに子羊が捧げたという故事が由来となったそうです。解体した肉は、そのあと料理され、みんなで食べたり、近所の人や貧しい人に配ったりします。 *1 イード前になると、たくさんの牛や羊が連れてこられ